「OMO」ブランドとして四国初進出
いよいよ始まったNHKの連続テレビ小説「あんぱん」を見て、高知や四国へ行きたい気持ちが高まっている人もいるのでは? 四国旅・高知旅の拠点におすすめしたいのが、2024年6月13日、高知県高知市にグランドオープンしたばかりの「OMO7高知(おも) by 星野リゾート」(以下、OMO7高知)です。
OMOホテルとは?
「OMO」は星野リゾートが展開する、街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける新感覚の「街ナカ」ホテル。OMOの後ろにある数字はサービスの幅を表していますが、OMO1・OMO3・OMO5・OMO7ホテルに共通しているのは以下の3つです。
旅に便利な機能が詰まったパブリックスペース「OMOベース」
「OMOベース」は、旅行者とローカルがシームレスにつながるパブリックスペース。各土地の特色が盛り込まれたインテリアにテーブルや椅子、ソファなどが設置され、旅の拠点にも憩いの場にもなる空間です。
OMO7高知のOMOベースは、空間全体に杉をふんだんに使っているのが特徴です。中央に位置する大階段は吹き抜け仕様で、開放感たっぷり。あたたかみのある空間でもありながら、カラフルな色使いでよさこい祭りや宴会文化、南国らしい温暖な気候など、高知を表現しています。
スタッフが自ら足を運んで集めた、ディープな情報が満載の「ご近所マップ」
ホテルから徒歩圏内の「街」を知り、新たな発見や出会いを通して街に溶け込むことをサポートする「Go-KINJO」サービス。そのうちの一つが、スタッフが自ら足を運んで集めたディープな情報が掲載された「ご近所マップ」です。
OMOベースに設置されたOMO7高知のご近所マップは、幅3.6メートル、高さ3メートルと見どころ満載。ガイドブックには載っていないディープなお店やご近所のおすすめスポットなどが詰まっており、徒歩圏内で行けるというのも魅力です。
木製のイスが用意されているので、マップをじっくり見ながら旅の予定を立てることもできます。
ホテルから徒歩圏内の〝街〟を知ることができるサービス「ご近所アクティビティ」
「Go-KINJO」サービスを構成するもう一つのコンテンツが、街を愛するOMOレンジャーのガイドのもとに楽しむ「ご近所アクティビティ」。
▲ちっくと食べやぁ、グルメな木曜市ツアー
地元密着感がたっぷり得られる木曜市を舞台にした「ちっくと食べやぁ、グルメな木曜市ツアー」は、高知の食と人の魅力を体感しながら巡るツアーです。土佐弁で快活、働き者、勝ち気で活発などといったエネルギーに満ちた女性〝ハチキン〟店主たちと交流しながら、食材や商品のおすすめを
紹介してもらったり、木曜市の看板グルメ「いも天」やソウルドリンク「冷やしあめ」の食べきりサイズを試食・試飲したり*と楽しめます。
*出店状況により試食・試飲内容の変動あり。
OMO7高知の〝7〟は?
OMO7高知の〝7〟はフルサービスホテルであることを示しています。大浴場やビュッフェスタイルの朝食も用意されているのが特徴です。
家族旅行におすすめしたい5つのポイント
「こじゃんと楽宴(らくえん) さぁ、夜さ来い!」をコンセプトに、活気に満ちたよさこい祭りや、高知のもてなし文化を体感できるOMO7高知。ここからは、子連れ旅におすすめのポイントをピックアップしていきます。
くつろぎながらおしゃべりできる客室
客室は、8タイプ全133室を完備。土佐和紙の壁紙や檜の家具でリラックスできる空間です。高知の宴会文化「おきゃく」をコンセプトにした部屋では、輪になって集まれる円卓と皿鉢(さわち/高知の宴会に欠かせない大皿料理のこと)をイメージした台が居間に設置されています。
4名まで宿泊可能な「うたげスイート」は畳敷きで小上がりの居間が備わり、友人や家族とゆったり寛げる一室。ベッド下にスーツケースを収納できるスペースが確保され、広々と使えるのもうれしいポイントです。
▲うたげスイート
全客室タイプの中でも数が多い「うたげセミスイート」は、窓に沿ったソファで開放感が得られるうえ、横になってリラックスすることも可能です。壁一面が窓とウォールアートになっているので「これは何をしている絵かな? 」なんて話も弾みそう。
▲うたげセミスイート
