ご自身が演じる「エリザベス」の魅力を教えてください
「美しくて可愛くてカッコいい。頼りになるけど、ときどきお茶目。いろいろな顔を持つ、多面的なところが魅力ですね。女性らしい言葉づかいや見た目は、それが〝美しい〟と思ってやっているだけで、〝女性になりたい〟というわけではないと思うんです。そんなふうに自分自身の〝好き〟を突き詰めながらも、冷静な第三者目線で周囲を見ているのは年の功ゆえなのかと。登場するキャラクターの中では最年長ということもあり、内面は誰よりも大人で達観しているのかもしれません。一見エキセントリックでクセが強そうですが、接してみると気さくで話しやすい、頼りになるキャラクターです」
【未公開!】「かわいい!」と思った次の瞬間、ぐっとニュアンシーな視線をカメラに向けてくださった永塚さん。声はもちろん、その仕草や表情まで、至るところに「ドキッ」とするポイントが隠れていました。
ふだんはどんな音楽を聴いていますか?
「〝シューゲイザー〟というジャンルの音楽が好きで、よく聞いています! シュー(Shoe)+ゲイザー(Gazer)…つまり〝靴を見る人〟という意味で、下を向きながらギターをかき鳴らすロックミュージックです。エフェクトやノイズがかかった轟音のギターに深いエコーやリヴァーブのヴォーカルが響く、浮遊感のあるサウンドが特徴。歪みのあるギター音と空から降りかかってくるような透明感あふれる歌が幻想的にまじりあって、すごく綺麗なんですよ!」
【未公開!】ときには、こんな挑戦的なポージングと表情も! キュートなだけで終わらない多彩な表現力に心が惹きつけられます…!
「永塚拓馬」を「ひとこと」で表すとどんな人ですか?
「〝好奇心旺盛〟です! 新しいことはないか、面白いことはないか…と常に何かを探しながら毎日を過ごしているんです。音楽なら、世の中にある音楽を全部聴きたいし、映画も演劇も、世の中にあるもの全部を観たい。本もなんでも読みたいし、料理もいろんなメニューをつくってみたい、旅行も行ける場所はぜんぶ行き尽くしたい! そんな性格なので、とにかく時間が足りなくて。あぁ、不老不死のヴァンパイアになれたらいいのに!と思ってしまいます(笑)。エンタメ全般が好きなのですが、その中で特にこれ!というジャンルはありませんね。どれも全部好きなんです。食事でいうと、ラーメンもあればハンバーグもある…みたいな〝みんな違ってみんないい〟状態。それぞれジャンルが違えば美味しさも違うので、選びきれません(笑)」
【未公開!】見ている人の気持ちを揺さぶる、この妖艶な眼差し…! 個別インタビュー中・座談会中のふわっとしたムードとのギャップにも驚かされました。
Domani、Oggi世代にオススメしたい最近のハマリモノは?
「最近は八丁味噌にハマっています。味噌汁をつくりたいなと思ったときにいろいろな種類の味噌を調べてみて、ほとんどの味噌には麦や米が使われているのですが、八丁味噌は本当に大豆だけでつくられていて風味が独特なんですよ。これまで自分が食べてきた味噌と全然違っていて、すごく美味しくて! みなさんもぜひ食べてみてほしいです。…というように食事は自炊派で、よくつくるのは鶏料理。その理由は、単純に鶏肉が好きだから(笑)。その中でも特に得意なのは油淋鶏です!」
【Oggi12月号掲載】Oggi12月号では、このほかにも永塚さんのとっておき撮り下ろしポートレートを掲載! まだ見ていないというあなた、要チェックです!