いつも明るく前向きに頑張っている人を見て、「私も素直になりたい…」と感じたことはありませんか? 素直な人は自然体で、誰からも好かれる印象があるので、羨ましいと感じることもあるかもしれませんね。そこで本記事では、素直な人の特徴や素直になれない原因、素直な人になる方法などを解説します。
自分自身の殻を破って、素直な自分になるためのヒントとしてみてはいかがでしょうか?
素直な人の特徴とは
具体的に素直な人とはどのような人なのでしょうか? まずは、素直な人の特徴を知ることから始めてみましょう。
感情が分かりやすい
素直な人は自分の感情をストレートに表すという傾向があります。感情のままに笑ったり泣いたりするので、「分かりやすい人」と言われることも。
実はこの「分かりやすさ」は、人と付き合っていくうえで大切なポイントといえます。常に無表情で何を考えているか分からない人とは、なかなか打ち解けて話すことが難しいですよね。
一方、感情表現がストレートな素直な人なら、いちいち「何を考えているのだろう」と勘ぐる必要がなくなります。楽しいときにニコニコ笑っている様子は印象もよく、好感を持たれやすいでしょう。
裏表がない
感情と行動が一致しているのも素直な人の特徴といえます。人を見て態度を変えたり違う意見を言ったりすることがないので、一緒にいて安心できると感じる人も多いのではないでしょうか?
社会人ともなると、本音を隠して立ち回らなければならない場面も少なくはありません。このような状況にうんざりしている人は、裏表なく振る舞える素直な人をうらやましく感じることもあるでしょう。
嘘をつかない
本音が分かりやすく表れてしまう素直な人は、嘘をつくのも苦手といえます。仕事で失敗してもあれこれと言い訳せず、潔く非を認めて謝罪することが多いでしょう。嘘をつかない誠実さは高く評価され、周囲の人からは信頼されるはず。
虚勢を張ることなく常に自然体なので、そばにいる人もありのままの自分でいられるのではないでしょうか。
他人の意見を前向きに受け入れる
ある程度人生経験を重ねると、自分のやり方やポリシーを重視して、相手の意見に耳を貸さなくなることもあるでしょう。Domani読者の中にも、同僚や知り合いからアドバイスをされて、イラッとしてしまったという人もいるのではないでしょうか? 素直な人は、自分の考えにこだわらず、前向きに周囲の意見を取り入れようとします。
結果、視野が広がり、仕事のクオリティが上がるので、周囲の人と積極的に関わろうとするのです。
素直になれない原因
つい身の回りの人に対して意地を張ってしまう… という人もいるのではないでしょうか? 素直になれない原因は何なのか一緒に見ていきましょう。
過去のトラウマ
過去に経験したことが原因で、他人に対して素直になれないこともあるでしょう。特に、対人関係で傷ついた経験があると、自分の身を守るような態度をとるようになってしまいます。例えば、信じていた友人や恋人に裏切られた、嘘をつかれたという経験をしたことはありませんか?
また、自分が言った言葉や服装などを笑われたり、人格を否定されるようなことがあると、傷つかないように心を閉ざしてしまうことがあるようです。
自信のなさ
キャリアを重ねる中で、周囲からの期待と自分のスキルのギャップを感じ、自分に自信が持てないという人もいるのではないでしょうか? 本当は家庭との両立が難しく、他の人の手を借りたいのに、「同僚や後輩から馬鹿にされるかも…」などと考えて、素直に助けが求められず、できるふりをしてしまう、なんてこともあるかもしれませんね。
自己防衛
過去に知り合いが自分の悪口を言っていたのを聞いてしまったなどの経験がトラウマとなり、他人と自分の間に壁を作って本音を言わなくなってしまったということもあります。また、過去に同僚に仕事のアイデアを話したら、真似をされたなどの経験があると、「素直に話すんじゃなかった…」とがっかりして、他人に対して心を閉ざしてしまうこともあるでしょう。
素直な人が魅力的な理由
誰かを「素直な人だ」など評するときは、好意的な意味合いで語られることが多いものです。素直な人は、どのような点が周囲に好印象を与えているのでしょうか。
素直な人の魅力について考えてみましょう。
信頼できる
素直な人が持っている裏表のなさや嘘がつかない性格は、ビジネスシーンにおいて「信頼できる人」という評価に繋がりやすいものです。どんな仕事にも真摯に取り組むひたむきさを見て、新たな仕事を依頼されるということもあるでしょう。
あなたの身の回りにいる素直な性格の同僚や後輩なども、素直に上司のアドバイスを聞き、指導に従う人が多いのではないでしょうか? どんな仕事でも前向きにチャレンジする姿は尊敬できますし、応援したくなりますよね。