もうちょっと飲みたい、部屋で晩酌したい、というときには、高知の地酒2本、おつまみ数種、レンタルのべく杯(高知のお座敷遊びで使われる盃)、風呂敷がセットになった「酔っちょれセット」がおすすめです。皿鉢に乗せてワイワイと囲み、高知ならではの宴会気分に浸ってみては。
▲料金 3,200円(税込)
豊かな土佐の自然を取り入れた大浴場&サウナで1日の疲れをリフレッシュ
一日旅を満喫した後は、じっくり体を休めたいもの。内湯、露天風呂、オートロウリュのサウナを備えた大浴場「トサノユ」も、OMO7高知の特筆すべきポイントです。
内湯には、100cmほどの布をつないで大きな1枚のキャンバスに仕立てる「フラフ」を模した、鮮やかで大迫力のタイル壁画が広がります。フラフは昔から幼子の災厄を肩代わりすると言い伝えられ、子供の成長を願って端午の節句にこいのぼりと並んで掲げる高知の工芸品です。
▲営業時間 15:00~25:00、5:00~10:00 ※男女の入れ替え無し、宿泊者限定
▲オートロウリュのサウナ
露天風呂の前には、世界的な植物学者・牧野富太郎博士が愛した土佐の原風景を思わせる緑いっぱいの庭園が広がります。生薬として暮らしのなかで親しまれてきた薬用植物をはじめ、山野草など四季折々の美しい風景を眺めながらの入浴は、心からのリフレッシュにつながる予感です。
▲露天風呂(日中)
▲露天風呂(夜)
湯上がり処では、柑橘と生姜を使った冷たいドリンクを提供。部屋に戻る前、余韻に浸りながらクールダウンすることができます。
それぞれのスタイルで満足できるビュッフェスタイルの夕食/朝食
OMOダイニングでいただけるのは、高知の郷土料理と調理法を取り入れたビュッフェスタイルの食事です。料理が⾊鮮やかに並ぶ高知の宴会料理である「⽫鉢(さわち)」に着想を得た円形のビュッフェテーブルから好きな大皿料理を盛り付け、「マイ皿鉢」を作りながら楽しめます。
夕食では、目の前で仕上げる藁焼きカツオのたたきや芋けんぴが注目メニューのひとつ。大迫力の感動とできたての香りに、食欲を掻き立てられること間違いなしです。郷⼟菓⼦の芋けんぴをはじめ、好きなトッピングで作ったオリジナルパフェも味わえます。
朝食では、高知の郷土料理にインスパイアされたビュッフェメニューの数々に加え、かつおの漬け丼などがラインナップ。ゆずが香る甘酸っぱいフレンチトーストや、日曜市名物「いも天」が作り立てで提供され、朝からエネルギーがみなぎりそう。
ご当地食材をアレンジしたカフェメニューが館内の至るところで楽しめる!
「OMOカフェ&バル」では、カツオを混ぜ込んだソーセージをのせた「カツオドッグ」や、みょうがを丸ごと使った「みょうがネード」など、ここでしか食べられないようなオリジナリティあふれるメニューがそろいます。
店内に限らず同フロアにある大階段やラウンジなどでいただくことも可能です。手頃なスナックから満足感のある一品まで、あらゆる気分やシーンに寄り添うメニューがラインナップされているので、旅の合間やちょっとした休憩利用にもぴったり。
▲OMOカフェ&バルメニュー イメージ
「よさこい楽宴LIVE」をオールシーズン毎晩開催
高知の夏の風物詩であり、高知市民が毎年心待ちにしている夏の一大イベント「よさこい祭り」の熱気と活気を感じてもらうため、 スタッフによる「よさこい楽宴LIVE」が毎晩開催されています。
振付、楽曲、衣装を含むすべての演出が、OMO7高知だけのオリジナル。全3曲の演舞の中、観客も一体となって踊りを体験することができる一幕も。色鮮やかな衣装で躍動感あふれるよさこい踊り、大漁旗「フラフ」がはためく心沸き立つパフォ ーマンスは見逃せません。
高知のよさこい祭り開催時期に合わせられなくても、ホテルでよさこい祭りを体感できるのは魅力的。賑やかな夜を過ごした後は温泉でゆったり休み、郷土料理も並ぶ朝食でエネルギーチャージする。OMO7高知でそんなホテルステイを堪能してみてはいかがでしょう。
Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けたファッション&ビューティをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれや美容を楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッション感度の高いエディターを通して発信中。
WEB Domani
あわせて読みたい