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2022.12.15

四季折々の体験を!津軽文化が光る温泉宿【界 津軽】

 

青森県・大鰐温泉に位置する星野リゾートの温泉旅館【界 津軽】。客室から大浴場、食事、そしてこの宿だけの特別な体験まで、その見どころをお届けします!

名湯、美食、絶景……津軽の魅力を存分に満喫

弘前から電車で10分、古くから湯治場として知られる津軽の奥座敷に佇む【界 津軽】。歴史ある名湯・大鰐 (おおわに) 温泉や、豊かな地元の食材を使った料理、そして津軽三味線をはじめとしたこの地の文化に触れられる温泉旅館です。

暗くなってきている空の下で木々や建物、地面に雪が積もり、建物内の明るい光が外を照らしている界 津軽の外観写真▲界 津軽 外観 (冬)

今回はそんな界 津軽の魅力をたっぷりご紹介します!

津軽文化と四季を味わう「津軽四季の水庭」

界 津軽でまず見逃せないのが、2019年4月のリニューアルの際に生まれた「津軽四季の水庭」。津軽の地に根付いた文化や芸能を堪能し、季節ごとの風情を感じられる空間です。深みのある独特な風合いが特徴の「津軽金山焼 (かなやまやき) 」や、色ガラスを美しく調合した「津軽びいどろ」など、津軽の伝統工芸品に触れながら、季節ごとに異なる水庭の風景を楽しめます。リンゴ酢やごぼう茶など、青森ならではの飲み物の提供も。

津軽金山焼の燈籠で通路や水面がライトアップされた夜の水庭の写真▲春:津軽金山焼の燈籠

水に浮かんだり空中に吊るされたりしている津軽びいどろの灯りが、水面に反射している夜の水庭の写真▲夏:津軽びいどろの灯り

手前の通路に椅子とテーブルが置かれ、その向こうに水面、そのさらに奥に紅葉した木々が広がる昼間の水庭の写真▲秋:紅葉した木々と水庭

雪が積もった景色の中にかまくらがあり、こぎん燈籠でライトアップされた夕暮れの水庭の写真▲冬:こぎん燈籠とかまくら

津軽の伝統文化に触れる「ご当地楽」

宿にいながらその土地の文化に触れられる「ご当地楽」は、界ブランドの名物。界 津軽では、「津軽三味線」や「津軽こぎん刺し」の体験が用意されています。

名画の前で披露される迫力の津軽三味線

津軽地方の三味線は「叩き」を主とする打楽器的な奏法が特徴で、空気を震わす独特の音色が聴く者を圧倒します。界 津軽では、なんと津軽三味線の生演奏を毎晩実施。全国チャンピオンの渋谷幸平氏が奏でる音を、日本画の巨匠・加山又造による津軽の風景を描いた壁画「春秋波濤 (しゅんじゅうはとう) 」の前で堪能するという贅沢な体験が待っています。

壁画「春秋波濤」を背景に、真ん中に渋谷幸平氏、その左右に女性が座って三味線を演奏している写真▲ご当地楽 津軽三味線

自分だけのしおりを作る「津軽こぎん刺し」体験

青森を代表する伝統工芸のひとつ「津軽こぎん刺し」に挑戦! 誰でも簡単にできるようアレンジされた、オリジナルの紙製しおりを作ることができます。自分の手で一針一針縫えば気持ちもなごみ、柄が仕上がっていく楽しさを感じられるはず。

図案が書かれた説明書を机に広げ、左手に四角い紙を持ち右手に針を持って菱形の模様を刺している人の手元の写真▲津軽こぎん刺し体験

現代に生きる伝統工芸が散りばめられた「津軽こぎんの間」

「津軽こぎん刺し」の美しいシンメトリーな模様は、レトロにもモダンにもアレンジしやすく、現代の生活に溶け込むのもうれしいところ。界 津軽では、そんなこぎん刺しの魅力をふんだんに盛り込んだご当地部屋「津軽こぎんの間」を用意。青森県出身のkoginアーティスト・山端家昌氏のプロデュースにより、障子や掛け軸、行灯など、いたるところにこぎん刺しが取り入れられています。

手前にベッド2つ、奥にソファや障子、窓がある客室の写真▲客室「津軽こぎんの間」和室リビングスペース付

また、デザインは近代建築における巨匠ル・コルビジエに師事し、モダニズム建築を実践した日本の建築家、坂倉準三氏が創設した建築設計事務所が担当。客室棟の廊下ではこぎん模様の幻想的な灯りが天窓や壁へ映し出されているので、そちらもぜひ注目してみてください。

こぎん模様の灯りで壁や天井、床が照らされた廊下の写真▲木漏れ日kogin

名湯・大鰐温泉を青森ヒバの湯船で満喫

湯船に青森ヒバが使用された大浴場。夏には新緑、秋には紅葉、そして冬には雪景色と、温泉に浸かりながら四季折々の風景を眺めることができます。

りんごが浮かんだ湯船が手前にあり、奥にある窓の向こうには雪景色が見える大浴場の写真▲雪見風呂イメージ

そんな大浴場が、2022年11月にリニューアル。内湯の外にある水庭に張り出した場所に、湯船を囲うようにアーチがついた「かまくら露天風呂」が誕生しました。厳冬期には1メートルを超える積雪があるこの地ならではの気候を活かし、まるでかまくらの中に入っているかのような気分で、しんしんと降る雪を眺めながら温泉を満喫できます。さらにかまくら露天風呂から望む水庭には、温もりあるデザインとやわらかい光をたずさえた、津軽こぎん刺しがあしらわれた行灯を設置。古くから湯治にも使われてきた大鰐温泉のとろみの湯に身をまかせ、芯から温まる心地よさを感じて。

湯船の上にかまくらのようなアーチがあり、その周囲の水庭に行灯が浮かぶ「かまくら露天風呂」のイメージイラスト▲かまくら露天風呂イメージ

青森の贅を尽くした会席料理

日本海、太平洋、津軽海峡と豊かな漁場に囲まれ、贅沢な海産物が豊富に揃う青森。そんな魅力的な食材を用い、津軽の食文化を意識して一品一品丁寧につくられた料理からは、季節の移り変わりを鮮やかに感じ取れます。なかでも注目は、季節と地域にこだわった食材を、ときに伝統的に、ときに革新的な調理法で味わう季節の特別会席。お酒好きの人なら見逃せない、青森が誇る地酒と料理のマリアージュも味わえます。

花見蟹が盛られた皿や、料理がのった小皿や大皿が並んでいる写真▲春:大間のまぐろと花見蟹の会席

大きな四角い氷でできた器に鮑が盛られ、その奥に火にかけられた鍋が置かれている写真▲夏:鮑の氷しゃぶしゃぶ会席

大きなまぐろの切り身やまぐろの刺身、寿司、鍋、小皿が並べられた写真▲秋~冬:大間のまぐろづくし会席

界 津軽は青森のほぼ中央に位置しているので、世界自然遺産の白神山地、レトロモダンな弘前、絶景を楽しめる八甲田や奥入瀬渓流など、周遊旅の拠点としても最適です。季節ごとに味わいも変わる温泉旅館に、ぜひ注目を。

界 津軽

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