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LIFESTYLE子育て

2022.02.03

「夜泣きが大変だった」「イヤイヤ期がすごかった」…我が子の誕生エピソードを話すときは注意が必要!

子どもに「自分が生まれた時どうだった?」と生まれた時や、乳児の頃の話を聞かれる時があると思います。このとき、伝え方を間違えると大変なことになると、スクールカウンセラーでもあり、臨床心理士・吉田美智子さんは話します。

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「誕生秘話」には100%肯定的な気持ちで

学校で二分の一成人式や、家庭科・総合の時間に、自分の誕生や幼少の頃について調べる授業があります。この際、親は何の気なしに生まれた時の話をすると思うのですが、実は注意が必要なんです。

つい口から出てしまった愚痴にも聞こえる思い出話は、今に繋げてフォロー!

子どもが生まれた瞬間から、親は24時間休む暇もなく子育てに励みます。授乳や夜泣き、寝かしつけ、お風呂など、どれひとつとっても大変で、自分のことは後回しにして過ごしてきたかもしれません。一番手のかかる乳幼児期から徐々に負担が減るにつれ、大変だった記憶も曖昧になっていくものです。

誕生から10年前後、つまり子どもが10歳くらいになると、学校で自分の誕生や幼少の頃について調べる宿題が出ます。10年も経つと親の記憶も定かではなく、大変だったことだけ伝えがちになります。例えば、「なかなか寝てくれなくて寝かしつけが大変だった」「イヤイヤ期がひどくてすごく悩んだことがあった」など、つい本音をポロリと言ってしまうことも。

本音を受け取った子どもは「親を困らせてる」と誤った解釈をしてしまうことも。本音が出てしまうのは致し方ないことですが、これだけで終わらないで欲しいのです。「その甲斐あって、今のあなたがこんなに元気で健やかに育った」「大変だったけど、いつも笑顔に癒されていた」などと付け加えてえてください。大変だった過去があって、今がこんなに幸せだと繋げて欲しいのです。

学校の課題は、自分を知る・親の苦労を知ると言った目的があるようですが、この時期はちょうど思春期に突入する時期でもあります。親子関係が揺らがぬよう、〝生まれてきてくれたことを喜んだ〟〝生まれてきてくれてありがとう〟の気持ちを忘れずに伝えてください。

画像/(C)Shutterstock.com

取材・文/福島孝代

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らしく生きる、働く、子育てするを応援中。
HP
Twitter: @hakoniwasalon

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