【目次】
お腹いっぱいになりたくない!! マカオの【食】事情
東京から飛行機で5時間、マカオ国際空港から車で10分、見渡す限りゴージャスなマカオのコタイ地区。一瞬そのスケールの壮大さに驚いてしまうのですが、せっかくの旅、非現実なところこそ面白かったりしますよね。
今回は、このワンダーランドに点在する数あるグルメスポットの中でも、オススメのレストラン4軒をご紹介します。
その1. カジュアルフレンチ
気分はパリジェンヌ。シャンゼリゼにこういうレストラン、あるある!
まずご紹介したいのがザ・パリジャン・マカオ内にあるこちらのレストラン「ブラッセリー」。古くから伝わるレシピを再現した、フランスの伝統料理が楽しめます。店内に入ると、レストラン奥にドンと構えるワインストレージに目を奪われます 。
お食事の方も大満足の内容、その中でもわたしのお気に入りはフォアグラソテー (画像:下右)。大きなひと口サイズは口に含むとふわっとくずれ、その濃厚さがとても贅沢! ソースとマッシュルームをのせてバゲットと一緒にいただいても◎。ホント危うくバゲットのおかわりでお腹いっぱいになるところでした (汗)。そしてお隣には、期間限定メニュー、エビとアボカドのサラダを召し上がっている方が。ちょっと失礼して、パシャリ。パステルカラーがかわいらしいこちらの一品、エビとアボカドは愛すべきゴールデンマッチ、異なる2つの食感がお口の中でマリアージュ。
メインは、シーフード アソートメントのザワークラウト添えを。そう言えば昔、バケツに入ったムール貝をパリで食べたなぁ、なんて思い出したり。厚みのあるホタテの食べ応えも大満足! そして最後は、みんな大好きクレームブリュレとコーヒーをいただき、ごちそうさま!
伝統フランス料理というだけあり、いわゆる日本人に合うように味付けされたフレンチとは違う美味しさを楽しめる「ブラッセリー」。メニュー内容は定期的にリバイズされるそうなので、お店に行った時に最新内容をチェックしてみてくださいね。
その2. インド料理
ミシュラン星付きのレストランでいただくカレーはやっぱり絶品!
マカオを訪れる外国人観光客、中国人に次いで多いのはインド人なんですって。2009年と2013年にザ・ベネチアン・マカオで国際インド映画アカデミー賞が開催されたことから彼らはここに泊まることを好み始めたのだとか。
そこで次にご紹介したいのが、ザ・ベネチアン・マカオ内にあるミシュラン一つ星「ザ・ゴールデン・ピーコック」。本場インドから直輸入された食材を使ったインド料理のお店です。
わたしが想像していたインド料理とは一味違った手の込んだプレゼンテーション (さすが星付き!!)。
「カレーにナン!」だけではないインド料理の美しさを堪能できる落ち着いた雰囲気が素敵なレストランです。
その3. 劇場型中華
凝ったパフォーマンスのアバンギャルドなプレゼンテーションが楽しい!
マカオに来たからには中華は外せない! ということで、まずはザ・パリジャン・マカオ3階の「ロータス・パレス」。ここでは、新鮮なシーフード、火鍋、飲茶、広東料理など様々なセレクションの中国料理を楽しむことができます。
この記事のメイン画像にもなっているもくもくけむりが印象的なこちらの一品は、豆腐にピリ辛レモンゼリーと生牡蠣、そしてキャビアがトッピングされているなんとも贅沢でイリュージョナルな前菜。コクのあるレモンのピリ辛ゼリーと豆腐をしっかり混ぜ合わせていただきます。
1人1皿の小さいディッシュもあれば、みんなでシェアする大きな料理もあり。ここ「ロータス・パレス」では、オーセンティックな中国料理をいただくのではなく、使用している食材や料理のプレゼンテーションのエンターテイメント性に注目してほしいところ。隣のテーブルでは火鍋用のお肉が鉄の棒にペロンと引っかかって出てきてびっくり! ワインリストも充実していて、自国中国産ワインもチラホラ。大勢でワイワイガヤガヤ楽しみたい時にオススメのレストランです。
その4. 王道中華
王朝をテーマにした豪華なしつらえは一見の価値あり
続いてもうひとつおススメの中国料理がコンラッド マカオ コタイ セントラル内にある「ダイナスティ 8」。8つの王朝 (=dynasty 8) を象徴して装飾された個室など、歴史を感じさせる装飾が特徴的なダイニングスペース。
この日お邪魔したのは、黄色の食器類が輝く “元 (Yuan) 時代” をテーマにしたお部屋。特別な食事会はこちらの個室でゆっくりまったりがオススメ。
中国料理って見た目がイマイチのことが多いけれど、ここ「ダイナスティ 8」は別格。お皿の上にさらに小皿や葉っぱを使い異なる食材を盛り付けていたり、ココナッツをそのままスープボウルにしてあったり (この中のココナッツがアワビと合う!!)、スパイスがお皿の模様のようだったりで、その美しさはまるで日本食を思わせます。
中華圏の偉大なスケールを感じさせる落ち着いた木材を使った大きなダイニングスペースもとても素敵なので、是非チェックしてみてくださいね。
お腹がいっぱいになったあとは、サンズ・リゾーツ・マカオが誇る世界中から集まった各フィールドのプロフェッショナルたちによるエンターテイメントの時間! この続きは、次回のお楽しみ。
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取材・文
有田 千幸
1983年生まれ。外資系航空会社CA、建築設計事務所秘書・プレスを経て、34歳にして脱OL。現在、Domani編集部にて駆け出しの美容ライターとして修業中。元会社員ならではの実用目線で役立つ情報をお届けしたいと思います! chiyuki_arita