勢いに任せて退職する
仕事が嫌だという気持ちが大きかったとしても、衝動的に退職するのは避けましょう。
衝動的に仕事を辞めてしまうと、経済的な心配から焦りが生じることがほとんどです。今までとは別のストレスから、納得のいく転職活動ができなくなることも。転職活動がうまくいかなければ、次の仕事でもミスマッチが起こる可能性は高く、合わなくてまた辞めたくなるという悪循環に陥るケースも考えられます。
もちろん、すぐに辞めないと精神的な病気になるリスクが高いといった状態では、退職も検討すべきです。ただ、後先考えずに退職する行動は避け、まずは1カ月間などと期限を決めて、働きながら転職活動をしてみるのもよいでしょう。
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【目次】
辞めたいくらい嫌な場合は?
すでに我慢の限界を迎えており、仕事を辞めてしまいたいほど嫌だと感じている人もいるでしょう。そんなときに、まず行いたい対処法をご紹介します。
思い切って休暇を取る
仕事が嫌だという気持ちが続くなら、思い切って有給休暇を取得してみましょう。休暇を取得することは、労働者の権利です。有給休暇を申請して、仕事から離れる時間を確保しましょう。
毎日仕事や家事ばかりで、全然遊んだり休んだりしない生活というのは、精神衛生上よくありません。有給休暇を取得して、好きなことを思い切りするなど、羽をのばしてリフレッシュするのがおすすめです。
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部署移動の相談をしてみる
仕事にやりがいを見出せず、仕事が嫌だという気持ちが続くなら、部署異動の相談をするのも手段の一つです。
相談の前に、まずは仕事が嫌だと感じる原因を整理しましょう。もし今の職種・部署では解決できないと分かったら、信頼できる上司か人事部へ相談します。
相談の際には、「将来はこういう仕事をしていたいので、今から別の部署で経験をつみたい」など、不満ではなく希望の形で伝えるのがポイントです。単なる不満だと捉えられると、評価を下げられたり、意図しない伝わり方をしてしまったりすることも考えられます。
また、入社直後に責任のある大きな仕事を任せてもらえることはほとんどありません。入社してすぐに仕事がつまらないと決めつけるのは避けましょう。
会社は組織であるため、必ずしも異動希望が通るわけではありませんが、前向きな理由で誠意を伝えれば、希望が叶う可能性は十分にあるでしょう。