スタイリングも簡単なストレートボブ
毎日のスタイリングやアレンジも簡単なストレートボブスタイル。あごラインより少し長めのワンレングスでサラツヤ感が好印象間違いなしです。全体に厚みを残すことで、広がりにくいデザインなのもうれしいポイント。
前髪は目にかからない長さのワイドバングで、サイドバングにかけてラウンドするようにつなげているため、柔らかい印象になっています。目の上、ギリギリラインの前髪は目力アップ効果も!
【レイヤー】長めボブのおすすめスタイル
くびれヘアの進化系!ナチュラルウルフ
ウルフカットで頭の形がキレイに見えるロングボブスタイル。顔まわりのレイヤーが軽さと動きを出してくれます。上部に丸みを持たせることで、絶壁悩みがある後頭部もカバー。襟足部分はレイヤーを入れて段差を作ることでくびれもでき、どんな顔型にも似合うシルエットが完成します。長めのボブでミディアムほど長くないため、扱いやすいのも魅力です。
ぺたんこ髪も解消できるエアリーレイヤー
変に広がってしまったり、逆に重みでペタンとしてしまったりと、のばしかけの髪は扱いにくい。そんな時は思い切ってレイヤーを入れ、ふわっとした空気感をまとわせます。長さはちゃんとキープできるから、無理なく結べて安心。顔周りのレイヤーで顔型カバーもできていいことづくめ!
レイヤーで色気ニュアンスをもたらす美人ボブ
ベースは肩上の長めボブ。レイヤーを入れるとスタイリングした時に髪がより動きやすくなり、顔周りや毛先に曲線が生まれてこなれ感と色っぽさが漂います。普通のボブが飽きてしまった人も長さを変えることなくイメチェンできるので、ぜひお試しを。美人度を上げてくれるスタイルは好感度も◎!
レイヤーで動きをつけたメリハリボブ
ベースは鎖骨ラインのボブ。ハチ上の表面にレイヤーを入れ、ふんわり感とくびれを出しやすくする。レイヤーを上手に取り入れ、大人っぽさとかわいらしさを兼ね備えたスタイルにアップデート!トップがペタンとしがちな場合でもスタイリングでふんわり感が作りやすくなるのもうれしい。
長めボブのスタイリング方法
カールキープができるベース剤をなじませる
乾いた髪をいきなり巻くのではなく、熱を味方につけて髪のカールがつきやすくなり長持ちもできるカールキープ剤を全体になじませる。少し湿りを感じる程度につけてから、自然乾燥するかドライヤーを使ってまた完全に乾かす。髪が濡れている状態で高温のアイロンを通すとダメージの原因になるため、必ずキープ剤の水分を飛ばすこと。
カールアイロンで毛先→表面→トップの順に巻く
まずは毛先を外巻きに
表面の髪を分けとり、26mmくらいのやや細めのコテでまずは毛先を外巻きワンカール。巻いたら2〜3秒おいてクセをつけ、そのまま毛先まですべらせて、外す。前髪以外の全部の毛先を巻いておく。この外巻きをしておくと、表面のミックスカールがダレてしまった場合でも全部が崩れることなく、だらしなく見えない。
中間はリバース&フォワードのミックス巻きに
分け取っておいた表面の髪は、顔のすぐ横の毛束は髪の中間部分からアイロンを挟んで後ろ向きに巻くリバース巻きにする。ゆっくりと巻きながらクセをつけて、アイロンを引き抜いて。その後ろの毛束は前向きに巻くフォワード巻きに。これを繰り返してミックス巻きにする。注意点として、顔の両側の横の毛束は必ずリバース巻きにすること。また、髪の中間部分に一番クセがつくように意識すること。そうすると抜け感が出て、古くならない。
トップは太めの毛束を取って後ろ向きに巻く
頭のてっぺんの髪をひとまとめに取り、根元を立ち上げながら後ろ向きに巻いてすぐにアイロンをスルーさせる。トップをふんわりさせて、後頭部にも丸みを出すため。このカールが強いとわざとらしい盛り髪みたいになってしまうので、あくまでもやりすぎないように。
カールをほぐしてから油分の少ないワックスをもみ込む
髪は熱が冷める時にクセづくため、しっかりクセをつけたい場合は巻いた後の熱をそのまま冷ましてからほぐすのがおすすめ。カールは水分や油分でダレるので、スタイリング剤はクレイ系などのマットなワックスを。一気にたっぷりつけるのではなく、小指の先ほどの量を指の間にまでしっかり広げ、毛先の内側→中間の内側→髪の表面の順で下からクシャッと握るようにつけていく。ワックスの量が足りないなと思ったら、ほんの少しずつ足すように。最後はワックスを足さず、その手のまま前髪の毛束をつまむようにつけて完成。もっとしっかりキープしたいときは、髪をほぐしながらキープスプレーを下から吹きつける。1か所につけすぎるとバリバリになるので、つけ方に注意を。
