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LIFESTYLE 雑学

2021.08.06

〝未練がましい人〟に見られる特徴は!? 未練を断ち切る方法もご紹介

「未練」とは諦め切れないことを指す言葉です。決して悪い状態を指す言葉ではありませんが、「未練がましい」などのようにネガティブなニュアンスで使うことがあります。どうすれば諦め切ることができるのか、また、諦め切れないことは悪いことではないのかについて見ていきましょう。

「未練」とは諦め切れないこと

「未練」とは、諦めなくてはいけないのに諦め切れない気持ちのこと、また、諦め切れない気持ちを引きずることを指す言葉です。例えば恋人と話し合って別れることを決めたはずなのに、いつまでも「別れないでいたい」「やり直したい」と思い続けることは「未練がある」と考えられるでしょう。反対に、別れた恋人に対して「やり直したい」と思う気持ちが一切ないのであれば、「未練がない」ということができます。

未練

■未練がましい、未練タラタラのように使う 

未練という名詞は、「未練がある」「未練がない」のように使うことができます。そのほかにも、「未練がましい」や「未練タラタラ」という一続きの言葉としても使えるでしょう。

なお、「未練がましい」や「未練タラタラ」は、すでに終わったことに対していつまでも気持ちが残っているという意味で使われます。いつも過去の終わったことを考えていたり、「あのとき違う風にすれば良かった」と後悔するような発言ばかりするときなどに、「未練がましい」や「未練タラタラ」と表現することができるでしょう。

未練は、それ自体決して悪い状態を指す言葉ではありませんが、「未練がましい」や「未練タラタラ」のようにあまり良くないニュアンスを持った言葉として使われることが多いです。ほかにも、「未練たっぷり」などの表現も、どちらかといえばネガティブなニュアンスで使われます。

未練がましい人に見られる3つの特徴

すべての人がどんな状況においてもすっぱりと気持ちを切り替えられるわけではありません。例えば何年もの時間をかけて付き合った恋人と別れるとき、頭では「もう一緒にいることはできない」と分かってはいても、「もしまだ付き合えるならば……」という気持ちを感じるのは自然なことだといえるでしょう。

未練

しかし、気持ちを切り替えられない人のすべてが「未練がましい」わけではありません。どのような状態が「未練がましい」といえるのか、具体的な3つの特徴について見ていきましょう。

1. 終わったことをいつまでも言い続ける

終わったことについていつまでも思い続けるのは自由です。普段はそこまで思っているわけではなくても、ふとした瞬間に「以前に戻りたいな」と思うのも自然なことだといえるでしょう。

しかし、終わったことに対して「以前に戻りたい」「まだ彼が好き」などといつまでも声に出して言うならば、周囲も「あの人は未練がましい」と思うようになります。

2. 昔につながるものを残そうとする

声に出して「以前に戻りたい」とは言わなくても、何かと昔につながるものを残そうとするのであれば、周囲に「未練がましい」印象を与えかねません。

例えば、付き合っているときに彼氏にもらったリングをいつまでも付けているならば、そのリングを元彼からのプレゼントだということを知っている人から見れば、「未練がましい」行為と受け取られてしまうでしょう。

3. 次に踏み出そうとしない

言葉では「もう未練はない」と言っていても、次に踏み出す様子が見られないときは、周囲からは「未練がましい」と受け取られかねません。

例えば、大好きだった恋人と別れて、「もう恋人とかいらないから!」と言っているような人は、周囲から見れば、まだ元恋人とのことが吹っ切れていない状態です。本当に未練がないのであれば、新しい恋に向かって踏み出すことができるでしょう。

未練を断ち切る7つの方法

未練は決して悪いことではありませんが、いつまでも過去を引きずることになり、次に進めなくなってしまう点が問題です。また、いつまでも過去にとらわれることから、仕事や人間関係に支障を及ぼしかねません。未練を断ち切るための方法は次の7つです。

未練

1. つらい気持ちを打ち明ける
2. 悲しむ期間の期限を決める
3. 次につながるアクションを起こす
4. なぜ過去にこだわるのか自己分析する
5. より良い未来を想像してみる
6. 用事を増やして忙しく過ごす
7. 相手は未練を持っていないことを理解する

これらを実践し、過去を切り離してすっきりとした気分で前に向かって歩き始めましょう。

1. つらい気持ちを打ち明ける

長い時間が経てば、いつかは未練に思う気持ちも薄れていくでしょう。

しかし、未練に思う気持ちを抱えているときは、何度も繰り返して「もしあのとき〇〇していたら」「もし別れずに済んだのなら」と起こるはずのない「もし」について自問自答し、より一層つらい気持ちが高まってしまいます。一度、友人などにつらい気持ちを打ち明け、自問自答を繰り返すループから抜け出しましょう。

2. 悲しむ期間の期限を決める

過去について悲しむ期間に期限を決めることも、未練を断ち切るための方法です。「いつか悲しみはなくなるはずだから」と思っていても、その「いつか」がいつ訪れるのかわかりません。場合によっては永遠に訪れない可能性もあるでしょう。

自分で「今週は思いっきり失恋を悲しむ。来週の月曜日からは忘れる」と期限を決めてしまえば、気持ちにも区切りがつき、未練を断ち切りやすくなります。

3. 次につながるアクションを起こす

失恋したばかりのときは、「もう恋愛なんてこりごり」と思ってしまうでしょう。それはそれで仕方のないことですが、恋愛していないうちは、過去の恋愛についていつまでも考えてしまいます。

次につながるアクション、例えば合コンに出かけたり、気になっていた人との関係を縮めたりすることで、過去の思いを断ち切って未来に向かって歩きやすくなるでしょう。

4. なぜ過去にこだわるのか自己分析する

未練があるのは、自分でも気づいていない何かの原因があるのかもしれません。なぜそこまで過去にこだわるのか、一度、じっくりと自己分析をしてみてはいかがでしょうか。

例えば失恋したことにこだわっている理由が、恋人のことが本当に好きだったからなのか、恋人がいる自分が好きだったのか考えてみてください。後者の場合であれば、新しい恋によって未練はすっぱりと断ち切れるでしょう。

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