Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 100人アンケート

2023.10.14

「すぐ怒る人」の理由とは?怒りのメリット・デメリットとコントロール方法

「すぐ怒る人」を、苦手と感じる人は多いでしょう。しかし人間には自然に感情が備わっており、怒りを感じるのは当たり前のこと。問題は、感じた怒りをそのまま周りの人にぶつけてしまうことです。怒りっぽい人のなかには、自分の性格を直したいと悩んでいる人もいることでしょう。 ここでは、なぜ人は怒りを感じるのか、その理由とすぐ怒ることで生じるメリットとデメリットなどをご紹介します。自分の性格を直したいという人は、その克服方法も紹介しているのでご参考にしてください。

Tags:

人はなぜ「怒り」を感じるの?

はじめに人はなぜ怒りを感じるのか、その理由を探りましょう。

すぐ怒る人

■本来人間が持っている防衛感情

怒りは、本来人間が持っている防衛反応のひとつ。これは動物も同じで、自分を守るために怒りを感じるのです。たとえば、普段大人しい動物も、ほかの動物から襲われ命の危険がある場合は怒りをあらわに戦います。人間も生存を脅かされると怒りを感じるのです。

■自分の大切なものを守るため

人間が怒りを感じるのは、自分の身だけでなく家族や大切なものを守るためです。人間の場合、動物のように「生きるか死ぬか」という究極のときだけでなく、たとえば自分の権利や立場、プライドなどを傷つけられたときも怒りを感じます。

それは自分にとって、とても大切なものだからです。守りたいと感じる対象は、人によって異なります。わかりやすいのは、親が子どもを守りたいという感情でしょう。子どもが襲われそうになったり、危険な状況になったりしたときに、人は怒りを感じるものです。

人間の感情は複雑なため、怒りが生じるきっかけやその対象はさまざま。だからこそ、やっかいな感情といえるのかもしれません。

【質問】あなたの周りに「すぐ怒る人」はいますか?

あなたの周囲にすぐ怒る人はいるでしょうか。女性100人にリサーチしました。

【質問】あなたの周りに「すぐ怒る人」はいますか?

・いる…50%
・いない…50%

※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。

今回のアンケートでは「いる」と「いない」が半分に分かれました。「はい」と答えた人は、どんなときに「この人はすぐ怒る人だ」と感じたのでしょうか。また、自分自身の性格にそう感じる人もいるようです。体験談をご紹介します。

身近な「すぐ怒る人」のエピソード

・自分の思い通りならないとすぐ怒る人が職場にいます。 自分が正しいと思っていて、ミスしても私はちゃんとやったのにと逆ギレする人 (30代・山梨県)
・自分の立場が悪くなりそうな時に先に怒りを向けて、話を反らす (40代・滋賀県)
・何に怒っているのかもわからないほどの些細なことで頻繁に怒っていて、話が出来ない (30代・神奈川県)
・自分がそう。完璧主義なため、子供の声や子供が散らかすのに耐えられず、ヒステリー起こす (30代・東京都)

「すぐ怒る人」が怒る理由とは?

それでは、すぐ怒る人はなぜ怒るのでしょうか。いくつかその理由をご紹介します。

すぐ怒る人

自分はいつも正しいと信じているから

自分がいつも正しいと信じている人は、「自分が間違っているかも」とは思いません。そのため、いつも相手が間違っていることになり、怒りを感じてしまいます。大切なはずの「正しい」自分のやり方や考え方が通らず、思い通りに物事が進まないと怒るのです。

仕事や日常生活において、そもそも自分の思い通りになることはそう多くないため、怒る理由に囲まれているといってもよいでしょう。

神経質で細かいことが気になるから

神経質で、他人の細かいことが気になる人もすぐ怒ります。神経質な人は周りをよく見ており、普通の人であれば気づかないような細かいことまで気づきイライラしてしまうのです。

たとえば、ファイリングがきちんと順番通りになっていない、スリッパが左右揃っていない、洋服が思った通りに畳まれていない、といった他人がやった細かなことにイライラして怒り出します。

おおらかな人は「ちょっと違うな」と思ったときは自分で直しますが、神経質な人の中にはわざわざ間違った犯人を見つけ、怒りを相手にぶつける人もいます。そうでなくても、ひとりでイライラして怒りっぽくなっている人は少なくないでしょう。

1 2 3

Read Moreおすすめの関連記事

スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!