天変地異とは自然界で起こる異常な出来事。意味や種類、例文について解説 | Domani

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2021.11.15

〝天変地異〟とは具体的にどんなこと?【いまさら聞けない四字熟語】

天変地異とは、天体や気象・地上など自然界で起こる災害や不思議な出来事を指す言葉です。異常気象など、あまり例のないことが起きた場合に使われます。今回は、天変地異の内容や具体的な災害などの種類について解説。似たような言葉や例文もご紹介します。

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「天変地異」とは自然界で起こる異変や変わった出来事のこと

「天変地異」は「てんぺんちい」と読みます。天空や地上で起こる自然災害、不思議な出来事などを指す言葉です。普段ではあまりないような変動が起きたときに使われます。日本は大きな災害が起こることも多く、「天変地異」の言葉をニュースで聞くこともあるでしょう。

天変地異

「天変地異」の意味は、次の通りです。

天変と地異。自然界に起こる異変。台風・地震・洪水など。

(引用〈小学舘 デジタル大辞泉〉より)

ここでは、「天変地異」の具体的な内容や「天変地異」を使った例文をご紹介します。

空と地上で起こる出来事を指す

天変地異は「天変」と「地異」という2つの言葉から成る四字熟語で、空と地上で起こる変動という意味です。「天変」は天空に起こる変動という意味で、変わった気象やそれによってもたらされる災害を表します。暴風雨や日食、隕石、彗星などのことです。

「地異」は地上で起こる異変を表し、火山の噴火や地震、津波、洪水などが発生する異変がこれにあたります。

近年の日本は、大地震や異常気象による災害が相次いでいます。まさしく天変地異に多く見舞われているといえるでしょう。

「天変地異」を使った例文

「天変地異」を使った例文をご紹介します。実際に使用するときの参考にしてみてください。

天変地異

最近はうちの地域も【天変地異】に見舞われることが増えてきた
・【天変地異】は避けられない出来事であり、日頃の備えが大切である
・見たことのない形の雲が現れ、【天変地異】の前触れと言われている
・日本は地震や台風などの【天変地異】が多い国である
・【天変地異】はいつ起こるかわからないため、常に備蓄をしておかなければならない

「天変地異」の種類

「天変地異」とひと口に言っても、空と地上で起こる変動はさまざまです。空で起こるものは、天体で変動が起こる場合と気象に異常が生じる場合とに分けられます。

天変地異

また、「天変地異」は災害だけではなく、天体でショーのように繰り広げられて人々を楽しませるものも少なくありません。ここでは、「天変地異」と呼ばれる現象の代表的なものをご紹介します。

空で起こる「天変地異」

空で起こる「天変地異」は、日食や月食、彗星など天体で起こるもの、大雨や落雷など異常気象を原因として起こるものに分けられます。

【天体で起こる天変地異】
日食:月が太陽の前を横切り、月によって太陽の一部または全部が隠される現象。太陽の一部が隠れる「部分食」、すべてが隠れる「皆既食」、太陽が月より大きく見え、月の周りから太陽がはみ出して見える「金環食」がある
月食:太陽と月の間に地球が入り、太陽・地球・月が一直線に並ぶ現象。地球の影に月が入り、月が欠けて見える
彗星:太陽の周りを回る氷でできた天体。地球に接近して天体ショーを繰り広げることもある
隕石:地球外から地球に落ちてきた固体惑星物質の総称。大気中で燃え尽きずに地表に到達したもの

【気象により起こる天変地異】
豪雨:比較的短い時間に激しい勢いで大量に降る雨のこと。局地的に降るものを集中豪雨という
暴風:台風などを原因とする激しく強い風のこと。平均風速がおよそ毎秒15~20メートル以上の風が吹く場合を指す
豪雪:比較的短時間に大量に降る雪のこと。一夜に1メートル以上の降雪が豪雪の目安とされる
落雷:雲の中で電気が発生し、雷雲と地表の間に起こる放電現象。木や塔などの突起物に落ちやすい

地上で起こる天変地異

地上で起こる天変地異には、次のようなものがあります。

地震:地下の岩盤が周囲から押され、もしくは引っ張られて、岩盤が急激にずれる現象。地震の規模を「マグニチュード」と呼び、震動の強さを「震度」と呼ぶ
火山噴火:火山の深部で発生したマグマが地表に噴出する現象
・津波:地震や海底火山の噴火などを原因として波が発生し、伝播する現象
・洪水:雨や雪解けにより、川の水量が通常より著しく増えた状態
・河川の氾濫:大雨で川の水位が上がり、堤防の高さを越えるか堤防が壊れるかして水があふれる現象

「天変地異」の類語

「天変地異」を言い換える類語はさまざまなものがあります。そのほとんどが、災害に関するニュアンスが強い類語です。類語として近いのが「天災地変」で、自然界に起こるあらゆる災害を意味します。

天変地異

ほかにも、破滅的な災害を意味する「カタストロフィー」や、天災や事故による災難を意味する「災禍」なども類語といえるでしょう。それぞれ詳しくご紹介します。

1.天災地変

天災地変は「てんさいちへん」と読みます。自然界の変動によって起こるさまざまな災害や異変という意味です。

「天変地異」は災害以外の変わった出来事も含む言葉ですが、「天災地変」は「天災」という言葉通り、自然界がもたらす災害に限定されます。

「天災地変」を使った例文を見てみましょう。

【天災地変】は人の力ではどうすることもできない
・今年は例年になく【天災地変】に見舞われた一年だった

2.カタストロフィー

「カタストロフィー」とは英語で「catastrophe」と表記し、悲劇的終末や破局と訳されます。災害に限らず、物事の破局など広い意味で使われる言葉です。災害などで使う場合、より深刻な惨事という意味合いが込められています。

「カタストロフィー」の使い方を例文でご紹介しますので、参考にしてみてください。

震度6以上の地震は【カタストロフィー】を想像させる
・あの映画は、街に隕石が落ちるという【カタストロフィー】で結末を迎える

3.災禍

災禍は「さいか」と読みます。天災や事故によって受ける思いがけない災難という意味です。「災禍に遭う」という表現をします。「禍」という文字は災難や不幸なできごと表し、近年では「コロナ禍」という使い方で有名です。

新型コロナウイルスの感染拡大による災難を指し、ニュースなどで頻繁に使われるようになりました。

「災禍」の例文をご紹介します。
・疾病による【災禍】がだいぶ収まってきたようだ
・震災による【災禍】は経済に大きな影響を及ぼしている

「天変地異」は人の力が及ばない自然界の出来事

天変地異

「天変地異」は天空や地上で起こる災害や異常な出来事です。自然災害に使われることが多い言葉ですが、日食など天体で起こる現象にも使われます。人の力が及ばない、自然界の不思議な出来事全般に使う言葉といってよいでしょう。類語には天災地変やカタストロフィー などがありますが、これらは特に災害の場面を想定した言葉であり、違いについても把握しておいてください。

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