「市販のめんつゆ」も、よく「冷蔵庫の主」になりがちですよね。「開封したあと、いつまで持つのか不安」「使い切れなくて、カビが生えてしまった……」などという声もよく聞きます。
最高の「めんつゆ」「焼き肉のタレ」は自宅で作れる!
めんつゆについては「『めんつゆばかり使うレシピ』に潜む3大深刻問題」でも解説しましたが、「魔法の調味料」さえ用意しておけば、自宅でおいしいめんつゆが、簡単に、しかも無添加でできます。
救世主は、「魔法の調味料」の1つ「みりん酒」です。「みりん酒」は、本みりんと純米酒を合わせて煮切って作るのですが、先ほど紹介した「かえし」と組み合わせることで、いつでもすぐに「めんつゆ」ができるのです。
「そうめんつゆ」も「うどんつゆ」も、もちろんOKですし、丼もの、煮物、天つゆも、水と混ぜる割合を変えることで、自由自在に使えます。
また、「みりん酒」と「かえし」で「焼き肉のタレ」も作れます。「焼き肉のタレ」もまた、いつのものかわからないものが「発掘」されがちな調味料です。
「これ、いつ開けたんだっけ?」と不安に思いながら使ったり、あるいは捨ててしまっているご家庭も多いのではないでしょうか。
これもその都度作れば、もうそんな思いをしなくて済むのです。
しかも「安部ごはん」として考案した「焼き肉のタレ」は、われながら絶品。私が高級店で食べた焼き肉のタレの味を、1つ1つ「自分の舌」で「味の組成」を分解し、再現して作ったものです。みなさんから「本当に高級店の上品な味がする」と喜びの声を多く頂戴しています。