【目次】
・プラス思考な人の特徴とは
・マイナス思考な人の特徴とは
・プラス思考にはデメリットも?
・プラス思考になるには
プラス思考な人の特徴とは
いつもポジティブなエネルギーであふれている、プラス思考な人。近くにいると自分までポジティブになれる気がするものです。

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ネガティブになりやすい人は、プラス思考な人からポジティブに生きるためのヒントを学んでみてはいかがでしょうか。
視野が広い
プラス思考な人は、物事を多角的に捉える視野の広さを持っている傾向があります。今見ている面では不満に感じるようなことでも、新しい面を自ら探し出して「こうしたら面白い」を見つけることが得意な人が多いです。
好奇心も旺盛で、新しいことに対しても臆することなく挑みます。日常生活のなかで新しい情報や考えを意欲的に取り入れているため、アイデアを生み出す力が高く、知識・経験も豊富な場合が多いでしょう。
他人の考えや意見に対して偏見が少ないという傾向もあります。たとえ自分と違う考えであったとしても、「そういう考え方もあるのか」と柔軟に受け止めて、自分のなかに新しい知識として迎え入れることができるのです。
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失敗をしてもめげない
プラス思考な人は、気持ちの切り替えも上手。何かに失敗したときに「もうダメだ」とめげるのではなく、「次はこうしよう」とポジティブな思考に変換します。そのため、後悔や失敗を恐れる気持ちを引きずりません。
たとえ上司から理不尽に思える仕事を任されたとしても「これも経験の一つ」と前向きに捉えます。そのなかでも自分に必要なことを吸収しようとする貪欲な姿勢を持っているのです。
常に挑戦する姿勢を持っていることは、プラス思考な人の武器といえます。たとえ失敗することがあろうとも、歩みを止めないことで人生のなかで成功体験を増やしていけるのかもしれません。

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マイナス思考な人の特徴とは
ついついマイナス思考になってしまうことに悩んでいませんか?

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どうして人は物事をマイナスに考えてしまうのでしょうか?マイナス思考な人の特徴から、マイナスに考えてしまう原因を探りましょう。
自分に自信がない
マイナス思考な人は、自分に自信がない傾向があります。過去の失敗や周囲から受けた言葉・態度などに今も影響されていることが原因として挙げられます。
「どうせ私は」「やっぱりダメだよね」と自分を否定する考えが癖になると、その言葉に自分自身が縛られて、自信を失い続けてしまいます。
不安や恐れが先行してしまいやすく、新しいことへの挑戦や対人関係を築くことも苦手な傾向があります。「もっと勇気を出せばよかった」と後悔し、自己否定のループにはまってしまうこともあるかもしれません。

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周りの評価が気になる
マイナス思考な人は、常に周りからの評価を気にしすぎる傾向があります。誰かと接するときは相手に不快な気持ちを与えないように必要以上に気を配り、相手と離れた頃にはストレスと疲労感でいっぱいに…なんてことも。
何気ない振る舞いや言動に対しても、「何か嫌な思いをさせたかもしれない」「きっと嫌われた…」とネガティブな方向にばかり考えてしまうことはありませんか?
自分が自分自身の価値を低いと考えていると、たとえ褒められたり良い評価を与えられたりしても「そんなはずはない」「たまたまだ」などと否定しがちになってしまいます。
そのため、他人の意見を好意的に受け止めることができなくなってしまうことも。この考え方が原因で、仕事やプライベートに支障をきたす可能性もあります。

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プラス思考にはデメリットも?
プラス思考は基本的にはよいことが多いです。しかし、ときとしてポジティブ過ぎることがデメリットになることもあります。

