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2021.04.05

「くしゃみをすると、尿もれしてしまう…」【人には聞けない婦人科系のお悩み】

くしゃみや咳をした瞬間、意図せず尿もれしてしまう〝腹圧性尿失禁〟。相談者は尿もれを認識しつつも、周りに相談できず悩んでいるそう。婦人科の先生に、原因と対処法をお聞きしました。

【お悩み】
最近くしゃみをしたり、走ったりすると尿もれするようになりました。尿もれパッドを使用したほうがよいでしょうか。

「妊娠中に尿もれを経験したことはありましたが、40代を目前に、くしゃみや大笑い、子どもとスキップをしたりすると、尿もれするように。最近は、その頻度も多くなっています。尿もれパッドを使用すべきなのか悩んでいます」(30代女性・福島県・子ども3人)

30代以上の女性、3〜4人に1人は尿もれ経験者!

医療法人大美会・南 真実子先生に「尿もれ」についてお話をお聞きしました。

「30歳代以上の女性の3~4人に1人は尿もれを経験すると言われています。

くしゃみ・咳・運動時・笑ったとき・重い荷物を持ったときなど、腹圧が上昇するときに尿失禁が起こるため腹圧性尿失禁と言われています。原因は尿道を締める骨盤底筋が緩むのに加え、膀胱などの骨盤内臓器を支える骨盤底筋群の機能の低下です。また加齢による女性ホルモンの低下・喘息などの呼吸器疾患・便秘・肥満も骨盤底筋群の機能低下の原因となります。

腹圧性尿失禁は骨盤底筋体操などで症状を改善することができます。この体操により、尿道を締める筋肉を鍛えることができ、膀胱などの骨盤内臓器を支える力を補強することができます。

姿勢を正して、肛門や腟をゆっくり引き締め、ゆっくり緩めるという動作を繰り返します。まずは5つ数えて引き締め、5つ数えて緩めてみてください。骨盤底筋の緩みが進んでいると、5つ数えるのが難しいかもしれません。難しい場合は3つから始めて徐々に増やしていくとよいでしょう。座っているときや寝転がっているときなど、一日のうちで何度か意識して行うようにしてください。また、普段から姿勢を正してインナーマッスルを鍛えることも大切です」

歳を重ねると、適度な運動をしていない限り、筋肉は衰えていく一方。脚や腕などの筋肉は見た目で分かりやすいですが、骨盤底筋はインナーマッスルのため自分でも気付きにくいですよね。尿もれを感じ始めている人も、そうでない人も、隙間時間でできる南先生の引き締め運動で、尿もれ対策を始めるといいかもしれません。

取材・文/福島孝代

イラスト/(C)Shutterstock.com

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大阪美容クリニック理事長

南 真実子

祖父や父が産婦人科医であったことから、自身も大阪医科大学医学部卒業後、初期研修を経て大阪医科大学産婦人科教室に入局。主に、腹腔鏡手術、不妊治療、周産期治療などに従事し、産婦人科専門医を取得。検診業務にも従事し、マンモグラフィー読影認定医を取得。女性がいつまでも健康で美しく輝いていられるよう、更なる高みを目指して、美容医療、アンチエイジング医療を行う。大手美容クリニックで活躍後、2017年大阪美容クリニックを開院。婦人科・美容皮膚科を通じて、女性をトータルにサポートできるよう診療を行っている。
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