このコロナ禍のおうち時間、唯一の楽しみは?
まだまだ厳戒態勢が続く台湾。一度に集まる人数を規制し、学校を休校にするなど、極めて厳しい社会制限を実施し続けていますが、まだ感染者数の減少には至ってはおりません。
昨年一年間、2021年の夏休みに日本に一時帰国することを楽しみに頑張って来ましたが、残念ながら今の状況ではそれも叶いそうにありません。段々と自由の利かない生活に疲れを感じ、ホームシックになってしまいました。
それでどうしても… 日本食が食べたい! 台湾風日式料理ではなく、本物の日本の味!
今、台湾では外帯(テイクアウト)がお得!
現在台湾ではレストランやフードコートの内食は禁止の為、外帯(テイクアウト)か外送(デリバリー)のみの営業となっており、各飲食店もお客さんを確保するために様々なキャンペーンを打ち出しており、歓迎外帯(お持ち帰り歓迎)という表示を良く目にします。
外送(デリバリー)だとUberEatsやフードパンダなどのシステム使用料がかかるため、店舗での外帯(テイクアウト)に大きな割引キャンペーンが行われている場合が多いです。ほとんどの店舗で10%オフ〜50%オフ、もしくはおまけ付きなど、嬉しいうれしい割引中。
それが私の今の密かな楽しみとなっていて、今回はロイヤルホストで日本式お弁当のテイクアウトを頼んでみました。店舗での待ち時間や密を避けるため、まずはネットで注文し指定された時間に取りに行きます。
(外出時にマスクをつけていないと3,000元(約1万2000円)〜15,000元(約6万円)の罰金が科せられるので、しっかりとマスク着用をして、久しぶりに外へお出かけ)
なんとロイヤルホストでは指定のお弁当が50%引きになっています! 通常360元(約1440円)のお弁当が180元(約720円)だった〜!
やはり、店内はお客さんがいないため寂しい様子でしたが、今は仕方ない…。
台湾では有名な火鍋やスープなどの汁物・麺類まで、どの飲食店でも持ち帰りが可能なので、毎日テイクアウトの食事でも飽きる事はありません。
▲こんなラーメンもテイクアウトで楽しめます
今まで行った事のなかったお店や高級店までもがお得に外帯(テイクアウト)サービスを開始しているため、この時期だからこそ、お家時間でお店の味を楽しめるのはとても有難いですね。
日本から台湾へ、ワクチンのお話
最近台湾で心温まる話題と言えば、6月4日に124万回分の日本製造のアストラゼネカ社製ワクチンが日本政府から台湾へ無償提供されました。
急な感染拡大を受けてワクチン確保が遅れていた台湾では、この日本からの助け舟に、現在「日本ありがとう!」感謝の気持ちが溢れています。台北101が感謝のライトアップをされたり、日本台湾交流協会では市民からたくさんの花束が贈られたり。
そんな中、レストランや店舗でも、日本人客に対し「ワクチンありがとう! 日本人のお客様には○割引/おまけで〇〇をプレゼント!」というような日本への感謝をあらわしたキャンペーンをしてくれているお店もちらほら目にします。
日本人として嬉しく思う気持ちと、困ったときに助け合える日台の関係に心が熱くなりました。
日台加油!
ライター
神谷知佳
台湾で2児(ともに男児)の子育て真っ最中。国際線CA→大手スポーツメーカーの人事を経て台湾移住。現在はフリーランス人事として仕事と育児のバランスを模索中。
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