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LIFESTYLE 雑学

2024.06.25

【バブル世代】との上手な付き合い方とは?各世代との違いや特徴を解説

職場での人間関係に関する悩みの中に、バブル世代の人達とうまく接することが難しいといったケースがあります。これは、経験してきた時代の背景が大きく異なることによるものがほとんどです。バブル世代と他世代の人達との違いをご紹介します。

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主な世代と年齢の目安

生まれた年によって、各世代に名前が付けられています。どのような世代があるのか、年齢の目安も見ていきましょう。

さまざまな世代

団塊の世代

1947~49年頃に生まれた世代を、「団塊の世代」と呼びます。第二次世界大戦が終わった45年以降に生まれたこの世代は、学生運動が盛んであった時期に学生になっている人や、社会人になり日本の高度経済成長を実感した人達です。家族を養うことや戦後の日本を復興することに尽力し、とにかく働いて生きることに必死であった時代です。この世代の名称は、堺屋太一氏が76年に発表した小説「団塊の世代」から名付けられました。

バブル世代

バブル世代」は、1965~69年頃に生まれた世代を指します。日本がバブル経済であった86~91年頃の時期に、社会人となった人達です。企業が大量に雇用を拡大した時期でもあります。栄養ドリンク剤の宣伝の大ヒットに見られるように、長く働くことが美徳とされていました。接待ゴルフや接待麻雀など、勤務時間外でも仕事の付き合いを優先することが受け入れられていた時代です。

特に飲み会は仕事の延長線上に位置付けられ、コミュニケーションを図る「飲みニケーション」を大切にしていました。普段、会社では言えない仕事に関する話や、相手に思っていることを打ち明けられる場として、重要なものと捉えています。

働く女性のシルエット

就職氷河期世代

1971~1982年頃に生まれた人達は、バブル経済がはじけて景気が悪化する時代へ突入した時期に、社会人をスタートさせました。正社員としての雇用が減少し、契約や派遣などの非正規雇用が拡大した時期です。リクルート社の雑誌に92年に初めて「就職氷河期」という言葉が出てきたことで、就職氷河期世代と呼ばれるようになりました。バブル世代とは正反対で危機感が強く、先を見越した考えを持つ人が多い世代です。正社員になれただけでも有難いと感じる人が多く、多少の苦労や理不尽さは諦める風潮が強い世代でした。

ゆとり世代

1987~2004年頃に誕生した世代は「ゆとり世代」と呼ばれます。詰め込み教育の弊害から80年代以降、授業時間数や科目の内容が削られ、ゆとりを持った教育へ転換した時代に学生を経験している人達を指します。会社の飲み会などの付き合いを断り、自分のワークライフバランスに重きを置く人が多い世代です。物欲やステータスなどに縛られてきたバブル世代からは、野心がないと物足りなく感じられていることも。プライベートを大切にするので、昇進や昇給の意識が低く、会社で自発的な行動を取る人が少ない世代とも言われています。ゆとり教育を受けてきたため、叱責やストレスへの耐性が低い傾向もあるようです。

就職面接

バブル世代に多いとされる特徴

バブル世代の人達にはどのような特徴があるのでしょうか。多くの人に見られる傾向を紹介していきます。

きらびやかなバッグとパンプス

消費を好む傾向

1965~69年頃に生まれたバブル世代はお金の回りがよい時代を経験しています。新卒でも100万円を超える給料をもらう人もいました。支出したとしても収入が多いため、高いものでも惜しみなく買う人が多かったのです。消費が多い特徴があり、ブランド物や高級サービスを好む傾向があります。欲しいものは値段を見ずに購入することや、高いものほどよいといった価値観が強いのです。

たとえば、車はステータスを示すものとされ、高級スポーツカーが人気だったり、若い社会人でもローンを組んで車を購入することが多かった時代。このような背景もあり、消費を好む一面を持った人達が多いと言えます。

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