自分に自信をつける
自信をつけるよう行動するのも、おすすめです。「自信」は、ポジティブシンキングの原動力となりうるもの。自信が持てない人は、自信をつけることを目指すのもいいですね。
自信をつける方法はいろいろありますが、すぐにできるのが「口癖」でしょう。「自分はラッキー」「自分はツイている」と口に出してみてください。また、鏡を見ながら、自分に笑いかけるのもおすすめです。鏡に映った自分を第三者と考え、ほめてみるのもいいでしょう。最初は恥ずかしいかもしれませんが、慣れるまで継続を。それが習慣化したとき、心が軽くなっているはずです。
また、小さな成功体験を繰り返すのもいいですね。小さな目標を立て、達成するようにがんばります。「できた」という感覚が積み重なると、それが自信につながるでしょう。
▼あわせて読みたい
ポジティブシンキングになれる習慣
ポジティブシンキングを目指すなら、習慣にも目を向けてみては。ちょっとしたことで、大きく何かが変わるかもしれません。
楽しいと思えることを選ぶ
ポジティブシンキングになるには、楽しいと思えることを意識して選ぶ習慣を身に付けるといいですね。たとえば、楽しく会話できる友人と過ごす、好きな映画や本を楽しむ、好きなアーティストの音楽をゆっくり聴くなどは、心から楽しめるのではないでしょうか? 自然が好きなら、海や山に出かけるのもおすすめです。
また、「楽しい未来」について考えてみるのもいいでしょう。来年やりたいことや、5年後にやりたいことを書き出してみては? 旅行やイベント参加などをイメージして、スケジュールに書き込むと、ワクワクするかもしれません。
▼あわせて読みたい
適度に体を動かす
体を動かすことは、心身のリフレッシュにつながります。ネガティブな感情が強くなってきたと気づいたら、ウォーキングや軽めのジョギングなどを試してみるのも一つ。スッキリするかもしれません。
短時間でも運動すると、達成感があるでしょう。体も適度に疲労するため、良質な睡眠につながることも。睡眠の質が上がれば、目覚めの良さがアップします。気分よく目覚めることができた日は、自然と気持ちも上がるでしょう。
▼あわせて読みたい
どうしてもネガティブになってしまうなら
どうしてもネガティブになってしまう時ってありますよね。そんなときの対処法を紹介します。
頑張りすぎない
気分が落ち込み、どうしても気持ちが切り替わらないこともあるでしょう。そんなときは、「頑張る」をいったん忘れて、しっかりと休むのがいいですね。ここで無理をしても、いずれ限界が来るはずです。落ち込んで気持ちが切り替わらないのは、心や体からのSOSかもしれません。休息を取り、心身を回復させることに専念してください。
自分を受け入れる
ネガティブな感情から抜け出せないのを「悪い」「自分は弱い」と捉えていませんか? ネガティブは苦しいですが、悪いことではありません。自然とネガティブに意識が向くのを、なんとか変えようとしているのですから、上手く行かないのは当然と言えるかも。習慣化するのも、習慣を変えるのも、簡単にはできないでしょう。
ネガティブな感情を抱く自分を責めるのではなく、「これも自分」と受け入れてみてください。ストレスになっているのは、ネガティブな自分ではなく、自分を責める気持ちかもしれません。ありのままの自分を受け入れることができたら、気持ちが軽くなるでしょう。
▼あわせて読みたい
ネガティブシンキングにもメリットがある?
実はネガティブシンキングにもメリットがあります。自分の中のネガティブに助けられたことは意外と多いかもしれません。ネガティブシンキングのメリットに目を向けてみましょう。
物事に対して慎重
ネガティブな人は、行動が慎重です。自分や周りを守りたいと望むため、リスク回避を考えることができるからです。そのため、トラブルになったり、ミスしたりすることが少ないでしょう。
また、相手を傷つけることを避けたいと考えるため、仕事ぶりは丁寧で真摯。約束や期日をきちんと守ることができます。その姿勢が変わることもありません。ネガティブから生まれる慎重さは、間違いなく大きな強み。周りの人からの信頼も厚いでしょう。
危機管理能力が高い
ネガティブシンキングの人ほど、危機管理能力が高い傾向にあります。「最悪の事態」を常に想定しているため、トラブル対応も機敏。最善だと思える解決手段を選択することができるでしょう。
この危機管理能力の高さも、ネガティブから来るものです。逆を言えば、ネガティブがあるからこそ、リスク回避に意識を向けることができますよね。不安や不満があるから、リスクを予想し、ダメージを最小限に抑えることをシミュレートしているはず。ネガティブだからこそ、危機を回避できるのです。
最後に
「ポジティブシンキング」について、特徴やメリット、デメリットをまとめました。言葉のイメージもあり、「ポジティブシンキング=よい」「ネガティシンキング=悪い」と思う人は多いでしょう。しかし、どちらも必要であり、過度になるのは危険です。「よい」「悪い」で決めつけるのではなく、それぞれの特徴を把握して生活や仕事に生かしていきたいですね。
TOP画像/(c)Adobe Stock
▼あわせて読みたい