すぐに怒る
優しい人とは正反対の怒りっぽい人も、構ってちゃんに狙われることが多いです。すぐに怒る人は敬遠されそうですが、構ってちゃんにとっては「怒り」も反応の一つです。相手のリアクションを重視しているため、無視されるよりも怒られるほうがいいと考える人は少なくありません。「怒られる=相手をしてもらえる」と認識しており、わざと怒らせるような言動をすることの多々あります。
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「構ってちゃん」と接するときのポイント
構ってちゃんと接する必要があるときは、 主に「関わりすぎないように距離を保つこと」「簡潔に褒めること」を意識するのが有効です。構ってアピールに対してうかつに相手をすると執着される可能性が高くなります。
常に気遣わなければいけない状況に追い込まれれば、次第に心が疲弊してしまうでしょう。構ってちゃんとうまく付き合うために知っておきたいポイントについて詳しく解説します。
関わりすぎないように距離を保つ
構ってちゃんと接する際は、なるべく関わりすぎないことが大切です。一定の距離を保つことを意識し、テリトリーに踏み込みすぎないようにしましょう。少しでも優しさを見せると振り回される確率が高くなります。二人で遊びに出かけたり、相談に乗ってあげたりと、安易に反応するのは控えるのが無難。必要なときだけ関わるように徹底すれば、「相手をしてくれない人」と認識されてターゲットにされにくくなります。
簡潔に褒める
構ってちゃんを褒めるような場面では簡潔さを意識しましょう。「〇〇ができるのはすごいね」のように、事実だけを具体的に褒めるのがコツです。というのも、構ってちゃんは共感されることに喜びを感じる傾向があります。「大変だったんだね」のように感情をくすぐるような褒め言葉を使うと、「理解してくれている」と思われて標的にされやすくなります。なお、構ってちゃんは認められたいという欲求が強く、褒められるためのアピールが激しくなりがちです。上手に受け流すためには、適度に褒めて満足感を満たしてあげるのが効果的です。
【100人に聞いた】その他にもこんな意見が…
上で説明したもの以外にも、アンケートではこんな意見も集まりました。
・あまり真剣に相手をせず、興味半分で接する(40代・千葉県)
・「すごいですね~」と言って、とにかく聞き役に徹する(30代・愛媛県)
・自分のペースを乱されないように意識すること(30代・東京都)
・文句が出る前に丁寧に対応する(40代・大阪府)
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「構ってちゃん」を治す方法2つ
もし構ってちゃんを治したいのなら、有効な方法が2つあります。1つ目は「自分を認めて好きになること」、2つ目は「自分以外の人に興味を持つこと」です。構ってちゃんの特徴や対処法がわかっているからといって、自分が構ってちゃんにならないとは限りません。構ってアピールで周りに迷惑をかけるような人にならないように、構ってちゃんの治し方を覚えておきましょう。
自分を認めて好きになる
構ってちゃんを治したいなら、ありのままの自分を認め、自分自身を好きになることが大切です。自己肯定感が低く自分を受け止められない人は、他人に受け止めてもらおうとして構ってちゃんになりがちです。自分の価値をきちんと理解していれば、他人の言動に存在価値を求める必要がなくなります。自分の良いところ・嫌なところの両方を認めて好きになれるように、自分に向き合うことから始めてみましょう。
自分以外の人に興味を持つ
構ってちゃんの克服には、自分以外の人に興味を持ってみることも効果的です。相手に興味を持ってもらうことだけを考えていると、つい構ってちゃんな言動をしてしまい、周囲から敬遠されやすくなります。自分が構ってほしいと思っているときは、相手も「自分のことを知ってほしい」と考えているものです。まずは相手に興味を持って接するようにすると、相手にも関心を持ってもらうことができ、構ってアピールをしなくても反応してもらえるようになります。
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「構ってちゃん」の特徴を知って上手に付き合おう!
構ってちゃんとは、「相手をしてもらいたい」という欲求が強くなるあまり、気を引くような言動をする人のことです。自己肯定感が低く、体調不良アピールや大げさな話などで注目を集めようとする傾向があります。安易に優しくすると執着される可能性があるため、程よい距離感で接することが大切です。構ってちゃんにありがちな特徴をきちんと理解し、適切な距離を保って上手に付き合いましょう。