コロナ禍の食生活に求められているのは、栄養バランスや手軽さ
少し前まで、ヴィーガン食といえば健康意識の高い方が好んでいたイメージですが、コロナ禍によるテレワークの定着化でコロナ太りをきっかけにはじめる方が急増。日常の食事で植物由来の食品を選ぶ人が増えているんだとか。とはいえ、食生活をいきなり100%ヴィーガン食にすることは難しいので、気軽においしく「時々ヴィーガン」を楽しんでいます。
注目はレモンが主役の新感覚カレー「ヴィーガン食のミールキット〝Purple Carrot〟」
▲Purple Carrot「米澤流レモンカレー」2人前 ¥1,609(現在は販売終了)
最近のヒットは、サスティナブル・グリルレストラン〝The Burn〟の米澤シェフ監修によるコラボ新メニュー。お肉のカレーとは全く違う、新しいジャンルの特製レモンカレーなんです。普段、子ども用の甘口カレーしか食べていないので、スパイスがたっぷりと詰まったカレーがヴィーガンで楽しめるなんて!感激。
使いきれるだけの食材が届くから、フードロスもなく環境にも優しい!
1回で使いきれる食材が届くから、フードロスもゼロ。ご飯を炊くだけでOKという、神のような存在です。
作り方も簡単!
刻んだ食材とレトルトのルゥをフライパンで温めれば出来上がり。ものの10分。ご飯が炊き上がるのを待ってしまうほど(笑)。慌ただしいワーママにうれしいお手軽さでしょう? それなのに、味はプロらなではの複雑で深い味わいなんだから、毎回完売してしまうのもうなずけます。
濃厚だけど、レモンの苦味と酸味が効いていて爽やか。ひよこ豆がたっぷり入っているので、ヴィーガンでもしっかりとお腹いっぱいになる大満足でした。
主人は少しあまったルゥを翌朝、パンにはさんでサンドイッチにしていました。どんだけ好きな味だったのか。
ヴィーガン食は制限が多くて大変と思いがちですが、こういったミールキットを上手に利用すれば実は手軽に楽しむことができる時代。身体と心を整えられる新しい食の選択肢として、昨日はお肉を食べ過ぎてしまったから、今日の夜はヴィーガンメニューを。そんな感覚で「時々」ヴィーガン生活を無理なく続けていきたいと思っています。
エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題