プリパーマでつくるかきあげ前髪
かきあげ前髪のスタイリングがうまくいかなかったり、すぐにペタッとなってしまったりする方におすすめしたいのが「プリパーマ」。
プリパーマとは、韓国語で「根元パーマ」のこと。プリパーマをかけることで根元がふんわりと自然に立ち上がるため、誰でも簡単にかきあげ前髪をつくれるのだそう。ペタンとした分け目で地肌が見えていると貧相に見えてしまうなど、30代・40代の髪悩みに多いボリューム不足も解消できます。
How to
1. 全体を軽く濡らしたらドライヤーで軽く乾かす。
2. 中間から毛先にかけてオイルを2プッシュしっかりなじませておく。
2. 前髪は真ん中から少しずらした位置に分け目をつくり、後ろに流して完成!
【センター分け・オールバック前髪】のデコ出しスタイル
カーラーでつくるセンター分け前髪
長めで直毛の前髪をそのままにしておくと、なんだかモサッとした印象に…そんなときは前髪専用のカーラーを使ってセットすると、簡単に自然なカールがつくれておすすめです。
How to
使うのは「くるんっと前髪カーラー」(¥638)。
クセづけしたい髪をカーラーで挟んで巻くだけ。外ハネのセンター分けにしたい場合は、こめかみあたりで止めます。5〜10分ほど置いてカーラーを外すと、自然なカールが完成。コテでセットした場合と遜色ない仕上がりに。
5〜10分ほどで巻けるので、スキンケアやメイク中にできちゃいます。上手くいかなくてもやり直しが効くので安心!
今っぽいセンター分け前髪
面長さんでも似合うセンター分けのポイントは、顔周りを外巻きにしてほぐし横幅をつくること。髪の毛でフェイスラインを隠すより思い切って出すことで縦ラインを緩和してくれます。スタイリング剤はオイルでサラッと仕上げて。
How to
1. 前髪を真ん中2cm幅とサイドの3つに分ける。
2. 温度160℃の32mmのコテで真ん中の毛束を根元からしっかりと内巻きにする。少し持ち上げるようにして巻くのがポイント。
3. サイドの前髪は、ハの字になるように通して軽く毛先を外ハネに。その後、真ん中の毛束をひっくり返し、根元にドライヤーの温風・冷風を交互に当てて立ち上げる。
4. 立ち上げた真ん中の毛束を散らす。センターで分け、32mmのコテで外ハネにしてなじませる。
5. 耳前の毛束をとり、32mmのコテで挟んで外側に2回転程度巻き上げる。落ちてきた前髪や後れ毛も外ハネにして。
6. オイルを500円玉大とり、手のひらに広げてから手ぐしを前から後ろに通すようにして全体によくなじませる。目の横あたりのサイドの毛束を押さえ、顔周りの毛束をほぐして完成!
ハンサムなオールバックヘア
前髪を後ろにすっきりと流すことでキリッとした目元が引き立ち、ハンサムメイクがいっそうスマートにキマります。すっきりタイトにするのは顔周りに絞り、後ろの髪はあえてラフに下ろします。後ろまでタイトにするとマニッシュになりすぎ、近寄りがたい印象になってしまうのでご注意を。
How to
1. ヘアバームを手のひらになじませ、ざっくりとオールバックにする
前髪からトップの髪は、あらかじめ水で濡らしてからドライヤーをあて、寝癖を整えておきます。ヘアバームを手のひら全体にのばし、前髪から手ぐしを入れてそのまま後ろへ。後頭部も手のひらで軽くなでつけるようにして毛先まで手ぐしを通します。髪質が硬い人や太い人は、後頭部を2〜3段でブロッキングし、1段ずつヘアバームで押さえるようにセットすると髪が広がらず、スタイルのもちもよくなります。ヘアバームはオイルのようなツヤ感と程よいキープ力を併せ持つスタイリング剤で、タイトストレートのヘアがキレイに仕上がります。
2. 前髪の毛束をねじって立体感を出す
指先にヘアバームをつけます。前髪からひと筋の毛束をとり、指先でねじりながら後ろへ流します。全体のバランスを見ながら左右それぞれ2〜4つの毛束をとって立体感を加えます。
【ヘアアクセ】カチューシャなどを使ったデコ出しスタイル
ヘアクリップだけで簡単な前髪アレンジ
少量でもしっかり留まるヘアクリップは、伸ばしかけの前髪アレンジに大活躍します。マットな質感のブラックが大人向き。
How to
約1cmくらいの小ぶりなヘアクリップを使用。
1. 前髪をざっくりとセンター分けにする。その分け目から3cm幅程度の毛束をとり、くるくるとねじりながら後ろに持っていき、ヘアアクリップで留める。
2. 反対側も同様にヘアクリップで留めて完成。
カチューシャをつけたワンカールヘア
How to
1. ベースは32mmのアイロンで毛先全体を外ハネのワンカールに。
2. スタイリング剤を手ぐしで全体になじませておく。
3. 前髪を軽くなでつけるように流し、耳周りは耳掛けしてカチューシャをつける。
※太めのカチューシャをつける場合は、根元から3cm程度離した位置に。カチューシャの幅によってつける位置が変わるため調整を。
カチューシャ×低めお団子のまとめ髪
ベースは鎖骨まであるミディアムレングス。前髪も後れ毛もパラパラと落ちにくく、おしゃれな雰囲気も演出できます。コテやヘアピンを使わないので、寝坊した朝や集中したいときにも便利。
How to
1. 髪のまとまりをよくするためオイルを全体になじませた後、ゴム1本で輪っか状のお団子をつくる。お団子は耳下あたりの位置にすることで大人っぽい印象になります。
2. コンパクトなシルエットのまとめ髪のためカチューシャをプラス。カチューシャは前髪の生え際に沿うようにやや斜めにつけるのがポイント。
カチューシャのねじりハーフアップ
シンプルなカチューシャでつくるきちんと見えヘア。カチューシャアレンジはどうしても甘くなってしまいますが、顔周りの髪は細かい束にすると抜け感が出て、程よく中和されます。
How to
1. カチューシャを生え際がギリギリ見える位置に、オールバックにしてつける。
※直毛の人は、表面だけ適当に巻いておくとニュアンスがついて◎。髪に少しでもクセがある人は、ソフトワックスやヘアミルク、バームなどをなじませてツヤとしなやかさを与えておく。
2. 耳の前にひと束、さらに前髪を薄く引き出したら、ハチ上の髪を後ろでひとつにまとめる。
3. まとめた毛束をひとねじりして押し上げ、トップから後頭部をふっくらさせる。
4. ねじった部分に下からピンを挿し込んでしっかり固定する。
5. 前髪と後れ毛に、指先にほんの少し取ったワックスやバームなどのスタイリング剤をつまみながらなじませ束感をつくって完成!
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