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2022.12.07

至極の時間が過ごせる。オーシャンフロントの1棟貸切バケーションハウスで過ごす休日

 

稲村ヶ崎駅から3分ほど、国道134号沿いを歩くと一際目を引く真っ白な建物が目に留まります。2022年8月にオープンした、1棟貸切のバケーションハウス「3rd HOUSE 稲村ヶ崎」です。泊まるではなく暮らすことを目的とし、民泊営業として年間180日はゲスト様をお迎えし、残りは元会社社長の3人のオーナーが家族や仲間たちと過ごしています。オーナーのこだわりがたっぷり詰まった「3rd HOUSE 稲村ヶ崎」をレポートします。

Text:
岡のぞみ

こだわりの詰まったバケーションハウス「3rd HOUSE 稲村ヶ崎」

「3rd HOUSE」には様々な思いが詰まっています。3人のオーナーがつくったということ。がむしゃらに働いた独身時代、仕事と家庭に充実した子育て時代、そして第三の時代「老後」のためのベースであること。親子3代で楽しめる場所であること。そしてゲストにとって大切な第3の場所になってほしいとの願いが込められています。

3階建ての建物外観

「3rd HOUSE 稲村ヶ崎」は西棟、東棟に分かれており、インテリアなどのコンセプトも異なります。

海が見えるリビングルーム

東棟は1棟230㎡のジュニアスイート。和室と2つのツインベッドルームがあり、最大6名が宿泊可能。リビングのインテリアは木の温かい印象を受けます。ベッドからの落下が心配な小さなお子さんがいる家庭は、和室があるのは嬉しいですね。

和室

西棟は1棟400㎡のエグゼクティブスイート。ツインベッドルームが4部屋あり、最大8名が宿泊可能です。インテリアはモノトーンを基調としたシックなイメージ。もちろんどちらも駐車場完備です。

ソファのあるリビングルーム

早速西棟の室内を拝見。案内してくれるのは、常駐のコンシェルジュ。滞在中のリクエストやお困りごとを相談できるので安心です。

サーフボードと鯨の置物

扉を開くと、クジラのモチーフが。「3rd HOUSE 稲村ヶ崎」はクジラをシンボルにしており、施設内の至る所にクジラが隠れているのです。なぜクジラなのかというと、部屋から見える江ノ島がクジラに見えるということで、お守り的な存在になったそう。砂時計や鉢植えの中など、細部に渡りクジラが隠れているので、子どもは「こんなところにもクジラがいたよ!」と、宝探しならぬクジラ探しに夢中でした。

充実のオプション

サーフボードと自転車が並んでいる
エントランスには、電動自転車、釣具、サーフボードに望遠鏡まで。これらは全て貸し出し無料。自転車で近くの海やカフェを回るのもいいですね。ドローンで空から記念撮影もできるので、気になる方はコンシェルジュまで。

<無料レンタル/オプション例>
・電動スクーター(要原付免許)
・チャイルドシート付電動補助付き自転車
・電動キックボード(要原付免許)
・バスケットコート
・ファンボード
・磯釣りセット
・ハーバリウムセット
・ドローン記念撮影
・天体観測

そのほか、有料オプションではウクレレレッスン、ヨガレッスン、エステ、それとベビーシッターもお願いできるので、ワーケーション利用もできます。ガラス制作体験や蕎麦打ち体験もできるので、「こんなことしたい」「どんなことができる?」という場合は、コンシェルジュに相談してみましょう。還暦のお祝いや会社の研修旅行で利用する方も多いようです。

全部屋、圧巻のオーシャンビュー

ツインのベッドルーム

2階はツインルームが4部屋。全ての部屋がオーシャンビューです。デスク完備なので仕事場としても使えます。

クジラモチーフの飾り

各部屋の名前も「ながす」「みんく」と言ったようにクジラからつけられています。

いざ3階へ。階段だけでなくエレベーターもあるので、足の悪い方やシニアの方でも安心です。エレベーターの扉が開きまず目に入るのは、キラキラと光が反射する海。広い窓からは日光がたっぷり降り注ぎ、とても明るい。

