対義語「唯々諾々」を例文でご紹介
「不承不承」の対義語としては、「唯々諾々(いいだくだく)」を挙げることができるでしょう。「唯唯諾諾」とも書きます。物事の善悪などを考えずに、相手の言葉に従う、相手に「はいはい」と従うことを指す言葉です。
いくつかの例文を通して、使い方を見ていきましょう。
・彼女はいつも彼に【唯々諾々】と従っている。なぜなのだろうか。
・私が指図をすると、部下たちは【唯々諾々】と命令に従う。
・彼にお願いをしたら、【唯々諾々】と受け入れてくれた。
「不承不承」を正しい状況で使用しよう
「不承不承」とは、いやいやながらも言われたことを引き受けることを指す言葉です。喜んでしているわけではないということを相手に示す言葉でもあるので、使うときは注意したほうがよいでしょう。
気持ちよく受け入れていることを示したいときには、「喜んでいたします」「嬉しいです」とポジティブな表現を使うほうが良いでしょう。また、他人に何かをするときは、「不承不承」であることが表立たないように配慮することも大切です。
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