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アレンジ前のひと手間でこなれ感アップ!
ランダムに巻いておくのがアレンジ上手への道
アレンジ前には、「ヘアアイロンでランダムに巻くこと」「カールをほぐしてスタイリング剤もきちんとつけること」が鉄則です。曲線が重なるので髪に空気感が生まれ、アレンジ後に毛束を引き出すときもいい感じになります。
基本は【外巻きとミックスの縦巻き】
毛先を内巻きにするとちょっと古く見えてしまうため、毛先は必ず外巻きに。表面はうねりを出したいので、リバース巻き(後頭部の方に向けて巻く)とフォワード巻き(顔の方に向けて巻く)のミックスが基本です。
毛先を全部外巻きに
ヘアアイロンは32〜36mmのすこし太めを使うのがおすすめ。まずは毛先をワンカールの外巻きにします。毛束を巻いたら時間を置かず、ゆっくりと引き抜くとクルクルカールになりすぎません。ランダムでいいので、とにかく毛先を全部巻いておきます。
表面の髪はミックスの縦巻きに
毛束に対してアイロンを縦に挟んで巻きます。まず顔周りはリバース巻きに。毛先まで巻き込まないのがコツ。その後ろの毛束はフォワード巻きにし、リバースとフォワードを交互に巻いていきましょう。両サイドの顔周りには、再度リバースを巻き足して。
トップは後ろ向きに巻く
トップの毛束は、毛先を逃して毛束の中間〜根元付近を後ろ向きに巻きます。少し時間をおいてクセづけてからほぐしましょう。ここを巻いておくとトップや後頭部がふんわりします。
全て巻き終わったら、ヘアバームをひとすくいして手のひらによーく広げ、巻いたカールを崩しながらなじませます。毛先をつけてから全体につけて。ヘアバームはつけすぎるとベタつくので、少しずつなじませ、足りないと思ったらまた少し足すように。最後にブラッシングをしてさらにカールを細かくほぐします。
お団子|大人っぽさが光るおしゃれまとめ髪
リボンクリップでつくる大人かわいいシニヨン
リボンクリップとヘアゴム2本でつくるお団子ヘア。崩れにくく上品なかわいさを演出できます。
\How to/
1. 髪をひとつに結ぶ
ゴムを使って、髪全体を低い位置でひとつに結びます。
2. お団子にする
結び切る前に輪っかをつくり、お団子にしてまとめます。
3. 毛束を分けて持ち上げる
お団子をつくって残った毛束を、ざっくりと2つに分けたらサイドから上に持ち上げて、もう1本のゴムを使って毛先5〜10cmくらいの部分を結びましょう。
4. 毛束をねじってお団子に通す
結んだ毛束をねじりながら下におろし、つくった輪っかにお団子を通します。
5. はみ出た毛先を押し込む
お団子からはみ出てしまっている毛先は、結び目から中に押し込んでいきます。
6. トップに立体感を出す
毛束を少量ずつつまみ、トップに立体感をプラスしましょう。引っ張りすぎるとボサボサになってしまうので、鏡を見ながら慎重に。最後はリボンをつけて完成です。
キャップを被っても色っぽい“変形ロウボーン”
ロウボーンとは、韓国でトレンドとなった低めのルーズなお団子ヘアのことで、日本でも人気が出ています。本来は襟足付近でゆるくまとめたお団子ですが、キャップのときはお団子を毛先までずらした変形バージョンがおすすめです。
\How to/
つくり方はとても簡単で、髪全体を手ぐしでひとつにまとめて襟足付近でゴムで結びます。束ねた毛束の中間くらいまでゴムの結び目をずらしたら、毛先を折り返し、ゴムとゴムの間にはさんで固定します。上を向いた毛先を扇状に広げたら完成。顔まわりはサイドから2〜3つの毛束を出し、ルーズ感をプラスします。
ひとつ結び|シンプルなのにこなれるまとめ髪
U字コームを使った編み込み風ひとつ結び
U字コームとは、U字のフォルムをした大きなヘアピンのことで、べっ甲風やメタルなど素材のバリエーションも様々あります。U字コームでひとつ結びの髪をすくってから挿すと、編み込みを加えたような凝ったフォルムが簡単につくれるんです!
