「損得勘定」の意味は?
「損得勘定」とはどのような意味でしょうか。また、どのようなシチュエーションで使われるものでしょうか?
意味
「損得勘定」は「そんとくかんじょう」と読み、自分にとって、得になるか損になるかを考えることです。「損得勘定」は、金銭に直接関係することだけではなく、人間関係においても、「この人は自分にとって得になるかな? 損になるかな?」と考える場合も含まれます。
「損得勘定」は、あまり良い意味では使われませんので、良好な関係の人に対する褒め言葉として、「損得勘定が得意ですよね」などと言ってはいけません。
【質問】あなたの周りに「損得勘定」をする人はいますか?
あたなの周囲に「損得勘定」をする人で思い浮かぶ人はいるでしょうか。女性100人にリサーチしてみました。
・いる…33.3%
・いない…66.7%
※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。
「損得勘定をする人はいるか」の質問に33.3%の人が「いる」と答えました。では実際にどんな場面で、その人のことを「損得勘定をする人」と感じたのでしょうか。体験談をご紹介します。
体験談
・自分にメリットがあるかどうかで相手への態度を変える人がいる。 (30代・愛知県)
・実の姉は、相手が自分のために動いてくれる人には優しく接して、自分にとって特に何ももたらすことがない人には冷たい (40代・静岡県)
・頼むと嫌がるのにお金を払うとやってくれる。 (30代・静岡県)
「損得勘定」をする人の特徴
「損得勘定」をする人の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
人よりも得をしないと気が済まない
「損得勘定」する人は、自分の損得だけではなく、他人よりも得したいという気持ちも強いのが特徴です。誰かが得しているのを見ると、なんだか自分が損しているような錯覚に陥り、その人よりも得したいと考えます。
人を信用しない
「損得勘定」で動く人は、そもそも他人を心の底からは信用していないことが多いです。友達関係や恋愛も、一見仲良く楽しく過ごしていても、「この人は自分にどのようなメリットをもたらしてくれるだろうか?」と、どこかで損得を計算しながら付き合っているケースも。
判断に優れている
「これは自分にとってどの程度の価値があるか」などを判断することに、非常に優れています。
恋人を「損得勘定」で考える人の心理&恋愛傾向
を「損得勘定」で考える人もいます。以下でリストアップしたような人は、周りにいませんか?
条件の良い人を好む
「高収入」、「人に自慢できる」などのポイントで、恋人を選びがちです。付き合うことによる金銭的なメリットや精神的なメリットを考え、性格は二の次で構わないのです。
周りと比較してしまう
自分の恋人よりも条件の良い相手と付き合っている友人がいると、更に条件の良い相手を求めるようになります。人よりも得をしたいという気持ちが働きます。