1. 会社の商品を紛失したとき
会社の商品を紛失したときは、なぜ無くしてしまったのか、具体的な経緯を正しく記載するように心がけましょう。例文は次のとおりです。
顛末書
令和〇年〇月〇日に、株式会社〇〇様から受注した商品の一部を紛失してしまったことについて下記の通りご報告いたします。
記
1. 配送担当〇〇は、〇月〇日、本社商品部からの指示により「〇〇」50ケースを株式会社〇〇様に配送する手配をおこなった。
2. 〇月〇日〇時、納品先である〇〇に商品「〇〇」が届いたが、49ケースしかないことが判明。
3. 原因を調べると、受付センター内部にて1ケース紛失していたことが判明した。
4. 納期に間に合わず、株式会社〇〇様から本社商品部へ苦情が寄せられた
5. 取引先の信用を損なう事態を招いたことに対し、商品受付センターへは厳重注意をおこなったほか、納品前の確認を徹底するよう再発防止の教育をおこなった。
以上
2. 打ち合わせに遅刻したとき
遅刻をしてしまったときの顛末書は、原因や対策が納得してもらえるように意識しながら作成します。例文は下記を参考にしてください。
顛末書
令和〇年〇月〇日、株式会社〇〇様との打合せに遅刻してしまいました。今回遅刻してしまった件につきまして、原因と今後の対策についてご報告いたします。
記
1. 経緯
令和〇年〇月〇日〇時に株式会社〇〇様まで伺う予定でしたが、その時間は自宅で就寝しており、会社からの電話で目が覚めました。急いでお詫びのお電話をし、1時間遅れで打ち合わせを開始しました。
2. 原因
前日が友人の結婚式だったため、二次会で大量に飲酒してしまい、予定時刻に起きることができませんでした。
3. 損害
株式会社〇〇様からの信頼を損ない、お取引自体もなくなり多大なる損害となってしまいました。
4. 対策
今後、大切な打ち合わせの前日は飲酒を控え、目覚ましをかけ、起きたことを同僚へ報告する。
この度は私の無責任な行動により多大なご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。このような事態が二度と起こらぬよう、徹底いたします。
以上
3. 会社の備品を破損したとき
会社の備品を破損してしまったときは、その原因と今後の対策についてわかりやすく記載します。例文は次のとおりです。
顛末書
令和〇年〇月〇日、私は会社より貸与されている携帯電話を自宅で水没させ、破損してしまいましたので下記のとおりご報告いたします。
記
1. 破損日時・場所
令和〇年〇月〇日〇時頃、ポケットに携帯電話を入れたまま洋服を洗濯機にかけてしまい水没。
2. 現状
ポケットに携帯電話を入れたことに気付き、すぐに引き上げ乾かしたが電源が入らなくなった。携帯電話のサポートセンターに問い合わせたところ、電子部品のショート故障により、修理には5,000円が必要とのこと。
3. 対策
会社の携帯電話はポケットに入れたままにせず、帰宅後はすぐに取り出す。
会社からの貸与品には細心の注意を払うよう心がける。
以上