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LIFESTYLE夫婦・家族関係

2022.01.28

人生100年時代の親子のかたちって?【モデル牧野紗弥 ワークライフ「マイ」バランス#03】

モデルであり3児の母でもある牧野紗弥の人気連載。昨年から夫婦別姓を進めてきて、わかってきたことはたくさん。今回は、その中で「バランス」や「コミュニケーション方法」などについて語ります。

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夫婦別姓を実践してみて、動揺することもあるけれど

2021年は、家族の形を変えた年でした。

夫婦別姓を実践するにあたり、そのプロセスはこれまでの連載でも書いてきました。共同親権という形を取りたいけれども、それができない日本の現状を何度も話し合い、どんな形が私たちの家族に合うのか、考えて続けてきました。何を基準に判断したらいいか確信がもてないことに、今も変わりはありません。そうしながらも出した結論は、3人の子どもの親権は私がもち、子どもたちの戸籍は夫に残す形でした。

夫婦別姓を選択するためのペーパー離婚の話をした時から1年が経ち、子どもたちは冷静に受け止められる部分や、まだ自分ごとに咀嚼しきれていない部分など、いろんな感情があるように思います。それを子どもの動揺ととらえる方もいらっしゃるかもしれません。人生100年、そのときどきで、親と子それぞれの立場で問題に向かって考える習慣を続けていきたいと考えます。

牧野紗弥▲年明け、白馬にスキーをしに行きました。1日に20本以上滑って、新年から元気いっぱい!

我が家なりの「バランス」とメリハリで

先日DMM.comでオンラインサロンをオープンしました。タイトルは、お気に入りの『MY BALANCE』です。昨年、Web Domaniでの連載をリニューアルする際、編集長の藤井さんと、担当編集の南さんが提案してくださった連載タイトルが「マイバランス」で、偶然にも同じです。また、同じタイミングで友人から「自分に何が必要かって、ほんとそのどきどきのバランスだよね」と話していたことも、強く心に残っています。

ということもあり、「バランス」は、今の自分の気持ちにピタリとあてはまる言葉です。家族ひとりひとりが自立を意識すると、行動や時間の使い方、相手の「バランス」を意識するようになり、生活にメリハリが生まれました。

一方で、今まで密着した関係だった子ども達と私との間に、距離ができたことも事実です。夕食の片付けを終えた後、私は仕事部屋でプライベートな時間を設けるようになりました。子どもたちは、そんな状況を寂しいと感じるよりも、その意味を一緒に考えてくれます。家族みんながそろう形もいいし、パパ・ママどちらかといる形もいいし、シッターさんといる形もいい。決まった形をつくらないのが、今の「バランス」なんだと思います。形が変わるとコミュニケーションの方法も変わるもので、電話やメールでこまめなやりとりは、かつてよりとても多くなりました。

牧野紗弥▲今年は、愛犬アニーとたくさん運動するぞ!

意見をもつこと、言語化することの大切さ

そんなとき、家族で気をつけているのは、コミュニケーションをとるときは双方通行で向き合うことです。先日子ども達と「天才とは何か」「いろんな天才がいる」という話をしていたとき、その中で「コミュニケーションの取れる天才」「人の話を聞ける天才」…などのワードが出てきたんです。それぞれが自分の意見を持とうと意識し、言語化することをためらわなくなったこの1年。時として人と違う生活スタイルや進路を選択することになっても、コミュニケーションをベースに、自立する気持ちと柔軟な対応力が家族それぞれに生まれたのではないかと思っています。それは、繰り返し子どもたちに伝えていることでもあり、その成果でもあると思うと、うれしくなりました。

とある占いによると、2022年のキーワードは「自愛」だそうです。人を蹴落として上がりたいと思うのが自己愛。それとは違い、自分軸をもちつつ「人も愛す」というときに、相手に投げかける言葉が「自愛」だそうです。そのためのコミュニケーションを大切にしながら、そしてまだまだこの先も続く変化を楽しみながら、進んでいけたらいいなと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

▶これまでの連載:モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところバックナンバー

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モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子どもとアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。

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