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LIFESTYLE自分磨き

2020.07.18

喪失感に押しつぶされないようにするには?うまく付き合うためにできること

大切な人や物を失ったときには喪失感を抱えます。抜け出すには我慢せずに感情を思いっきり開放したり、没頭できる趣味や仕事を見つけたりすることが効果的です。人によっては年齢を重ねた先に喪失感を抱くことがあります。対処法を押さえておきましょう。

【目次】
喪失感ってどんな感情?
どんなときに喪失感を抱くの?
抜け出すためにできること
中年期特有の喪失感についても知ろう

喪失感ってどんな感情?

大好きな人と別れたり、愛するペットを失ったりといった悲しい出来事に遭遇すると、強烈な喪失感に襲われることがあります。急激な心の変化に、戸惑うこともあります。喪失感は悲しみだけではなく、いろいろな気持ちが複雑に絡み合った感情です。まずは喪失感の正体について知っておきましょう。

喪失感

失ったときに感じる悲痛な気持ち

喪失感は読んで字のごとく、何かを失ったときに感じる気持ちです。人との離別・死別といった出来事はもちろん、大切な物を失ったときにも感じます。喪失感によって強く生じる感情は悲しみですが、心にぽっかり穴が開いたような空虚な気持ちも同時に生まれます。さらにむなしさや寂しさなどのほか、喪失感の理由となった出来事に対するいら立ち、未来への不安も含まれています。

あまりに強く感情を揺さぶられるため、自分の気持ちと真っ直ぐ向き合えないという経験をされたことがある方も、中にはいるのではないでしょうか。

どんなときに喪失感を抱くの?

大切な人や物を失う経験には、さまざまなかたちがあります。離別や死別などの大きな出来事だけではなく、日常のほんの小さな1コマの中にも、喪失感を抱かせる出来事は存在するのです。人はどんなときに喪失感を抱くのか、代表的な体験を紹介します。

喪失感

大切な人やペットと死別したとき

家族や友人、恩師、恋人など、自分にとって大切な存在が亡くなったとき、人は大きな喪失感を抱きます。家族同然にかわいがっていたペットも同様です。ずっと一緒にいたい、と思っていた相手と「もう二度と会えない」と知ったとき、悲しみと共にさまざまな感情が湧き上がります。

亡くなった相手の代わりになる存在など、この世にはいません。だからこそ、取り返しのつかない悲しみに心が苛まれ、絶望的になるのです。多くの人の場合、喪失感から立ち直るために多くの時間を要します。

楽しく過ごした後の一人の時間

喪失感を抱く出来事は、なにも非日常的なものばかりではありません。大勢の人と楽しく過ごした後、一人になったときに感じる独特な寂しさが実は喪失感である場合があります。

一人ぼっちの家に帰り「急に空虚な気持ちに襲われる…」といった経験を持つ人もいるのではないでしょうか。子どもの頃であれば、夏休みの終わりや、遊園地で1日遊んだ後の帰り道などに「喪失感を抱いた」という人も多いはずです。楽しく充実した時間と、一人の静かで孤独な時間とのギャップが喪失感の原因となっているのです。

恋人と別れたとき

大好きな恋人と別れたときに喪失感を抱える人もたくさんいます。相手への愛情がまだ残っているにもかかわらず、自分の希望に反して別れざるを得ない、という状況に大きなストレスを感じるのです。

進学や仕事などの環境が変化することで遠距離恋愛になったり、相手が他の人に気持ちを奪われたりと、「自分の力ではどうにもならない別れ」に対して、悲しさやむなしさ、そして無力感を覚えます。付き合っていた頃の思い出を振り返ったり、恋人と一緒にいられるはずだった未来を思って涙したりと、苦しい時間が続きます。

好きな芸能人が結婚したとき

意外に感じる人もいるかもしれませんが、好きな芸能人が結婚してしまったときにも喪失感を覚えることがあります。相手が自分の身近にいる存在でなくとも、ファンとして熱中していればいるほど結婚報道が出たときの悲しみは大きいものです。