目の前に海が広がるリビングルーム

リビング横のバルコニーにはハンギングチェアやビーチベッドがあるので、夕日を見ながら一杯飲むのも良いですね。

キッチンにはカトラリーや調理器具が完備されているので料理もできますし、出張シェフを呼んでも。ビールサーバーやかき氷機などもあります。

海が見えるジャグジー

屋上ではBBQやジャグジーも楽しめます。まもなくオーシャンビューサウナも設置予定とのこと!サウナーにはたまりませんね。ただし周りに住宅があるので、21時以降はお静かに。

1泊2日の過ごし方

3世代で楽しめる、とのことで5歳の息子、アラフォー母、アラ古希おばあちゃんの3人で宿泊してみました。

<15時>
チェックイン後、母はリビングで仕事。その間子どもとおばあちゃんは海へ。拾った貝殻やシーグラスなどを持ち帰れば、無料でハーバリウムにしてくれます。
足が砂だらけになっても、1階にもシャワーがあるので流すことができます。

<16時半>
海を見ながら、オーガニックアロマトリートメントを体験。好きな香りに包まれながら、極上のマッサージを受け、一年頑張った自分を労います。夕刻にはじっくりと空がピンクに変わる様子を眺めて、夢見心地とはまさにこのこと。

スパルーム

息子はおばあちゃんと一緒にリビングにあるゲームやオセロを楽しみ、そのまま寝てしまったようです。

ソファで寝る子供

<18時>
出張シェフを呼んで夕食。この日は湘南を中心にケータリングを行う「空の食卓」のシェフにお願いしました。大人用は鎌倉野菜を使ったカルパッチョやクルミと生ハムのパスタなど、見た目も美しくおいしい料理を満喫。

ダイニングテーブルに料理が並んでいる

子ども用には3色ごはん、唐揚げ、タコさんウィンナー、ポテトなど大好物の詰まったプレートを。ボリュームがありますが、しっかり完食しました。

お子様プレート

シェフおすすめのお店やお仕事のお話など、会話も弾み、とっても充実した時間になりました。子どもがいる場合、レストランに行ってもなかなか落ち着いて食事ができないので、(コース料理なんてもってのほか)部屋で本格的な料理を楽しめるのはとても嬉しいですね。

<20時>

ガラス張りのバスルーム

お風呂もオーシャンビュー!窓ガラスはマジックミラーになっていて、昼間は外から見えないようになっていますが、夜は透けて見えてしまうそうなので、ブラインドを閉めて入ってくださいね。

バスソルト

入浴剤の種類も豊富!オーナーおすすめのバスソルトを入れて、海を見ながら広々としたお風呂で一年の疲れを癒せます。

<21時>
3人で備え付けのオセロやボードゲームに挑戦。
子どもを先に寝かせた後は、大人の時間。バルコニーでお酒を飲んだり、マッサージ機で休んだりと自由にゆっくりと過ごしました。

<翌7時>
朝風呂に入ったあと、バルコニーでコーヒータイム。

<8時>
太陽の光をたっぷり浴びながら朝食。野菜やフルーツたっぷりでとてもヘルシー。

ダイニングテーブルに料理が並んでいる

<9時半>
中庭でバスケットを楽しんだあとは、施設内のビュースポット・鯨見橋でクジラ探し。鯨見橋は宿泊者以外も自由に利用可能でクジラを見つけると、無料で宿泊できるそう!オーナーの遊び心が出ていますね。

バスケットゴール

<11時>
チェックアウト

約20時間の滞在でしたが、美しいリビングからの景色とこだわりの詰まった設備やサービスに感銘を受けっぱなしでした。一年頑張ったご褒美に、ぜひ「3rd HOUSE 稲村ヶ崎」で至極の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

<施設概要>
「3rd HOUSE 稲村ヶ崎」
神奈川県鎌倉市稲村ガ崎3-5-22
https://3rd-house.jp/
◆料金(1棟貸し切り料金2名利用時)
エグゼクティブスイート西棟:スタンダードプラン【素泊まり】:202,070 円~
ジュニアスイート東棟:スタンダードプラン【素泊まり】:121,240 円〜
※シーズンにより異なる。最新の価格はHPでご確認ください。

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ライター

岡 のぞみ

広報・ライター。5歳の息子と夫の3人暮らし。営業、留学カウンセラー、コンビニの広報を経て独立。現在は、横浜と湘南を拠点に活動。

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