仕事のやる気が出ない主な原因は?
仕事のやる気が出ない原因は、どこにあるのでしょうか。具体的な改善方法を知るために、まずは考えられる原因の代表例を確認してみましょう。

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業務内容のマンネリ
職種によってですが、毎日同じ業務の繰り返しによるマンネリ化がモチベーション低下の原因の一つとなります。例えば、「刺激がなくて退屈」など、仕事自体に価値を見いだせないことは、意欲の低下につながりますよね。また、手間や時間が掛かるタスクが多い仕事もやる気を失う原因です。自分のキャパシティを超えてしまうと、何から手をつけていいのか迷いが生じて意欲が低下してしまいます。
職場環境に不満
職場環境に何かしらの不満を抱えていることが、原因になる可能性も否めません。特に給与や賞与は生活に影響するため、不満を抱えやすい原因です。多くの残業を強いられているのに「残業代が少ない」「有給休暇が取りづらい」といった待遇面も含まれます。また、それなりの成果を上げているにもかかわらず、評価してもらえないという環境もやる気を失う原因に。成果が全てで、頑張った過程は全く評価されないという環境もモチベーションが下がりやすくなります。
心身のストレスや疲れ
精神的なストレスや疲れがたまった状態も、やる気を減退させる原因の一つです。例えば、残業や休日出勤が続くと、しっかり体を休めることができずに疲れがたまり、やる気の低下につながります。職場に限らず、プライベートの環境が影響することも少なくありません。子育ての悩みや義両親との関係など、さまざまな要因が考えられます。悩みや心配事が大きくなると、仕事にも影響が出やすくなります。
仕事で取り入れる、やる気を引き出す方法
やる気がないまま仕事を続けるのはつらいものです。再び意欲が湧くようになる具体的な方法を紹介します。試せそうなことから始めてみましょう。

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ゆっくり休む
休暇を取って心身ともにゆっくり休むことで、意欲が改善されることもあります。疲労がたまっている場合は、十分な睡眠と栄養バランスの良い食事を取ると、元気を取り戻せるでしょう。
精神的ストレスが原因の場合は、仕事のことはいったん忘れて、自分の趣味など好きなことに没頭する時間を持つのが有効です。時間的に許されるのであれば、旅行に出掛けるのもおすすめ。温泉でゆっくりしたり、おいしい料理を堪能することでリフレッシュになります。
達成できる目標を立てる
達成感を得られると、仕事の意欲も増します。高い目標や時間が掛かる目標ではなく、達成しやすい目標を立てましょう。すでに目標があるのなら、目標達成までのプロセスをタスク化し、目標を細分化するのがおすすめです。
大量の仕事や、時間が掛かる仕事が多いことで意欲を失くしている場合も、タスクを細分化してみましょう。「今日はとりあえず、このタスクだけを終わらせよう」とクリアしやすい目標設定が可能になるので、達成感を得やすくなります。タスクをノートなどに書いて可視化すると、より実行に移しやすくなり、一つずつ消すことで達成を実感しやすくなるのでおすすめです。