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2025.08.02

トースターとオーブンの違いは?代用は可能?使い方のコツを解説

トースターとオーブンは見た目は似ていますが、機能が異なる家電です。それぞれの特徴や使い道をチェックした上で、トースターとオーブンを互いに代用するときのポイントを見ていきましょう。あわせてトースターもオーブンもないときに、代わりに使えるものも紹介します。

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トースターの特徴

トースターに食パンを入れている写真
(c)Adobe Stock

はじめに、パンを焼くトースターには、どのような特徴があるのでしょうか? 使い道とあわせて紹介します。

表面をカリッと焼く調理器具

パンを焼くためのトースターは、表面をカリッと焼きたいときに用いる調理器具です。

ポップアップ式とオーブン式の2種類がありますが、近年はオーブン式のトースターが主流。食感にこだわった焼き上がりを実現するタイプや、ピザを焼けるタイプ、揚げ物の温め直しにも使えるタイプなど、さまざまな種類があります。

用途は「焼き色をつける、温め直す」

トースターの主な用途は、先述のとおりパンまたは食材の表面に焼き色をつけること。トーストをきつね色に焼き上げるのはもちろん、ピザやグラタンの表面をこんがり焼くこともできます。

加えて、1度火を通して調理してあるものの温め直しにも使用可能です。トースターによっては、メニューや用途に合わせた調理モードを搭載しているものもあります。

オーブンの特徴

オーブンにポテトを入れている写真
(c)Adobe Stock

食材を焼くという点ではトースターとほとんど同じに思えるオーブンですが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか? 機能や使い道の特徴を見ていきましょう。

中までじっくり焼く調理器具

オーブンは素材の中までじっくり焼くことができる調理器具です。庫内を熱気と水蒸気で満たして、食品を上下左右から加熱します。

じわじわと中まで焼いていくため、塊のままの大きな肉や、切り身になっていない魚なども調理可能です。

用途は「蒸し焼きにして食材に火を通す」

オーブンは主に熱気と水蒸気で加熱する仕組みです。食材を蒸し焼き可能なため、じっくり火を通す料理に向いています。たとえば、ローストビーフ・ローストチキン・グラタン・パンなど。

また、オーブンには温度設定が可能な製品が多く、食材に合う適切な温度で調理することができます。

代用のポイント

エプロン姿で人差し指を立てている女性の写真
(c)Adobe Stock

トースターかオーブンのどちらかがあれば、もう一方の代用品として使えます。ただし、機能や使い道が異なる調理家電のため、代用するときには注意が必要です。ここでは、代用のポイントをチェックしましょう。

トースターをオーブン代わりに使うポイント

トースターをオーブンの代わりに使えるのは、200℃くらいまでの温度で焼き時間が30分程度の場合です。200℃以上で焼く、もしくは数時間かけてじっくり焼く際などは、トースターのみでの代用は難しいでしょう。

ちなみに、高温または長時間焼く必要のあるレシピなら、トースターへ入れる前に加熱しておくと、失敗しにくくなります。

また、トースターは短時間で焼き色をつける調理器具のため、食材の焦げにも注意しましょう。アルミホイルをかぶせて焼く、小まめに焼き色をチェックするなどの方法で調節します。

オーブンをトースター代わりに使うポイント

オーブンをトースター代わりに使うことも可能です。庫内が広く一度にたくさん焼けるため、家族全員分を一度に焼きたいときなどは便利でしょう。

ただしトースターと比べると、表面に焼き色をつけてパリッと仕上げるのは苦手であることから、焼き時間は長くかかります。両面焼きができないため「ひっくり返す」という作業も必要となり、10分ほどかかる場合もあるでしょう。

トースト機能が付いているオーブンであれば、その機能を使うのがいちばんですが、付いていないオーブンなら230℃で5~6分焼くのが目安です。高温で、しっかり余熱してから焼きましょう。

トースターもオーブンもない場合の代用品

魚焼きグリルを引き出している写真
(c)Adobe Stock

トースターもオーブンもない場合には、魚焼きグリルやフライパンで代用する方法もあります。それぞれの使い方をチェックしましょう。

トースターもオーブンもない場合の代用品は?
  1. 魚焼きグリル
  2. フライパン

魚焼きグリル

魚焼きグリルがあれば、トースターとして代用可能です。しかも焼き時間は1分半ほどと、ごく短時間。強い火力であっという間にパンが焼けます。

しかし、焦げやすさには注意が必要。慣れるまでは様子を見ながら焼くと失敗しにくいでしょう。また、4枚切りや5枚切りの厚いパンは熱源に近くなるため、さらに焦げやすい点に気をつけてください。

そのほかピザやグラタンなどのオーブンを使う料理も、表面に焼き色をつける段階ならばオーブン代わりに使用可能です。

フライパン

フライパンでもトースターの役割を果たすことができます。方法はいたってシンプル、油も何も引いていないフライパンでパンを両面焼けば完成です。バタートーストを作るときには、フライパンにバターを引いてからパンを焼くとよいでしょう。

また、パン・チーズケーキ・グラタンなど、オーブンを使う料理も調理可能です。表面に焼き色はつきませんが、ふたを使えばじっくり加熱できますよ。

まとめ

トースターは表面に焼き色をつける調理器具、オーブンは素材の中までじっくり加熱する調理器具です。見た目は似ていますが、機能は異なります。

ただし、使い方や作る料理次第では、トースターとオーブンを互いに代用することも可能です。もしトースターもオーブンもないときには、魚焼きグリルやフライパンで代用できます。ちょっとした知識として覚えておけば、機器が故障してしまったときなどに役立つかもしれません。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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