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プラス思考にはデメリットとなる一面もあることを知ることで、いざというときに対処できるようにしておきましょう。
物事を楽観的に捉えすぎる
プラス思考な人は、物事を楽観的に考えられることが持ち味です。一方で、楽観的な雰囲気が周囲にマイナスに見られてしまうこともあるため注意しましょう。
例えば何か大きな失敗をしたとします。プラス思考の人はすぐに切り替えて失敗も糧にしますが、周囲からすると「本当に反省しているの?」と不審に思われてしまうこともあるのです。
また、重要なシーンでも「なんとかなる」と楽観的な雰囲気を醸し出していると、周囲に真剣みが伝わらないこともあります。思わぬ誤解を招いてしまうこともあるため、場の雰囲気や相手の反応に注意することが必要かもしれません。
人によっては負担に感じることも
ポジティブな考えを相手にも求めてしまうと、人によっては負担に感じてしまうこともあります。とくにマイナス思考な人は、ポジティブに考えることが苦手です。
「もっと頑張ってみよう!」「君なら大丈夫だよ」とポジティブな考えで接すると、プレッシャーを与えられたように感じてしまう可能性も。
プラス思考になりたくてもなれないことに悩んでいる人は少なくありません。プラス思考を無理に求めることは、相手を自己都合で変えようとしていることになりかねないのです。
人にはそれぞれの性質やペースがあります。他人と接するときは相手の気持ちに配慮することが大切です。

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プラス思考になるには
プラス思考になることは、仕事のモチベーションが上がったりプライベートをさらに楽しめたりと、あなたの人生をもっと輝かせてくれるはず。

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マイナス思考に陥りやすい人は、少し視点や考え方を変えてみましょう。今日から取り入れられるおすすめの方法を四つご紹介します。
目標に向けて努力をする
何か目標を持っているとそこに向けて努力できます。目標は特別大きなものでなくてもかまいません。今よりも2kg痩せる・仕事に役立つスキルを学ぶ・髪質を改善するなど、取り組みやすい目標を設定しましょう。
なりたい人物像を目標にすることもおすすめです。芸能人や身近な人など、具体的になりたい人物を目標とすることで、目標達成に必要なアプローチを見つけやすくなります。
あくまでも目標として掲げることが大事です。なりたい人物を意識するあまり、卑屈になったり自分を見失ってしまったりしては意味がありません。あなた自身が生き生きと輝くための目標を設定することがポイントです。

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素直になる
目の前のことや自分の気持ちを素直に受け止めると、不思議と心がスッキリしませんか?思考がクリアになり、視野も自然と広くなるかもしれません。
反対に卑屈に受け止めていると、鉛を背負ったかのように心は沈みこんでしまいます。一つのことばかりを意識してしまい、新しいことを考える余裕が生まれないということも。
プラス思考になるためには、自分の喜怒哀楽を含め目の前のことを素直に受け止める癖をつけましょう。卑屈な捉え方をしていると、自分の成長につながりにくくなってしまいます。
何かに悩んだときは「自分はどうしたいか」を第一に考えてみてください。人生を決めるのはあなた自身です。そこに他人の思惑や押しつけは必要ありません。

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ストレスを溜めない
ストレスが溜まっている状態が続くと心は疲れていく一方。マイナスなことばかり考えてしまい、さらに心が疲れやすくなってしまいます。
プラス思考になるためには、心に余裕を持っておく必要があります。ストレスを溜め込んでしまわないように、適度にストレス発散しておきましょう。
人に話を聞いてもらう・体を思い切り動かす・生き物と触れ合うなど、ストレス発散方法は人によってさまざま。自分にあったストレス解消方法を見つけておくことで、ストレスが溜まったときにすぐに対策できます。

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笑顔や前向きな発言を心がけて
笑顔や前向きな発言を心がけるだけでも、思考はプラスに向くものです。
落ち込みそうになったときや、ネガティブな考えでいっぱいになってしまったときは、まずは無理にでも笑顔を作ってみるのも一つの手。そして「なんとかなる」「次はこうしてみよう」とポジティブに考えてみてください。
不思議とポジティブなエネルギーがわき上がり、なんとかなりそうな気がしてきませんか?ときにはネガティブな自分を振り切れないこともあるかもしれません。
そんなときは思いっきりネガティブに浸ってもよいのです。ただし、そのあとに切り替える方法を身につけておきましょう。

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