芯が強いとは?
「芯が強い」とは、どのような人のことを指すのでしょうか。よく比較される「頑固」との違いを押さえて、言葉の正しい意味を知っておきましょう。

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周囲に左右されない強さや意志
「芯が強い」とは、人の個性や性格を魅力的なものとして表す言葉です。また、芯が強いの「芯」は物事の中心部分を指し、人の場合では「心」を表現しています。
つまり、外見は頼りなさそうに見えても、簡単には音をあげない強さを持っているという意味です。「あの人は芯が強い」という場合、「自分の中にしっかりとした意思があり、ブレない人だ」という褒め言葉で使われています。
芯が強い人は、揺るぎない価値観を持っているため、行動に一貫性があり、周囲からの信頼も厚いのです。
頑固との違い
「芯が強い」と「頑固」とは似て非なるものです。「芯が強い」は褒め言葉ですが、「頑固」はネガティブな意味を含む場合も。どちらにも共通するのは「自分の考えをしっかりと持っていて、ブレない」という印象です。しかし、「他の意見の受け取り方」では大きな違いがあります。
「芯が強い」人は他人の言葉にも耳を傾け、自分の考えを柔軟に修正する心のゆとりがあるものです。一方、「頑固」な人は「自分が正しい」の一点張りで、自己主張を続ける傾向が見られます。この柔軟性の有無が、両者の大きな違いといえるでしょう。
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「芯が強い」の類語表現
「芯が強い」と同じ意味を持つ、類義語をチェックしておきましょう。全てポジティブな意味を持つ言葉なので、褒め言葉としても使えます。

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