今まで応援に費やしていた時間や自分の気持ちを振り返って、むなしさを感じます。相手はもう自分のものではない、誰か一人のものだという事実を突きつけられた気持ちになるのです。

抜け出すためにできること

喪失感は、いずれ時間が解決してくれます。しかし、悲しみが大きければ大きいほど「喪失感を抱えている時間」は長く感じます。無理に立ち直ろうとする必要はありませんが、「喪失感から抜け出したい」と願う気持ちもあるはずです。喪失感を手放すためにできる行動を三つ紹介します。

喪失感

1:思いっきり泣く

行き場のない悲しみを我慢しても、気持ちは晴れるどころかますます大きくなってしまいます。そんな人におすすめなのが、感情のままに思いっきり泣くことです。気が済むまで思いっきり泣くことで、自然と気持ちが軽くなっていきます。一度とことん落ち込んでしまえば、その後は少しずつ気持ちを浮上させるだけです。

2:趣味や仕事に没頭する

喪失感に囚われている間は、悲しみの原因となった出来事ばかりを考えて頭がいっぱいになってしまいます。趣味や仕事などに没頭し、悩み悲しむ暇もないほど熱中してみましょう。

趣味の中でも、全身を動かすスポーツはリフレッシュに最適です。体を動かしているときはネガティブな思考に囚われにくく、一時的に悲しみを忘れることができます。仕事はやればやるほど成果として数字に表れるためのめり込みやすく、自分の自信につながるためメリットが大きいです。悲しみを忘れる時間をできるだけ長く確保し、いつの間にか喪失感から抜け出している状態を狙いましょう。

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3:誰かに話を聞いてもらう

喪失感を一人で抱えきれないときには、誰かに話を聞いてもらうようにしましょう。あまりにも喪失感が大きすぎるときには、自分だけでは対処できないこともあります。家族や友人など、自分の気持ちを打ち明けてもよいと思えるような信頼できる人に相談してみましょう。身近な人には相談しにくい、心配をかけたくないという場合はプロのカウンセラーに相談することをおすすめします。

喪失感は長く抱えていると、心の病気に発展してしまう可能性もあります。決して侮らないようにしましょう。

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中年期特有の喪失感についても知ろう

人によっては明確な原因がなくとも、喪失感を抱えることがあります。人生も半ばに差し掛かり、人生設計に見通しが立って安定してくるはずの中年期に訪れる喪失感が「ミッドライフ・クライシス」です。年代的に当てはまる人や、今まさに心当たりのある喪失感を抱えている人はぜひチェックしてみましょう。

喪失感

誰にでも起こるミッドライフ・クライシス

ミッドライフ・クライシスとは、40歳前後の中年期に訪れることが多いとされる喪失感です。人生にある程度の見通しが立ってきたからこそ「自分の人生はこのままでいいのだろうか」「残された時間を有意義に過ごさなければ」と考えます。そして、理想と現実のギャップを感じたときに喪失感を抱えるのです。これこそ私であり、私の人生だと信じていたはずのアイデンティティが揺らぎ、心乱されてしまいます。

環境や体調の変化が主な原因

ミッドライフ・クライシスが起こる原因として、まず年齢を重ねたことによる「ライフイベントの落ち着き」があげられます。

結婚して子育ても落ち着き、仕事も安定して生活に大きな変化が起こらなくなると、自分の人生に刺激を感じられなくなり、人によっては行き詰まり感すら抱えるようになるのです。くわえて加齢により、健康状況が悪化したり体力が衰えて挑戦できることが減ってきたりすると、焦りや失望を感じることもあります。この先の自分の人生が急につまらないものに思えてきて、喪失感を抱えてしまうのです。

自信と目標を持つことが大事

まずは、自分のモヤモヤとした「割り切れない気持ち」を自覚することからはじめましょう。本当は人生において何をしたかったのか、残りの人生で何をやり切りたいと思っているのかを自問自答し、目標を立てるのです。「今の自分があるのは、過去の自分のおかげだ」と肯定できれば、自信へとつながります。大切なことは、これからの人生の再定義です。

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