「我が強い」とは、どんなときでも自分の意見を主張し、押し通す性格のこと。マイナスなイメージで使われるケースが多い言葉です。
Summary
- 「我が強い」とは、自分の考えや意見を強く主張し、譲らない性格のことを言う
- 我が強い人は自己主張が強く、自分が正しいと考えたり、感情を表に出すなどの傾向がある
- 周囲にいる場合は、友好的な雰囲気のままちょうどいい距離を保ち、冷静に対処しよう
「我が強い」とは
職場の人や友人の間で、「あの人は我が強いよね」という会話をすることもあるでしょう。しかし「我が強い」とは、具体的にどのような性格のことを指すのでしょうか。一見似ている「芯が強い」とはどう違うのかも合わせて、詳しい意味をチェックしてみましょう。

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「我が強い」の意味
「我が強い」とは、どんなときでも自分の意見を主張し、押し通す性格のことをいいます。強く自分の考えを主張する気の強さと負けず嫌いな性格は、高い向上心につながることもありますが、一方で感情のコントロールができない人というレッテルを貼られてしまう場合も。

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「芯が強い」との違い
「我が強い」と似た言葉に「芯が強い」がありますが、この2つの言葉はまったく違った意味を持っています。「我が強い」が世間一般的にはマイナスのイメージで使われることが多いのに対して、「芯が強い」という言葉は、好意的な意味を持ちます。
「芯が強い」は、自分自身の中にしっかりとした考えを持ち、内に秘めた主義主張にそって黙々と行動できることを指します。我が強い人が自己アピールしがちなのに対して、芯が強い人は一見大人しく、控えめなタイプもいるといえるかもしれません。
少しのことでは音を上げない根気強さと強固な意志、周囲と協調しながらも軸がぶれないというのが、芯が強い人の特徴です。

「芯が強い」とは、自分の考えや意志をしっかりと持っており、主張は内に秘めて黙々と行動できる性格のことを指します。
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【質問】あなたの周りに「我が強い」と思う人はいますか?
職場やプライベートなど、みなさんの周りに「我が強い」と思う人はいますか? 女性100人にリサーチしてみました。
・いる…47.5%
・いない…52.5%
※アンケートは30〜45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。
周囲に我が強いと思う人が「いる」と答えた人は47.5%で、決して少なくない印象です。どんな理由から、その人のことを我が強いタイプだと感じたのでしょうか。体験談もご紹介します。
「我が強い人」だと思った理由
・意見するとその場ではなんとなく承諾するけど、結局自分のやり方を通すばかりで何も変わってないのを幾度も目の当たりにした(30代・宮城県)
・周りの意見を聞かずに自分の意見を押し付ける(40代・大分県)
・人の話を聞き入れようとしない。自分が間違っていたと後からわかっても謝らないし、認めない(40代・静岡県)
・みんなが決めたことに対して、決して意見を曲げず意見を通そうとする(30代・兵庫県)
我が強い人の特徴
周囲から「我が強い」といわれる人には、どのような特徴があるのでしょうか。我が強い人によく見られる特徴を紹介します。

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感情を表に出す
「感情を表に出す」「感情的になりやすい」といった一面は、我が強い人によく見られる特徴です。
我が強い人は「常に自分が正しい」と思い込んでいるところがあり、自分の考えに反する意見に対して強く否定しがちです。自分の考えを押し通し、気持ちを抑えることなく、すぐ感情を表に出す傾向があります。

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自分の意見を押し通して折れない
自分が正しいと信じてやまない我が強い人は、たとえ自分が間違っていたとしても自分から折れないことが多いです。
我が強い人は、自分と違った意見にはなかなか耳を傾けようとしないのです。ゆえに、自分の意見が一番正しいと信じていて、相手に負けたくないと意地を張るため、決して折れようとはしません。