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LIFESTYLE 四字熟語

2023.10.15

【有為転変】とはどういう意味?「諸行無常」との違いは?

「有為転変」の類語は「諸行無常」など

有為転変」の類語には「諸行無常」や「生々流転」などがあります。類語の例やそれぞれの言葉の意味と読み方は、以下のとおりです。

【諸行無常(しょぎょうむじょう)】
世の中のすべては常に変化し生滅していて永久に変わらないものはないということ。

【生々流転(せいせいるてん)】
この世の中のものは生死を繰り返して変化していくこと。

【物盛んなれば則ち(すなわち)衰う】
すべての物事は、盛んになってしまうと後に衰えるということ。

【泡沫夢幻(ほうまつむげん)】
人生とは移り変わっていくものであり、はかないということ。

言い換えで注意したいポイント

ご紹介した類語は「有為転変」と似た意味を持つ言葉ですが、ニュアンスが異なる部分があります。たとえば、「有為転変」と「諸行無常」はほとんど同じように使えるものの、使われることが多いシーンが異なります。

有為転変」は単純に世の中の変化について表現する際に使われることが多く、一方で「諸行無常」は物事が盛んになったり衰えていくさまや、物がなくなる、壊れるなど、変化を嘆く際に使うことが多いでしょう。

「有為転変」の対義語は「万古不易」など

有為転変」の対義語は「万古不易」や「永久不変」などがあります。それぞれの言葉の意味と読み方は、以下のとおりです。

【万古不易(ばんこふえき)】
いつまでもずっと変化していかないこと。

永久不変(えいきゅうふへん)
いつまでも果てしなく続き、変わっていかないこと。

これらの対義語もあわせて覚え、ボキャブラリーを増やしましょう。

「有為転変」の意味を理解して正しく使おう

有為転変」とは、世の中の物事は常に変化していくことを意味する言葉です。はかないものである、虚しいなどのニュアンスが含まれています。使う際は、「有為転変の世の中」、「有為転変を思い知った」のように使いましょう。

有為転変

「有為転変」という言葉の持つ意味や類語、対義語などをまとめて確認し、正しく使えるようになりましょう。

写真・イラスト/(C) shutterstock.com

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