セルフプレジャータイプ
膣トレグッズには、セルフプレジャーも可能な一体型グッズもあるといわれています。
通常は膣を締めたり緩めたりするトレーニングに使用しますが、セルフプレジャーを楽しみたいときは膣の中と外を刺激してくれるグッズとしても活用できるそう。
まずはポピュラーな膣トレグッズからスタートしてみよう
さまざまなタイプの膣トレグッズが販売されていますが、初心者さんはまずポピュラーなものからトライしてみることをおすすめします。
たとえばいきなり大きいものや重いものを使ってトレーニングしてしまうと、痛みが出たりすぐ抜けてしまってトレーニングにならなかったりします。大きさや重さは少しずつレベルアップさせるつもりで、まずは小さいもの・軽いものからチャレンジしていきましょう。
その他、多機能な膣トレグッズもありますが、慣れないうちは使いこなせない可能性があるので、膣トレ自体に慣れてきてからグッズのレベルアップをはかることをおすすめします。
おすすめの膣トレグッズ
エルビートレイナー
膣内に挿入し、膣トレをするアイテム。専門のスマホアプリと連動させればエクササイズプログラムが表示されるので、ゲーム感覚でトレーニングが可能。
INTIMINA Laselle Set
膣トレグッズ初心者におすすめのアイテム。スウェーデンの助産師などの専門家たちが作ったトレーニングボールで、使い方は3つあるボールのうち、ひとつを選んで膣内に入れるだけ。そのまま日常生活で体を動かすと、ボール内のおもりがコロコロ動き、筋肉が刺激される。
RIANNE S プレイボール ヌードバッグ
体調や気分に合わせてボールの重さを調整できる、オランダの女性デザイナーが作ったトレーニングボール。重さが異なる4つのボールから2つ選んでガードルにセット。そのまま膣内に入れるだけ。ロックのかかるオリジナルポーチがついているので、プライバシーを守ることもできる。
膣トレは膣ケアと一緒に行って
膣トレ後は必ず洗浄を
福山先生によると、デリケートゾーンの洗い過ぎはバリア機能を落とすことに直結し、かゆみなどひりつきなどの症状が出てしまうこともあるそう。
顔を洗う感覚でデリケートゾーンを洗うのが正しい洗い方だといいます。
「汚れをきちんと落とすことは大切ですが、デリケートゾーンの皮膚の厚さは顔と同じくらい。ですから、顔を洗う感覚でデリケートゾーンも洗いましょう。顔を洗うときに硬いタオルやブラシを使わないですよね? デリケートゾーンも“硬いものでゴシゴシこする”“洗浄力が高いものでパパッと洗う”のはNGです。基本は手洗いで肌をなでるように丁寧に洗うと、潤いを守りながら汚れを落とすことができます。最近はデリケートゾーンの肌を考えた洗浄力の専用ソープもあるので、乾燥が気になる人は使ってみてください」(福山先生)
\デリーケートゾーンの洗い方ステップ/
1. ソープをしっかり泡立てる(ジェルやオイルなど泡立て不要なものはそのままでOK)。
2. ベタベタしたタンパク汚れや経血などがつきやすいひだ部分を手で丁寧に洗う(ソープは膣内まで入らないように)。
3. 熱すぎないお湯(36〜38℃程度)で、洗浄剤が残らないようしっかりとすすぐ。
おすすめの膣洗浄ソープ
▲コラージュフルフル泡石鹸(ピンク)医薬部外品 150ml ¥1,980、300ml ¥2,530、210ml(詰替え用)¥1,518
カラダにいる真菌(カビ)の増殖を抑えてくれる抗真菌(抗カビ)成分「ミコナゾール硝酸塩」を、日本で初めて配合した洗浄剤。そのまま洗える泡タイプ。低刺激だから敏感肌にもおすすめ。
洗浄後は保湿も忘れずに
福山先生によれば、アラフォーはデリケートゾーンを洗浄した後、きちんと保湿する必要があるといいます。
「年齢を重ねるとともに顔やボディの肌が乾燥しやすくなりますが、デリケートゾーンも同じです。肌そのものの潤い力が低下するため、乾燥しやすくなります。とくにデリケートゾーンは、下着や衣服、ナプキンなどによるムレ、月経やおりものなどの刺激を受けやすい部分で、乾燥しているとかゆみやにおい、ヒリヒリ感などが起きてしまいます」(福山先生)
また、できるだけうるおいを与えながら膣マッサージもしてあげるといいといいます。
\膣マッサージの方法/
1. デリケートゾーン専用のオイルを手にとったら、膣の入り口全体にやさしくなじませる。
2. 指の第一関節までを膣に入れ、膣の下半分(肛門近くの側)を少し伸ばすようにマッサージする。
おすすめの膣保湿剤
▲アムリターラ フェムケア ボディ セラム 70g ¥5,500
デリケートゾーンの菌バランス、デリケートゾーンに近いpH値(4~4.5)をキープするために選び抜かれた、12種類の乳酸菌とフルボ酸を配合したジェル美容液。みずみずしいジェルでくすんだ肌にうるおいを与えながらもベタつかず、デリケートゾーンのみならずヒップやワキ、バストトップのケアにも使える。
グッズなしでもできる膣トレ方法
膣トレグッズを使用するのもいいですが、実はグッズなしでも膣トレは可能です。「尿もれ」「湯もれ」「膣ナラ」の解決が見込める膣トレーニングを、骨盤矯正パーソナルトレーナー Naokoさんに教えてもらいました。
\グッズなしでできる膣トレ手順/
1. 床にあおむけで寝たら、ひざを左右に倒し股関節を広げる。腰が浮かないように注意して。左右のかかとは合わせて、つま先は外に向ける。ひざは脱力させ、手は股関節に置き軽くつかんで。
2. 鼻から息を吸いながら、かかとを床から浮かせる。腰が浮かないよう、途中でひざが閉じないように気をつけて。口からゆっくり息を吐きながらそのかかとを床に下ろす。左右のかかとを押し合うようにして上げ下げする動作を1分間繰り返す。
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