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2024.04.06

「ポジティブシンキング」とは? メリットやポジティブになる習慣を紹介

ポジティブシンキングとは、物事は上手く行くものと楽観的に考えることを意味します。ポジティブシンキングができる人の特徴や、身につけるメリットなどを見ていきましょう。記事では、ネガティブシンキングにも触れます。

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ポジティブシンキングとは

前向きな友人や同僚を見て、「ポジティブな人だな。うらやましい!」「自分もああなれたらいいのに」と感じることはありませんか?

ポジティブシンキングができれば、毎日の楽しさがアップするかもしれません。この記事では、ポジティブシンキングにスポットをあて、ポジティブになる方法などを紹介します。まずは、ポジティブシンキングの正しい意味をチェックしていきましょう。

意味

ポジティブ‐シンキング【positive thinking】
読み方:ぽじてぃぶしんきんぐ

積極的、楽観的な考え方をすること。
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

「積極的」とは、自ら進んで働きかけることや、意欲的に行動することを指します。「楽観的」とは、物事を上手く行くものと考え、心配しないこと。ポジティブシンキングとは、人生や物事は上手くいくと考えて前向きに進むことを表す言葉と言えるでしょう。

喜怒哀楽

(c) Adobe Stock

ポジティブシンキングな人の特徴

物事をポジティブに考えられる人は、過去にとらわれず人生を楽しんでいるように見えませんか? ここからは、ポジティブシンキングな人の特徴を見ていきましょう。

ポジティブシンキングができる人の特徴
  1. 好奇心旺盛で行動的
  2. 人に好かれやすい

好奇心旺盛で行動的

ポジティブシンキングができる人の多くは、好奇心旺盛です。行動力もあり、軽いフットワークで積極的に行動するでしょう。他の人から見ると、行動範囲は広め。難しく考えず、まずはやってみるという姿勢を持っています。

さまざまなことに興味を持ち、イキイキと取り組む姿に、周りは刺激を受けることも。前向きに生きる姿に憧れる人も多いでしょう。

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人に好かれやすい

ポジティブシンキングができる人は、楽しい話を好みます。笑顔で明るく話す姿は、一緒にいる人を前向きな気持ちにさせるでしょう。人に対する好奇心も強いので、みんなと会話を楽しもうとします。誰に対しても気さくでやさしいため、周囲との関係は良好。周りにはいつも人がいるでしょう。

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ポジティブシンキングのメリット

ここからは、ポジティブシンキングができると、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。上手く行かないことが続いても、ポジティブシンキングができれば、何かが変わるかもしれません。

暗い気持ちで過ごす時間が短い

多忙な現代人にとって、時間はとても価値あるもの。時間は有限でもありますよね。限られているからこそ、1分でも長く明るい気持ちで過ごしたいと望む人は多いでしょう。

ポジティブシンキングができれば、ネガティブな感情に囚われる時間が減るはずです。仕事で落ち込むことがあっても、反省したら気持ちをしっかり切り替えることができるでしょう。また、過去や未来に囚われ過ぎないので、「今」を大切にできるはず。不安になることが減るかもしれません。

モチベーションが維持できる

ポジティブシンキングを身につけることができれば、積極的に物事に取り組めるでしょう。たとえば、仕事で大きな役割を任されたとしても、「これはチャンス」と捉えて積極的に動けます。不安やプレッシャーを感じても、最終的にはそれすらパワーに変えるでしょう。そのような姿勢で物事に取り組んだら、得るものは多いはず。よい結果につながるでしょう。

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人生が楽しくなる

ポジティブシンキングができる人は、自分の気持ちに素直です。やりたいと思ったことにどんどんチャレンジして、心から楽しむことができるでしょう。また、ピンチに陥っても、なんとか切り抜けようと前進します。

また、ポジティブに考えることができると、楽しいことが目に入りやすくなります。他人から見たら些細なことであっても、そこにある楽しみや喜びを確実にキャッチできるので、心が踊ることが増えるでしょう。「人生がつまらない」と思う暇すらなくなるかもしれません。

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ポジティブシンキングのデメリット

ポジティブシンキングのメリットばかりを紹介しましたが、当然ながらデメリットも存在します。デメリットについても把握しておくといいですね。

ポジティブシンキングによるデメリット
  1. 大事なことを見逃してしまう
  2. 話に説得力がない

大事なことを見逃してしまう

ポジティブシンキングを捉え違えていると、大事なことを見逃してしまいます。たとえば失敗した時。「仕方ないよね」と気持ちだけ切り替えて、失敗の要因を探ることなく次に進んでしまうことがあります。それをすると、同じ失敗を繰り返すかもしれません。

また、本当はつらいと感じているのに、それをスルーすることも。「つらい」「苦しい」は自分からのSOSサインですが、気づかないふりをしてしまいます。大丈夫なフリはいつまでも続かないもの。心身の限界が来る前に、自分が弱っていることに気づきたいですね。

話に説得力がない

ポジティブシンキングの意味を勘違いすると、なんでも「大丈夫」「あなたならできる」で終わらせがちです。状況を冷静に判断せず、一見ポジティブと思える発言を繰り返しますが、それに根拠はありません。根拠のない話には、説得力もないのです。周りは次第にそれに気づき、信用を失ってしまうでしょう。

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ポジティブシンキングを身に付けるには

ここからは、ポジティブシンキングの身に付け方を見ていきましょう。できそうなことがあれば、取り入れてみてくださいね。

失敗を次につなげる

仕事や家事でミスをしたときこそ、ポジティブシンキングを得られるチャンスです。しっかり反省したら、「次」に意識を向けてみてください。失敗を次につなげるには、原因を探ることが大切。原因が把握できたら、再発防止のためにできることはないかを考えてみてください。

失敗すると、周りの評価や目が気になるかもしれません。消極的になり、行動するのが怖くなる人もいるでしょう。しかし、失敗したことがない人なんて、この世に一人もいませんよね。むしろ、失敗したからこそ成長した、成功をつかんだという人ばかりのはずです。

失敗をするのはつらいですが、得られることも多いです。ぜひそこに意識を向けてみてください。思いもしなかった発見があるはずです。

人や物事のいいところに目を向ける

ポジティブシンキングをできるようになるには、意識を向ける場所を変える必要があります。たとえば、嫌なことが生じた時、人は不都合なことばかりに目を向けがち。これはわざわざネガティブな情報だけを取りに行っているとも言えますよね。

ポジティブシンキングを意識するなら、その出来事の裏にある「都合のいいこと」「メリットになりそうなこと」にも目を向けてみてください。すぐには見つけられなくても、探し続けることが大切です。人に対しても、いいところを見ようとするといいですね。嫌な人だと思っても、それは相手のいいところに気づいていないからかもしれません。

「いいところを探す」が習慣化すれば、自然と視点は変わるでしょう。大切なのは継続して慣れること。ぜひ習慣化を目指してみてください。

青空

(c) Adobe Stock

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周りへの感謝を忘れない

ポジティブシンキングを身に付けるのにもっとも大切なのが、周りに感謝することです。不平不満で心がいっぱいだと、考えが凝り固まり、周りのことを忘れがち。しかし、周りの人がいてくれるから、世界が平和だから、今日もいつも通りに過ごせているのではないでしょうか?

周りへの感謝を忘れないためにも、良かったと思うことを書き留めていくといいですね。「失敗したとき、先輩が励ましてくれた」「会社のお手洗いが今日もきれい」「食堂のランチがとてもおいしかった」など、ささいなことでいいのです。文字にすることで、周りに支えられていることを実感できるはず。きっとポジティブな気持ちになるでしょう。

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