デスク周辺を整理整頓する
環境はやる気に影響するため、デスク周辺が散らかっている人は、整理整頓することで気持ちを変えられることもあります。デスクが散らかっていると仕事に集中しづらいだけでなく、必要な物がどこにあるのか分からなくなるなど、効率面でもマイナスです。すっきり整理整頓をすれば、仕事の効率が上がり、意欲も湧きやすくなります。
ただし、デスクが散らかっている人は、もともと整理整頓が苦手な人が多い傾向にあり、きっちりやろうとすると逆にストレスになってしまうことも考えられます。そのような場合は、封筒やダンボールを用意して、その日にやる仕事に関する物以外は一時的にその中に入れておくようにするのも一つの方法です。
友人や知人に話を聞いてもらう
仕事の悩みや不安を人に聞いてもらうだけで、気分が晴れて前向きになれることもあります。できれば、仕事とは全く関係のない友人や知人に話を聞いてもらいましょう。いくら仲の良い同僚だとしても言いにくいこともありますし、後々トラブルになる可能性もあります。
あなたのことをよく知る友人や知人であれば、率直な意見やアドバイスをくれるでしょう。第三者の意見やアドバイスは、違う視点から物事を客観的に見つめるきっかけにもなります。ネガティブだった感情に変化が訪れるかもしれません。
プライベートを充実させる
プライベートを充実させることで、仕事への活力を生み出すという方法も。ジムで汗を流したり、以前から興味のあった習い事を始めたりすると、心身ともにに活気が出てやる気にもつながります。プライベートに比重を置くことで、「プライベートを思う存分楽しむために仕事を頑張ろう」と意欲的になれるのです。
また、気分転換のために音楽鑑賞をするのもおすすめ。自分の好きな曲を集めたミュージックリストを作っておくと、必要なときにすぐに聞けます。ミディアムからアップテンポの曲はポジティブな気持ちになりやすいとされているので、やる気につながるかもしれません。
自己啓発本や偉人の言葉を取り入れる
近年は数多くの自己啓発本が販売されており、やる気を引き出すヒントになる本もたくさんあります。自分を客観的に見直すきっかけになるので、気になる本を読んでみるのもおすすめです。また、歴史に名を残す偉人は、多くの名言を残しています。何かを成し遂げた人の言葉は重みがあり、刺激をもらえるもの。自分の置かれている状況に合う名言を取り入れて、気持ちを高めることに使ってみましょう。
職場に尊敬している上司や同僚がいるのであれば、お手本にしてみるのも効果的です。どのような点が自分と異なるのか観察してみると、どう行動すべきか分かりやすくなります。
【目次】
やる気を持続させるコツは?
せっかくやる気を取り戻しても、長続きしなければ、また思い悩むことになりかねません。何かを始めるときや今行っていることを持続させるには、どのようなコツがあるのでしょうか。
健康的な体を作る
生活習慣が乱れている人は、まず規則正しい生活に整えることを心掛けましょう。質の良い十分な睡眠と栄養バランスの良い食事を取ることが大切です。
適度な運動も心身の健康に欠かせません。忙しくて運動する時間を確保できない場合は、少し早起きして1駅分歩いたり、階段を使うようにしたりするだけでも運動量が変わります。習慣化すると続けやすくなるため、まずは無理をせずできる範囲で続けるようにしましょう。
完璧を求め過ぎない
完璧であることを重視してしまうと、常にプレッシャーがのしかかるため、やる気が長続きしなくなる可能性が。必要以上に完璧を求めず、少し肩の力を抜くように心掛けましょう。「完璧でなくても、高いクオリティであればよしとしよう」「手一杯のときは、周りの人にサポートを頼もう」というようにハードルを少し下げたり、周りに頼ってみるだけで気が楽になり、意欲を保ちやすくなります。その結果、仕事の効率が上がり、周囲との調和も取りやすくなるというメリットもあります。
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