仕上げはアルコールで除菌
壁・便器・床と一連のトイレの掃除が終わったら、全体に消毒用アルコール(エタノール)を吹きかけ、除菌します。
ドアノブ・水洗レバー・スイッチなど、手の触れるところは念入りにアルコールで消毒します。なお、アルコールを使用する際は十分に換気して行うようにしましょう。
月1回のトイレ掃除は念入りに!
トイレの目に付きやすい部分を毎日掃除していても、水気の多いトイレは、どうしても見えないところに汚れがこびり付いていることがあります。
放っておくと、いつの間にか雑菌が繁殖して、気付いたときには大掃除をしなければならない…なんてことになりかねません。
月に1回、目に見えにくい部分まで念入りに掃除をする時間を設けると安心です。細かい部分までしっかりと掃除を行い、運気UPを目指しましょう。
ウォシュレットのノズル洗浄
ウォッシュレットが付いたトイレなら、月に一度はシャワーノズルの掃除を行いましょう。
まず、「シャワーノズル掃除ボタン」を押し、ノズルを引き出します。ボタンがない、またはシャワーノズルが反応しない場合は、手袋をしてから優しく手で引き出しましょう。シャワーノズルが出てきたら、クエン酸スプレーをかけ、歯ブラシで軽くこすります。仕上げにトイレ除菌シートで拭きあげれば完了です。
シャワーノズルに汚れが付いていない場合は、クエン酸スプレーを使わなくても、トイレ除菌シートで拭くだけできれいになります。
月1回の頻度で行えば、こちらも1分程度で掃除が完了します。
タンクの内部を掃除
タンクの内部は放っておくと、いつの間にかカビが発生していることがあります。そのままにしておくと、悪臭の原因につながりかねないため、定期的に掃除を行いましょう。
掃除といっても、煩わしい作業はなく、重曹1カップをタンクの内に入れるだけとお手軽です。あとは6時間ほど流さずに待ち、時間がきたら、レバーの「大」を引いて水を流せば掃除は完了です。
毎月最終日曜日の夜など、日にちを決めて行うとよいでしょう。
日頃からトイレを汚さないためのポイント
家族みんなが使うトイレは、一人一人の心掛け次第で汚れを抑えることができます。掃除と家族の協力で、いつでも快適に使えるきれいなトイレを目指しましょう。
気付いたらすぐに拭く
トイレを汚したことに気付いたら、放置せずすぐに掃除をすることが大切です。すぐ取れるところに除菌シートを用意しておけば、さっと拭くだけで終わります。時間も数秒で済むので、協力してもらいやすいでしょう。
床に落ちた紙くずもそのまま放置するのではなく、気付いた人が取るようにするだけでも見た目の印象は異なります。
男性も便座に座って用を足す
男性が立ちながら小便をすると、便器や便器の周りに尿が飛び散ってしまうのは避けられません。壁や床に尿が付着すると、シミになったり臭いの原因になったりと、トイレを清潔に保ちずらくなってしまいます。
家族みんなが長期にわたって快適なトイレを維持するために、座って用を足すルールを設けてみましょう。ずっと立って用を足していた人は違和感を覚えるかもしれませんが、3日もあれば慣れてくるはずです。