\How to/
1. U字コームをひとつ結びの下から挿す
髪をまとめ、襟足近くでゴムでひとつ結びにします。ゴムを少し下にずらしてまとめ髪を軽くゆるめたら、まとめ髪の下側からU字コームの先端が髪の表面から出るくらいまで挿します。
2. 髪をすくいながらU字コームを半回転させて上から挿す
[1]で挿したU字コームの先端を半回転させ、今度は髪の表面側から下に向けて挿します。下に向けて挿すときは、襟足近くの髪をコームにしっかりかませると固定力があがります。
3. 後頭部の髪から毛束を引き出して崩す
最後に、U字コームを軽く押さえながら、後頭部の髪全体から細い毛束をランダムに引き出します。後頭部全体にニュアンスをつけると、編み込み風ヘアとの一体感が出てバランスよく仕上がります。
タイト前髪×細めカチューシャで大人っぽく
カチューシャにもさまざまなデザインがありますが、40代が日常でさりげなくつけるなら、細めのタイプで黒やネイビーといったダークカラーがおすすめです。細めタイプであれば髪となじみやすいですし、黒やネイビーのダークカラーであれば引き締め効果もあります。また、カチューシャをつけたときは前髪をタイトにすることも子どもっぽさを解消するコツです。
\How to/
1. 前髪の分け目を6:4でつける
分け目をつけるときは、センターよりも少しずらした位置の6:4にすると好バランスに。(小鼻の外側の延長線上が目安です) コームでぴっちりとなでつけるようにします。髪が浮きがちな場合は、先にヘアバームなどをつけて少しウェットにしておくとセットしやすくなります。
2. ひとつ結びにしてカチューシャをセット
髪全体をコームでタイトにまとめて、後頭部の襟足近くでひとつ結びします。分け目の端にカチューシャがくるようにセットします。カチューシャの上面が少し生え際に向くようにしてセットすると頭が小さく見える効果も! ひとつ結びにしたゴムの上からヘアワイヤーを巻きつけると後ろ姿もおしゃれになります。
3. 前髪のうぶ毛を出して束感をつける
前髪のうぶ毛を出すと今っぽく仕上がるだけでなく、キュッと小顔に見える効果もあります。ヘアバームを指先につけ、分け目の6のほうの前髪からうぶ毛を引き出します。1cm幅から3〜4本の毛束をつくって細めにします。もみあげのおくれ毛もヘアバームをつけた指で束感をつけます。
5分でできる! ふんわりキュッの上品ローポニーテール
襟足近くでひとつ結びにしたアレンジは、髪全体をピチッとさせず毛束感で凹凸をつけると顔まわりに程よくボリューム感が出て、上品な女性らしさが漂います。
\How to/
1. 7:3で分け目をつけ、ブラシで髪をなでつけながら襟足近くで結びます。
2. 硬めのワックスを少量、ひとさし指のはらにとり、親指とこすり合わせながらなじませたらトップ部分と後頭部から毛束を引き出します。細く少しずつ引き出すとバランスよく仕上がります。
3. 前髪に短い毛がある場合は、ワックスをつけた指で毛束をつまみながら額になでつけるようにして斜めに流します。
ツイストひとつ結びでセンスアップ
マンネリ感を解消してセンスのいいひとつ結びを目指すなら、ちょっとしたテクニックをプラスするのがおすすめ。サイドにツイスト編みを仕込んだひとつ結びは盛り感が出て後ろ姿美人になるだけでなく、リッチなイメージになるためフォーマルな場のアレンジとしても使えます。
\How to/
1. サイドの毛束を残してひとつに結ぶ
先に髪をゆるく巻いておきます。その後、耳より前の髪を残し残りをひとつ結びに。
2. サイドの毛束をツイスト編みにする
残しておいたサイドの毛束を2束に分け、強めにねじってツイスト編みにしていきます。
3. ピンで固定する
毛先近くまで編んだ毛束を結び目に巻きつけ、両サイドをしっかりとピンで固定します。
4. 表面をつまみ出す
結び目を押さえながら、後頭部とツイスト編みした毛束の表面を少しずつつまみ出します。後頭部にはふくらみが、編んだ毛束にはこなれ感が出るようにするのが目的です。
くるりんぱ|崩れない立体感あるまとめ髪
ヘアクリップで留めるだけの簡単アレンジ
\How to/
シリコンゴムで低めの位置にゆるくひとつ結びにしてから外から内に“くるりんぱ”。その毛束を持ち上げて、ヘアクリップで留めるだけ。ねじりが加わることとで横から見てもおしゃれな仕上がりに。