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2023.10.14

【裸足】で過ごすメリットとは?「素足」との違いについても解説

 

「裸足」は、心と体の両方に良い効果をもたらすとされています。現代の私たちは、足を保護する生活スタイルが定着し、足の骨を使うシーンが減っています。正しい言葉の意味や「素足」との微妙な違い、「裸足」で過ごすメリットや注意点を詳しくご紹介します。

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現代人の足に起きている変化

現代の生活様式では、固いコンクリートの上を靴底の厚い靴を履いて歩くのが一般的です。仕事や勉強をする間も「裸足」になる機会は少ないのが現状です。

人間の足は、動物の中でも二足歩行という特殊な動きに対応できるようになっています。その特徴として挙げられるのが土踏まずで、26個の骨が足の裏にアーチを作り、衝撃の吸収や姿勢の保持に作用しています。

しかし、現代人の生活スタイルは足の過保護により土踏まずの成長が妨げられ、足の裏が平らである偏平足の増加原因になっているかもしれません。

(C)Shutterstock.com

「裸足」で過ごすメリット5つ

「裸足」での生活スタイルを取り入れることで、次にご紹介する5つのメリットが得られると考えられます。

・ニオイや肌トラブルの軽減
・足裏への刺激
・姿勢の矯正
・土踏まずの発達
・解放感

(C)Shutterstock.com

普段「裸足」になる機会が少ない方も、「裸足」の効果を知るとすぐに試してみたくなるかもしれませんね。

各メリットを1つずつ取り上げ、詳しくご紹介します。

ニオイや肌トラブルを軽減できる

足の嫌なニオイや肌トラブルの原因として、靴下や靴を履き続けることでの蒸れが考えられます。足が蒸れると雑菌が増殖した状況が継続し、ニオイや肌の調子の悪化に繋がるでしょう。

足の蒸れを解消するためには、「裸足」で過ごすことが有効です。靴下や靴を履く時間を短くすることで、足に存在する雑菌の増殖を抑えられるかもしれません。

足裏が刺激される

第二の心臓とも呼ばれる足の裏には、多くの毛細血管が巡っているのが特徴です。「裸足」で歩けば、血管に負担を掛けずに運動効果を高められるとされています。

つまり、足の裏に適度な刺激を受けることで血行が良くなり、身体が温まるのを実感できるかもしれません。固い靴を履いている時には無縁になりがちな刺激を上手く取り入れるには、「裸足」の時間を増やしてみるのが効果的です。

姿勢を正しやすくなる

実は「裸足」には、正しい姿勢を保つ効果もあるのです。2本の足でバランスを取っている人間にとって、唯一足裏のみが地面に接しています。

「裸足」になると、靴を履いている時より、足の裏の筋肉を上手く使えるため楽に立ち姿勢を保てるでしょう。立ち姿勢がゆがむ原因としては、靴を履いていることで足裏の筋肉が上手く機能せず、太ももやふくらはぎが代わりにバランスを整えようとすることが挙げられます。

現在の姿勢を確認する意味でも、「裸足」の状態での立ち姿を確認してみるのもよいでしょう。

土踏まずが形成されやすくなる

人間の運動機能において、土踏まずが重要であることは冒頭でもご紹介しました。土踏まずが発達するには、しっかりと地面を踏みしめて歩くことが大切です。

靴を履いている状態では、足の指もあまり使われず、土踏まずの発達が遅れるともいわれています。「裸足」で歩く習慣があれば、指の可動域も広がりしっかりと地面を踏みしめて歩くクセを付けられるでしょう。

解放感が得られる

仕事中や外出先などで、靴を脱ぎたいと感じたことのある方もいるはずです。日常的に履いている靴下や靴ですが、長時間履き続けていると窮屈さが伴います。

「裸足」でいる時間は、足の裏に多い副交感神経が刺激され、リラックスした気分になれるでしょう。外で「裸足」になるのは難しいですが、家にいる時間は裸足になって解放感を味わうのもおすすめです。

(C)Shutterstock.com

「裸足」で過ごす際の注意点

ニオイや肌トラブルの防止、リラックス効果などメリットの多い「裸足」ですが、実際に生活の中に取り入れる際には気を付けたいポイントがあります。

まずは、足を傷つけないように気を配ることです。靴を履いている時と違って、肌が直接地面に触れるため鋭利なものが落ちているとケガをする危険性があります。

また、「裸足」で過ごすことで足の冷えを感じてしまう方もいるでしょう。「裸足」の効果を高めるためにも、予め注意点を確認しておくと安心です。

足を傷つけるものがないか確認する

「裸足」になる前に、足の裏を傷つけるような危険なものは片付けてしまいましょう。家の中では掃除や整理整頓をすることで、負担なく「裸足」で過ごせる環境を得られるはずです。

一方で海水浴場の砂浜など、外で「裸足」になる場合には特に気を付ける必要があります。思いがけないゴミが落ちていることも考えられます。

安全が確認できてから脱げるように、ビーチでも足裏を保護できるサンダルなどは欠かせないでしょう。

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