〝未来の日用品店〟「New Stand Tokyo」に行ってみた!
フェムテック商品のリサーチ目的で行ったものの、おしゃれでかわいい雑貨に目を奪われてしまいました。昭和レトロなコップやクッキー型などのキッチン雑貨や、アパレル商品、ファッション雑貨やプレママにもおすすめの子どものおもちゃや食器なども。未来の日用品店というだけあって、実用的でユニークなアイテムが多く並んでいました。
リング1つにつき100円が世界の女の子の支援に繋がる「チャリティーリング」
未来のあたり前になるようなプロダクトを扱っているショップということで、女性の未来を応援するようなチャリティー商品なんかもありました。私もちゃっかりチャリティーリングを購入しました。
リングひとつにつき100円が国際協力NGOジョイセフを通じて、世界の女の子を支援する活動に使われるというピンキーリング。昔、女の子だった自分、今は娘を持つ母としては、かわいいリングを手に入れられて、たった100円だけど募金ができるのであれば、最高じゃない!? と。単純に可愛いもので、欲しかったというのもあるけれど(笑)。募金もできて、気持ち良い買い物ができました。
自分に合うサニタリーショーツは? 知識豊富なスタッフさんと気軽に相談できる空間
今回は吸収性サニタリーショーツの実物を見るというのが一番の目的でした。数種類かと思っていたら、あらゆるタイプのショーツが揃っていました! ラックにはずらりとショーツが並び、どれから手にとっていいか迷うほど。自分の生理の悩みなども含め、どのタイプが良いのかスタッフさんに相談したところ、快く相談に乗ってくれておすすめのタイプも教えてくれました。試着ができるというのもポイントです!
以前、吸収性サニタリーショーツを父子で買いに来た方がいたという話を伺い、母と娘だけでなく、父と娘、パートナーと訪れるのもありだと思いました。すっきりとしたおしゃれなショップで、男女どちらでも入りやすく、何より身近にいる女性が抱えている問題を、ショッピングを通じてみんなで考えられる機会になるから。
カジュアルに日常に溶け込む“フェムテック商品”
フェムテック関連のコーナーもあるのですが、雑貨などの他の商品と同じように陳列されているため、特別な意識を持つことなく、見やすいです。フェムテック商品はパッと見ただけでは用途がわからないものもあって、知識がある方だと思っていた私でも、コレなんだろう? と思うものが多くありました。だからこそ、興味も湧いてきます。
その中のひとつに“エルビートレイナー”という商品があったのですが、カラーもかわいいけど、この形は一体何に使うものだろう??? と思いました。
「Elvie Trainer(エルビートレイナー)」
▲¥26,980
エルビートレイナーは膣内に挿入して、いわゆる膣トレをするアイテムで、専用のスマホアプリと連動させるとエクササイズプログラムが表示されて、ゲーム感覚でトレーニングができるというもの。
出産や加齢による骨盤の緩み対策が期待できるので、ヨガやエクササイズが続かなかった人にもおすすめの商品だとか。これぞフェムテック! と感じた商品で、こういったものも手に取って確かめられるのは実店舗の良いところだと思いました。
「kip(キップ)」
▲¥12,100
今までのイメージを覆される、おしゃれでかわいいバイブレーターなんかもあります。
「EVE月経カップ」
▲ サイズ:mini、S、L/各¥3,960
もちろん月経カップも! こちらも実際に手元でサイズや素材を確かめられるのはありがたい商品ですよね。
「seem(シーム)」
▲¥3,980
そして、妊活に役立つグッズにも注目したいところ。なんと、スマホで精子のセルフチェックができるアプリ専用キットもあるんです。パートナーに提案したり、現状のチェックをしてみるのも前進のきっかけになるかもしれません。
最後に
女性が快適に過ごすための商品が並び、それを実際に手に取れたり、試したりできる場所というのはまだまだ少ないと思います。こんな商品もあるのかー! という新しい発見があったり、気になっていたけど試す機会がなかったものを試せたり、気軽な気持ちで入っても楽しめる雑貨も揃っていたりと、とにかくワクワクする時間が過ごせるショップでした。
サスティナブルやフェムテックに関心が高まる今、すべての世代の女性が楽しめる場所だと思います。直接ショップに足を運ぶのが難しい方には、オンラインショップもあるので、ぜひのぞいてみて下さい!
【New Stand Tokyo(ニュー スタンド トーキョー)】
店舗:東京都港区六本木7丁目2番8号(WHEREVER 1F)
営業時間:月・水・木・日:(12:00〜19:00)、金:(12:00〜20:00)
※今後、感染防止の観点から営業日時を変更させていただく場合がございます。詳しくは公式HP・公式Instagramをご確認ください
取材・文/Mio Tsuchiya