気分が乗らない
なんとなく気分が乗らず、仕事が嫌だと感じてしまう日もあります。多くの人が、休日の夕方から夜にかけて、連休明けなどに、仕事が憂鬱になる経験をしていることでしょう。解放的な気持ちで過ごしていた休みの終わりが近づくと、一気に現実に引き戻されてしまい、ギャップを感じるのです。
たまに気分が乗らないことがある程度であれば問題ありませんが、憂鬱さがあまりに慢性的に続くという人は注意が必要です。
「行くのが嫌だ」と感じたときの対処法
仕事に行くのが嫌だと感じてしまったときでも、行かざるを得ない状況はたくさんあります。仕事が嫌だと感じるときの、適切な対処法を知りましょう。
朝時間の過ごし方を変えてみる
朝起きた瞬間に「仕事が嫌だ」と感じたら、仕事の前に充実した気持ちになれる、以下のような活動をするのがおすすめです。
・朝日を浴びる
・テンションが上がる音楽を聴きながら準備、出勤する
・いつもより豪華な朝食をとる
・散歩しながら出勤する
・カフェでコーヒータイムを過ごす
・朝活で勉強や読書をする
・朝からジムやランニングで汗を流す
いつもと違う朝の過ごし方をすることで、気持ちをリフレッシュできます。
フレックスタイム制度や午前休を使うことができる場合には、朝から好きな活動をしてみましょう。何もせずに沈んだ気持ちで仕事に行くよりも、リフレッシュして充実な気持ちになった後の方が、前向きな気持ちで仕事に向かうことができるでしょう。
仕事の後にご褒美を用意する
仕事が嫌だと感じるときには、仕事の後にご褒美を用意してみるのもおすすめです。
・子どもと一緒においしい夕飯を食べに行く
・仕事帰りにスイーツを買う
・友達と遊びに行く
・ショッピングに行く
・映画を観に行く
仕事終わりにご褒美や楽しみな予定を入れることで、沈んだ気分が軽減されます。仕事をしっかり頑張った分だけ、思い切りリフレッシュできるでしょう。
信頼できる人に相談してみる
仕事が嫌だと感じることが続くなら、信頼できる人に相談してみるのも大切です。
相談する場合は職場の近しい人だけでなく、信頼できる家族や仲のよい友人などに話してみるのがおすすめです。仕事とはできるだけ関係のない人へ相談することで、客観的な視点からのアドバイスをもらうことができるでしょう。
親しい人に話しにくい内容の場合には、厚生労働省が提供する無料の窓口「こころの耳電話相談」もおすすめです。悩みを抱え込まず人に話してみることで、新たな気づきが得られたり、言葉にすることでストレスが発散できたりすることもあります。
働く人の「こころの耳電話相談」|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト
これはダメ! 行きたくない場合のNG行動
仕事が嫌だと感じても、してはいけない行動がいくつかあります。NG行動は避け、正しい対処をしましょう。
無断欠勤する
いくら仕事が嫌だと感じても、無断欠勤はNGです。労働者には休む権利があり、休息が必要なときに休むこと自体は、決して悪いことではありません。しかし、無断で休んでしまうことは、仕事の責任を放棄することにあたります。上司や同僚にも心配をかけてしまい、迷惑をかけることになります。
欠勤する際に連絡するのは、社会人として守るべき最低限のルールです。会社の就業規則によっては、無断欠勤は懲戒処分の対象になることもあるため、欠勤の際には一言でも連絡を入れるようにしましょう。