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2021.06.05

台湾のパン教室は、人気の香葱麵包や肉鬆麵包やあのパイナップルケーキも作れる!

台湾で2人の男の子の子育て真っ最中の神谷知佳が台湾の育児事情などについてお届けします。

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台湾に移住して初めて、現地のパン教室に参加

私は朝ご飯は絶対パン派! というほど、三食パンでも全く問題ないくらいパンが大好きなのですが、作るのはほぼ初心者。

まだ台湾でお気に入りのパン屋さんを見つけられていないし、ホームベーカリーの購入を検討していたので、(まだ台湾が新型コロナウィルスを上手くコントロール出来ていた数か月前の事ですが)台湾に移住して初めて現地のパン教室に参加してみました。

今回参加したのは、台湾で数多くの書籍を出版し、FacebookやYoutubeでも多くのファンを持つ呂昇達先生のパン教室で日本の天然酵母「白神こだま酵母」を使用したレッスンでした。

メニューは生食パン、クロワッサン&塩パン!

うんうん、パンは万国共通よね! 台湾と日本で違いはないでしょう。

早速レッスン開始です。

最初に参加者全員で先生のデモンストレーションを見て、注意点の説明を受けます。生地は機械で練ったものを生徒に分割してくれるので、その生地を使って成形し二次発酵を行います。

その間も先生は各テーブルを見回ってくれ、間違いがあれば適宜先生がアドバイスをしてくれるため失敗の心配はありませんでした。

初めての味、「香葱麵包(葱パン)」と「肉鬆麵包(ローソンパン)」!!

焼き上がりを待っている頃、先生が台湾のパン屋さんでよく見かける不思議パンを作り始めました。ちなみに、中国語でパンは麵包(ミエンパオ)と言います。

▲一番左/肉鬆麵包(ローソンパン)、一番下/香葱麵包(葱パン)

この2つは台湾ではどのパン屋さんにも置いてある超定番のメニューなのですが、私は実は今まで食べたことがなかったのです。

葱パンはイメージの通り、パンと葱の間にマヨネーズやチーズを挟んで、葱をたっぷりのせて、香ばしく焼き上げたパン! 肉鬆パンの肉鬆とは豚肉のこと。水分を飛ばしながら、豚肉をじっくり煮てほぐし炒めて作られた台湾式のふりかけで肉デンブのこと。伝統的な台湾料理によく使用されています。

葱パンのお味は意外や意外、パン生地と葱が合う! 少し油っぽいですが、アリです。肉鬆パンのお味はほんのり甘く、ほんのりしょっぱい風味。この肉鬆が私はちょっと苦手。私にはびっくりなコンビネーションのパンでしたが、食文化は奥深いですね〜

レッスンは全て中国語で行われますが、白神こだま酵母を使用したレッスンには太田さんという日本人スタッフの方がいらっしゃるので、通訳をしてくださいます。中国語が出来ない方でも問題ありません

台湾で体験型の旅を楽しんでみるのもオススメ

今は渡航ができない日々ですが、今回ご紹介した香葱麵包と肉鬆麵包で台湾人の食文化を感じてみるのも面白いですし、呂昇達先生は他にも台湾土産で有名なパイナップルケーキや月餅のレッスンも開催されているので、台湾リピーターの方は今までと一味違う「自分で作るパイナップルケーキ&月餅」体験など、ちょっと変わった体験型台湾旅行もおすすめです。早く今までのように自由に海外旅行ができる日が来ますように。

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ライター

神谷知佳

台湾で2児(ともに男児)の子育て真っ最中。国際線CA→大手スポーツメーカーの人事を経て台湾移住。現在はフリーランス人事として仕事と育児のバランスを模索中。

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