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2023.03.21

タイプごとの〝役職一覧〟をチェック!役割からビジネスシーンでやりがちなミスを防ごう

 

組織のヒエラルキーピラミッドのイラスト

【代表取締役社長】
企業を率いるリーダーとしての役割を果たすのが、代表取締役社長です。企業によっては、代表取締役と社長が別々に存在する場合もあります。

代表取締役社長の上に会長職が設置される場合でも、企業経営の権限のトップである点は変わらないでしょう。

【専務取締役】
専務取締役は、社長の補佐役として業務をこなすのが役目です。社長が不在にしている間は、代わりに実務を代行することもあります。

【常務取締役】
社長の補佐として働く専務に対して、部下たちの統括をする役割が強いのが、常務取締役です。実際の作業現場に顔を出す機会は少ないかもしれませんが、重要な経営判断をする取りまとめ役として置かれています。

【本部長(事業部長)】
本部長とは、本部のリーダーとしての役割を果たす役職です。

【部長】
部長は部署内の管理・統括を任されている役職です。経営陣の視点が求められるシーンもありますが、役員ではなく従業員として職務にあたります。

【次長】
次長は部門管理の長の次席にあたるポジションです。部長の業務を補佐する形で、従業員を取りまとめます。

【課長】
各課の長として従業員を統括する役職です。一般従業員から比較的近い存在の役職であるため、部下たちの普段の業務を管理する役割も果たします。

【係長】
課内のチームを率いるのが、係長です。チームリーダーとして課長の業務をサポートしながら、業務を遂行します。

【主任】
主任は、一般社員を取りまとめて業務をスムーズに進める役割を果たします。一般社員との距離が近いため、上司というよりは頼れる先輩のような立場であることが多いでしょう。

【一般社員】
一般社員は各々が任された業務にあたり、特別な権限は付与されません。

おもに自治体で用いられる役職一覧

一般的な企業で用いられる役職と比べると、自治体での役職には多少の違いがみられます。おもに自治体や一部の企業で用いられている役職の一覧を、確認しておきましょう。

街の航空写真の上に線で繋がれた点が描かれた画像

【役職名:主な役割】

・参与:局長相当の立場として意思決定をする

・参事:部長相当の立場で知識や経験を活かして業務にあたる

・主幹:事業の中心となるポジションでチームをまとめる

・主査:部下のとりまとめなど幅広い業務を任される

・主任:主事のなかでもリーダー的な役割を果たす

・主事:一般社員と同じような位置づけで業務にあたる

 

地方・国家公務員の役職一覧

地方・国家公務員は一般の企業や自治体とは違った役職を利用しているため、知識がないと混乱してしまう場合も多いでしょう。それぞれの役職名をこの機会に確認してみてください。

【地方公務員の役職一覧】

・次長、本部長、技監、理事

・部長、担当部長

・統括課長

・課長、担当課長、専門課長

・課長補佐

・係長、主査、担当係長、次席

・主任

・主事

 

【国家公務員の役職一覧】

・事務次官

・省名審議官

・官房長、局長、政策統括官

・部長、総括審議官

・審議官

・官房三課長

・課長、参事官

・室長、企画官、調査官

・上席専門官、課長補佐、専門官

・係長、主査、専門職

・主任

・係員

 

役職一覧を正しく把握して使いこなそう!

役職は組織内で任された業務や責任を明確に示すために用いられるもので、多くの企業や組織、自治体で利用されています。ただし、企業ごとに役職に与えられた権限は異なるため、一概に役職名だけですべてを判断することは難しいでしょう。

ご紹介したとおり、一般的な企業や自治体、公務員など組織によって設定されている役職には差があります。独自の役職を設けていたり、役職の権限を複数のポジションに分けていたりする点にも注意しましょう。

正しい役職の意味や重要性を知れば、ビジネスシーンでのトラブルを防ぐことに役立つはずです。

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