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LIFESTYLE 職場の悩み

2024.08.06

優柔不断な人って思われてない?言葉の意味や類語を解説、改善する方法とは

周囲の意見が気になる

周囲の意見が気になってしまい、優柔不断になる場合もあります。自分の決断が間違っていないか、おかしく思われないかと気になり、決断できなくなってしまうのです。

決断するために周りの意見を参考にしようとしますが、意見を聞いてますますわからなくなることもあります。さらに迷って決断できなくなることもあるでしょう。

自分の決定に自信がない

周囲の意見が気になるのは、自分に自信がないことも理由になります。自信がないために自分の決定に確信が持てず、決断ができません。誰かに決めてもらいたいと考えてしまうのです。自信がないため、決断した結果に対しても悩みます。

また、他者の選択が優れていると思い、何を選んでも満足できません。自分の選択について後悔することで、ますます決断を躊躇するようになります。

責任から逃れたい

優柔不断な人は、決断することによる責任から逃れたいという心理もあります。決断に責任が生じるのは、主に仕事上でありがちです。

優柔不断な人は、業務上の決断をして周りを牽引するようなリーダーシップを発揮することは難しいでしょう。決断したことが何か悪い結果を出して責任を問われるのではないかと恐れ、責任による圧力に耐えられず、決断を後回しにしがちです。

何事も人任せにする

優柔不断の場合、何事も人任せにしがちです。ランチメニューを決めるときも旅行のプランを練るときも、人に決定を委ねてしまいます。

人任せにしてしまうのは、選択の対象に強い興味を持てないということもあるでしょう。何がベストなのかわからず、人に選んでもらった方が楽だと思ってしまうのです。グループ行動でいつも人任せにしていたら、優柔不断といえるかもしれません。

優柔不断を改善する4つの方法

優柔不断は物事を慎重に行うというメリットな側面もありますが、時と場合にもよります。常に優柔不断な態度では、せっかくのチャンスを逃すことも多いでしょう。特に決断力を要求されるビジネスの場面では、優柔不断はデメリットな面が大きいはずです。

優柔不断 意味

ここでは、優柔不断を改善する4つの方法をご紹介します。優柔不断の特徴を見て自分も当てはまると感じた方は、ぜひ試してみてください。

すぐに決める習慣をつける

選択に迷うのは、考える時間があるからです。決断を迫られれば、なんらかの決断をせざるをえません。ますは小さなことから、すぐに決める習慣をつけてみましょう。

朝、服を選ぶとき、昼のメニューを選ぶとき、買い物をするときなど「〇分以内に決める」とルールを作り、実行してみてください。最初はうまくできなくても、毎日繰り返すうちに時間内の決断ができるようになるでしょう。

失敗を恐れない

優柔不断になるのは、失敗を恐れるために決断できないという理由もあります。大きな失敗をした経験があると、同じことを繰り返さないために決断を躊躇することもあるでしょう。このような人にとって失敗は悪いことで、絶対にしてはいけないものと考えるかもしれません。

しかし、失敗は次に活かすための学びになり、成長するためのステップにもなるものです。決断してうまくいけば成功体験になり、次への自信となるでしょう。

過去の出来事を引きずらない

優柔不断はもともとの性格である場合もありますが、過去の経験が原因の場合も少なくありません。間違った決断をして困った状況になった経験があると、次からはどうしても慎重になるでしょう。

しかし、過ぎたことを引きずってもいいことはありません。過去の出来事を振り返って学ぶことは大切ですが、先に進む勇気も必要です。

完璧にこだわらない

ベストな決断をしたいために、優柔不断になってしまう場合もあります。完璧主義の人にありがちです。しかし、どのような決断も、選ぶ前から結果が完璧かどうかを知ることはできません。

結果について考え過ぎると、何も決断することができなくなってしまいます。完璧にこだわらず、自分を信じて決断していくことが大切です。

優柔不断を長所として活かす方法

優柔不断が性格によるものでなかなか改善が難しい場合、長所として活かす方法もあります。優柔不断のメリットな側面に気づき、伸ばしていくようにしましょう。

優柔不断 意味

優柔不断は自分でなかなか決断できない分、人の意見はよく聞くという特徴があります。自己主張が強くなく、周囲の意見を柔軟に取り入れる面もあるでしょう。リーダーには向かないかもしれませんが、周りをまとめるマネジメントの能力に優れている可能性があります。

また、決断は早ければいいというわけではなく、状況を見極め、検討することも大切です。優柔不断は慎重で思慮深いという性質でもあり、プロジェクトで目標に向けた現状分析を行うのに貢献する長所ともいえます。

優柔不断な人の慎重な姿勢は、リスク回避にも役立つでしょう。状況を分析することでリスクや課題を見つけ、早期に解決することも可能です。

優柔不断の人と上手に付き合う方法

決めるのに時間がかかってしまう優柔不断な人は、そのことで周りに迷惑をかけているという思いが余計に決断力を鈍らせてしまうことがあります。優柔不断の人の付き合い方を頭の隅において、お互いにストレスなく過ごせるようにしましょう。

選択肢を狭めて与える

優柔不断な人は、選択肢が増えれば増えるほど判断に迷ってしまう傾向があります。選択肢を2つか3つ程度に絞ったうえで提示すると良いでしょう。この時、おすすめの選択肢を提示したり、選ぶためのポイントを伝えると選びやすくなります。また、相手の顔色を伺いがちな優柔不断な人には、どれを選んでも間違いではないとことを伝えるのもおすすめです。

期限を決める

選ぶ時間が長いことも、優柔不断な人の決断を遅らせる要因になります。具体的に何日まで、何時まで、この予定から戻ってくるまでなど時間で区切ってしまうのもひとつの手です。ただし、時間が迫って決められないことに焦っている様子があったら、決めるためのアドバイスをするなど、背中を押してあげると良いでしょう。

自分の意見を伝える

判断に迷っている様子があったら、自分の意見伝えてみても良いでしょう。ただし、優柔不断な人は本意ではなくても相手の意見に流されてしまうこともあるため、自分の好みを押し付けないように注意が必要です。全体のバランスや予算など、客観的な事実をもとに、相手の気持ちを尊重したアドバイスを心がけましょう。また、あと一歩のところで決めきれず迷っている可能性も高いため、それぞれのメリットとデメリットを伝えるなど、どれを選んでも批判がましくならないよう伏線を張っておくのがおすすめです。

忍耐強く待つ

優柔不断な人と付き合っていくなら、相手は決断するのに時間がかかると理解し、焦らず待つ姿勢が大切です。焦って間違った決断をしないよう、迷う気持ちに寄り添い、時間にゆとりをもつなど、ゆっくりと考えられる環境を整えておくことで安心して決断することができます。

責任を分散する

「間違った判断をしていたらどうしよう」「相手を落胆させたくない」という気持ちから、優柔不断になっていまうこともあります。ひとりで決めるのは責任が重く負担になってしまうという相手には、選択肢を絞るところまで任せて最後の判断は引き取るなど、責任を分散させると良いでしょう。

優柔不断は少しずつ改善していこう

優柔不断はなかなか決断ができない性質を意味する言葉で、一般的にはネガティブなイメージがあります。「煮え切らない」や「意志薄弱」という類語を見てもわかるように、好ましい特性とは言えません。もし、優柔不断の特徴に当てはまる場合は、改善に努めてみるとよいでしょう。

ただし、無理して直そうとするのではなく、良い面を長所と捉えて伸ばしていく方法もあります。優柔不断の性質が、会社の業務に貢献できる場面もあるでしょう。

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