リキッドタイプのアイブロウって?
アイブロウにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。自分好みの眉毛に仕上げるには、特徴を踏まえた上で最適なアイブロウを選ぶことが大切です。どのような点に目を向ければよいのか、ポイントを紹介します。
アイブロウの特徴と選び方
アイブロウの種類と特徴を知ろう
アイブロウには、「ペンシルタイプ」「パウダータイプ」「リキッドタイプ」「マスカラタイプ」「ティントタイプ」などがあり、それぞれ特徴や使い方が異なります。
ペンシル:眉山から目尻を描く時に使われることが多く色鉛筆のように描きやすいため、初心者にもおすすめ
パウダー:数色がセットになっていることが多いため、色味を簡単に調整できるのが魅力
リキッド:汗や皮脂に強いことや、細い線が描けるのが特徴
マスカラ:髪色に合わせて眉毛の色を手軽に変えたい人に便利
ティント:染料を肌に沈着させて眉の形をキープ。3日〜1週間程度は色落ちしないため眉毛の薄さをカバーしたい人や、時短メイクにおすすめ
仕上がりの雰囲気から
どんなタイプのアイブロウを使うかにより、メイクの仕上がりや印象は異なります。「どんな眉毛にしたいのか」を考えると、アイブローを選びやすくなります。
しっかりした眉山や眉尻でキリッとした印象の眉毛にしたい場合は、ペンシルタイプを選びましょう。芯が細く固いペンシルは、細かい線を描くのに便利です。太く柔らかいペンシルは、太めの眉や広い範囲を描くのに適しています。パウダータイプは、毛の隙間をパウダーで埋めて描くため、ナチュラルで柔らかな雰囲気の眉毛が描けます。何色か使いグラデーションをつけることで、立体感のある眉毛に仕上げることもできます。ナチュラルで落ち着いた仕上がりにしたい場合は、リキッドタイプがおすすめです。細い線がスルっと簡単に描けるので、自然な印象になります。
色と明るさはトレンドや髪の色に合わせて
アイブロウの色も自然で美しい眉毛を描く上で、欠かせない大切な要素です。眉毛が髪の色や瞳の色と極端に違っていると、眉毛だけが目立ってしまい、違和感を感じます。アイブロウの色を選ぶ際は、自分の髪の色や瞳の色を意識して選ぶ事が大切です。
ヘアカラーで髪の色を変えている場合は、黄味がかった髪の色なら黄味よりの茶系、赤味がかった髪の色なら赤味よりの茶系を選ぶと自然に溶けこみます。眉毛の明るさをトレンドに合わせて選ぶことで、洗練された印象になります。近年のトレンドは、少し色を抑えた暗めの眉毛ですが、髪の色と違い過ぎるとアンバランスになってしまうので、気を付けましょう。
リキッドアイブロウの使い方
ストレート眉でナチュラルな雰囲気を
メークアップアーティスト 早坂香須子さんが教えてくれた眉の描き方
「ナチュラルで抜け感のあるトレンドメークのポイントは、素肌感を残したツヤっぽいベースと、キリッと強めなストレート眉!」(早坂さん)
1:眉毛をとかす
毛流れを整えるだけでも骨格が出てくるので、アイブロウブラシを使ってまずは眉毛をとかす。
2:パウダーで形を作る
眉の下の部分から、やや明るい色で 描いていく。眉頭からストレートのラインを決め、眉尻は濃い色でなぞる。
3:リキッドで眉頭を書く
ストレート眉のカギは、眉頭の上。ここがないとアーチ眉になる。毛を一本一本描き足すように埋めると、自然。
おすすめアイブロウアイテム
Amplitude パウダー アイブロウ 02
▲ブレンドしやすい微細なパウダーは、 自眉に重ねても浮かずに自然。
SUQQU フレ ーミング アイブロウ リキッド ペン 04
▲毛一本一本を描ける繊細な筆先。つけたての色が持続する。
細眉さんの眉を立体的に仕上げる
Before:毛を抜き過ぎた極細眉、どうアイブロウをすればいい?
かつての細眉ブーム時代から毛を抜き続けたため、眉の中間から下部分がほとんど生えていない。かっくんとしたアーチ形もやや古臭い印象。
How to:アイブロウリキッドで色に厚みを出す!
アイブロウパウダーで眉頭から眉山までの色ムラを整えたら、ペンシルではなくアイブロウリキッドを重ねる。色に厚みが出るため、毛のある部分とない部分の境目がなじみやすくなる。毛を一本一本足すようにちょんちょんと描く。
\描いた感がない立体的なフラット眉に/
パウダーとリキッドが重なり、奥行き感を増した眉メークが完成! ナチュラルな太さ&ゆるやかなアーチに調整しただけでグッと優しい雰囲気が漂います。
使ったアイブロウリキッドはコレ!
コシがある筆で細い線も描きやすい。パウダーチップとスクリューブラシも搭載。コーセー エスプリーク Wアイブロウ(リキッド&パウダー)BR300
プチプラのおすすめリキッドアイブロウ
薄眉のベテラン美容エディターおすすめの1本
「すっごく薄いリキッドなんですが、それがムラっぽい薄眉の私にはかえって都合よく、眉毛同士の間に影を仕込んでくれて自然な奥行き感が出ます。リキッドを全体的につけて眉の下地をつくったら、 反対側にあるパウダーを重ねます。しっとりと密着感のあるパウダーで肌なじみがよく、ふんわりとした立体感が出るのでアイブロウが苦手な人も使いやすいと思います。そして何より、汗や皮脂で落ちないのがうれしい」(美容エディター 片山幸代さん)
▲ &be リキッドアイブロウ ナチュラルブラウン
リキッドとパウダーが一緒になったファシオのアイブロウ
眉墨なんですが先がふわっとしているんです。ムラなしのふわ眉がかなうティントタイプのアイブロウ。
チップで眉を描きたすようにしていきます。リキッドとパウダーが1つになったというアイブロウ。
▲ファシオ パウダリーティント アイブロウ 02 ブラウン
デパコスのおすすめリキッドアイブロウ
優秀すぎるアディクションのアイブロウ
アートメイク並みに眉毛1本1本をリアルに再現するアイブロウリキッド。眉毛が半分ないマロ眉やまばらに生えて地肌が見えている人に使って欲しいのがコレ! 超極細の筆を採用しているため、毛先でちょんちょんと線を足すだけで0.5mmほどの産毛のような毛を描くことも可能。染料が濃すぎないので描いた線が眉から浮くことなくなじみ、それでいて1本1本がしっかり際立ちます。淡いブラウン、黄み寄りのブラウン、赤み寄りのブラウン、墨のような黒の4色展開で、擦れ・汗・皮脂に強いロングラスティング処方と、かゆいところに手が届くような優秀っぷり!
▲アディクション アイブロウリキッド マイクロ 全4色(右から001、002、003、004)
セルヴォーク|インディケイト アイブロウリキッド
細眉はアイブロウリキッドで毛を描き足して自然な太さに。ナチュラルな発色でありながら、描いたラインが落ちにくい高いラスティング効果を発揮。ライトブラウンやダークブラウンといった定番カラーのほか、パープルやカーキ、赤みのニュアンスを帯びたブラウンもあり、使う色次第でおしゃれな抜け感を演出できるのが魅力。
▲インディケイト アイブロウリキッド (全5色)