相手も損得勘定で付き合っている
お互いがそれぞれ「損得勘定」で付き合っている恋人同士もいます。恋愛で「損得勘定」をするのは、女性だけではありません。「損得勘定」する人の中には、プライドが高いだけではなく、上昇志向が高い人も多いのが特徴。自分を磨く努力も惜しまないので、男性にとっては「連れていて自慢できる容姿・収入」であることも多々。お互いが、「連れていて自慢できる」「人に自慢できる」という「損得勘定」で付き合っている可能性があります。
「損得勘定」を克服する方法とは?
「損得勘定」は、必ずしも悪いものとは言えません。ですが、「損得勘定」を克服する方法も知っておきましょう。
その人、その物事の本質を見る
「損得勘定」を克服したいなら、損得は抜きにして、その人の本質を見極める努力をしましょう。そうは言っても、ついついいつもの「損得勘定」が首をもたげて、損得を考えてしまうかもしれませんね。そういう時は、「損」だと判断した場合でも、あえて損を受け入れてみては? 損得を超えた新しい価値観に気づくかもしれませんよ。
大きなスパンで物事を考える
目先の損得に気を取られることなく、大きなスパンで物事をとらえると、「損得勘定」の沼から脱出できることもあります。また、気持ちのもゆとりができるでしょう。
どうしても損をすることが難しいときは、「損して得取れ」という言葉を思い出してください。これは、「一時的には損をしてでも、将来的には得になることを考えなさい」という意味です。もともとは「損をしても、人から信頼されろ」という意味の「徳取れ」だったのですが、今では、前者の「一時的には損をしてでも、将来的には得になることを考えなさい」という使い方が一般的です。
「損得勘定」を英語で表現する
「損得勘定」の英語での表現方法もご紹介しておきます。
「she is a very calculating person」(彼女は損得勘定で動く人だ)
「損得勘定」は、英語では「calculating」を使って表します。「calculate」は計算するという意味で、計算機・電卓という意味の「calculator」も、「calculate」の派生です。
「Their motives were mercenary」(彼らは報酬目当てだ)
mercenary」には、「金銭ずくの」、「報酬目当ての」という意味があります。
「He did it from selfish motives」(彼はそれを打算でした)
「selfish」は、「利己的な」という意味の単語です。
最後に
この記事では、「損得勘定」を深堀し、その克服方法にも触れましたが、「損得勘定」は必ずしも悪いものではありません。「損得勘定」には良い面と悪い面があり、良いほうに作用すると、向上心が高まったり、目標を高く持てたり、人生をより良い方向へ導いてくれることもあります。あまりネガティブに考えず、自分の中にある「損得勘定」を上手くコントロールするのもいいでしょう。
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