長めボブの簡単ヘアアレンジ
フェミニンなふんわりひとつ結び
ふわっとラフで立体感のあるひとつ結びは、後頭部のボリュームと手ぐしによるランダムさがカギ。エアリーなベースを作るために使うのは、シーミスト。シーミストとは、塩分が含まれたスタイリング剤で、吹きかけるだけで無造作なボリュームが出る優れもの。丸みのあるシルエットに仕上がり、女性らしく好感度の高い印象に仕上がります。
【1】ラフな質感を作るミストを全体に吹きつける
表面だけでなく、毛束を持ち上げながら髪の内側にもつくように吹きつける。根元近くにつけると、髪が細くてボリュームが出にくい人でも自然にふんわり。
■おすすめスタイリング剤
▲ジョンマスターオーガニック S&Lシーミストスプレー N 125ml ¥2,750
海の風に吹かれたようなドライ&ラフな質感のボリュームスタイルを作るミスト。オーガニックの保湿成分を配合し、髪に潤いを与えてパサつきを防止。リラックス感のあるラベンダーの香り。
【2】手ぐしを通してミストをなじませながら髪をまとめる
ミスト成分が髪全体に行き渡るように手ぐしを通してなじませつつ、後頭部の真ん中あたりに髪を集める。この時、サイドはタイトに抑え、後頭部は膨らみを残したまままとめ、丸みのあるシルエットの土台を作る。
【3】髪を結んだあと、表面の毛束を少しずつつまみ出して凸凹に
表面の髪を指先で少しずつつまみ出し、凸凹させて立体感をつける。ハチ周りやサイドはほんの少し、トップや後頭部など丸みがほしい部分は大胆につまみ出すのがコツ。最後、もみあげに後れ毛を引き出す。
クールで知的なタイトひとつ結び
髪にツヤと潤いを与えるしっとり系スタイリング剤を使い、表面をなめらかに整えながらタイトなフォルムにしたひとつ結び。モードっぽさを感じるタイトなアレンジは、辛口でハンサムなムードに。束感のある後れ毛や前髪など、ディテールまで作り込むことがおしゃれに見せる秘訣。
【1】髪がしっとりするヘアクリームなどを全体になじませる
油分があってのびのいいヘアクリームなどを髪全体によくなじませる。髪が広がる人や、剛毛で扱いにく人には特におすすめ。髪が細くて少ない場合、ヘアクリームをつけすぎるとベタッと見えるため、つける量を調節して。
■おすすめスタイリング剤
▲大島椿 ヘアクリーム しっとり 160g ¥1,023(編集部調べ)
椿油配合のクリームは、スタイリングにも洗い流さないトリートメントとしても使える。リペア成分が傷んだ髪を補修し、椿油が髪1本1本の表面をコーティング。広がりがちな髪も、しっとりツヤツヤに。
【2】コームで髪の表面を整えながらタイトに結ぶ
▲b-ex mm ソフトジェル 260ml ¥2,530(サロン専売品)
ジェル特有のキープ力はそのままに、オイルのようなソフトウエット感と、手ぐしの通る柔らかい質感が特長。ベタつきを抑えながら潤いたっぷりに。濡れ髪スタイリングにもぴったりな新感覚ジェル。
【2】コームで髪の表面を整えながらタイトに結ぶ
コームを使って根元からとかし、毛流れをタイトに整える。前髪ともみあげの後れ毛を残し、下めの位置でキュッと結ぶ。
髪悩みもカバーできるおしゃれなスカーフシニヨン
髪のうねりやボサボサになるのを防ぎつつ、グンとおしゃれに見せてくれるスカーフを使ったヘアアレンジ。
【1】後れ毛を残してひとつ結びにする
ヘアクリームやワックスなどをやや多めになじませておき、髪全体をしっとりさせておく。耳前の後れ毛を残し、手ぐしで下位置でひとつ結びに。
【2】毛束をねじり丸めておだんごに
ひとつ結びにした毛束をぐるぐるとねじりながらおだんご状にして、ピンで固定。ピンは、おだんごと地の毛がしっかりつくように、その境目を狙って挿す。長さの足りない髪がおだんごからピンピン出てくることもあるが、結ぶ前につけておいたスタイリング剤のおかげで束感がついてだらしなく見えない。
【3】スカーフを頭に巻きつけて結ぶ
スカーフを細長く折り、結び目が前位置になるように頭に巻きつける。耳の上部にほんの少しかかるくらいの位置で巻きつけると、こなれた仕上がりに。結び目は前位置で固結びに。スカーフの端が長く出てしまう場合は、巻きつけたスカーフの下に入れ込んでコンパクトに。
【4】後れ毛にスタイリング剤をなじませる
オイル、ワックス、ヘアクリーム、バームなど、なんでもいいので、束感のでるスタイリング剤をほんの少しだけ指先に取って後れ毛をつまみながらつける。多すぎるとベタっとするので注意。これで完成!
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