【目次】
【100人に質問】ミステリー映画を観ることがある?
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)
まずは、ミステリー映画を観ることがあるかをワーママ100人にリサーチ。結果は「はい」が30.9%、「いいえ」が69.1%と、1/3近くの人が観ると回答しました。
【質問】ミステリー映画を観るのはどんなとき?
では、ミステリー映画を観るのはどんな時なのか、きっかけとなるタイミングを教えてもらいました。
時間があるとき
「じっくり映画の世界に入る時間があるとき」(30代・愛知県)
「暇なとき、ワクワクしたいとき」(30代・三重県)
「ゆっくり観る時間があるときはミステリーを観ます。推測しながらワクワク観るのが好き」(30代・大阪府)
「ゆっくり時間があって、じっくり考えながら作品を観たいとき」(40代・山形県)
「気持ちに余裕があるとき」(40代・石川県)
話題の映画
「映画館ではそのとき話題になっていたら」(30代・神奈川県)
「最後にひっくり返されるようなラストで話題性がある映画」(40代・神奈川県)
「話題になっているとき。ランキングで上位に並んでいるとき」(40代・栃木県)
好きなキャスト・好きな作家
「好きなタレントさんが出ている作品」(40代・石川県)
「好きな俳優さんが出ていると観る」(40代・福岡県)
「東野圭吾の小説を映画化したシリーズ」(30代・千葉県)
ミステリーが好き
「ミステリーは特に好きだから」(40代・東京都)
「日常的に観ている」(40代・京都府)
その他にはこんな答えも
「原作本を読んだとき」(40代・長崎県)
「休日に家事をしながら」(30代・愛知県・子ども2人)
【邦画】おすすめのミステリー映画は?
続いては、みなさんにおすすめのミステリー映画を聞きました。まずは邦画からご紹介します。
【1】劇場版名探偵コナン ハロウィンの花嫁
■見どころ・あらすじ
劇場版『名探偵コナン』シリーズの25作目。ウエディングドレスを着た警視庁・佐藤刑事の結婚式が、渋谷ヒカリエで執り行われていた。コナンたち招待客が見守る中、突如乱入してきた暴漢が佐藤刑事に襲いかかり、守ろうとした高木刑事の身に危険が迫る…。犯人は誰なのか、コナンファンでなくとも推理に手に汗にぎる作品。
【『劇場版名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の基本情報】
・初公開:2022年4月15日
・監督:満仲勧
「『コナン』シリーズは面白く観られる』」(40代・徳島県)
「『コナン』。子どもと一緒に楽しんでいる」(40代・徳島県)
【2】劇場版 SPEC ~結~ 漸ノ篇
■見どころ・あらすじ
警視庁公安部の特殊捜査官当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)は、特殊能力(=SPEC)を持った犯人に立ち向かう、未詳事件特別対策係(ミショウ)捜査官として活躍。「未来予知」「念動力」などのスペックを駆使する犯罪者に立ち向かっていた。しかし、スペックホルダーたちは国家を揺るがすほどの存在となっていき、人類との覇権争いに乗り出す。
『劇場版 SPEC 〜結〜漸ノ篇』の基本情報】
・初公開: 2013年11月1日
・監督: 堤 幸彦
「『SPEC』。スケールが大きい」 (30代・福岡県)
【3】あなたの番です 劇場版
■見どころ・あらすじ
空前のヒットとなったドラマ『あなたの番です』。幸せいっぱいの新婚生活を始めるはずが一転、住民たちの“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていく…視聴者の考察が大いに盛り上がったドラマの劇場版は、海上に浮かぶクルーズ船が舞台に。引っ越しから2年後、菜奈と翔太の結婚パーティーにマンションの住民たちが招待され…。逃げ場のない船上で、またも起こる連続殺人。新たな『あな番』ミステリーに引き込まれます。
【『あなたの番です 劇場版』の基本情報】
・初公開:2021年12月10日
・監督:佐久間紀佳
「『あなたの番です』は外せない」 (40代・山形県)
【4】キャラクター
■見どころ・あらすじ
優れた画力を持つ漫画家のアシスタント・山城は、純粋な性格上、悪役を描くことに苦戦していた。ところがある日偶然、殺人事件現場に遭遇し犯人の顔を目撃してしまう。やがて、その犯人の姿を元に、新しいサスペンス漫画を生み出し人気の漫画家となる。しかし、それを機に危険な事態に巻き込まれていく…。
【『キャラクター』の基本情報】
・初公開:2021年6月11日
・監督:永井聡
「『キャラクター』はドキドキする」 (40代・埼玉県)
【5】スマホを落としただけなのに
■見どころ・あらすじ
いつものように彼氏に電話をかけた麻美は、スマホから聞こえるまったく聞き覚えのない男の声に驚くが、たまたま落ちていた彼氏のスマホを拾った人物だった。彼氏が落としたスマホが無事に戻ってきたものの、その日から不審な出来事が次々に起こる。身に覚えのないクレジットカードの請求、それほど親しくない友人からの執拗な連絡…。一方その頃、ある山中で若い女性の遺体が次々と発見される事件が起こり、すべての遺体には、いずれも長い黒髪が切り取られているという共通点があった。
【『スマホを落としただけなのに』の基本情報】
・初公開:2018年11月2日
・監督:中田秀夫
「『スマホを落としただけなのに』。他人ごとでないと怖くなる」 (40代・福岡県)
【6】マスカレード・ホテル
■見どころ・あらすじ
東野圭吾原作の人気作。とあるホテルが連続殺人事件の新たな犯行現場として警察に予告される。これを受け、ホテルマンに扮装して潜入捜査を敢行するエリート刑事の男と、その教育係を務めることになったホテル従業員の女性。2人は互いに衝突を繰り返しながらも、次第に事件の核心へと迫っていく。木村拓哉と長澤まさみがタッグを組んだ劇場版第一弾。
【『マスカレード・ホテル』の基本情報】
・初公開:2019年1月18日
・監督:鈴木雅之
「『マスカレードホテル』。シリーズで楽しめる」(40代・山形県・子ども1人)
【7】マスカレード・ナイト
■見どころ・あらすじ
ある日、警察に匿名の密告状が届く。それはホテル・コルテシア東京で大みそかに開催されるカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”に、数日前に起きた殺人事件の犯人が現れるというものだった。パーティ当日、捜査のためホテルに潜入した刑事・新田浩介は、優秀なホテルマン・山岸尚美の協力を得て任務に当たる。しかし、500人の招待客は全員仮装し顔を仮面で隠しており、二人は殺人犯の特定に苦戦…。
【『マスカレード・ナイト』の基本情報】
・初公開:2021年9月17日
・監督:鈴木雅之
「『マスカレード・ナイト』。華やか」(30代・千葉県)
【8】ユリゴコロ
■見どころ・あらすじ
幸せな結婚を前にしたはずの亮介は、父の死期が迫っていることを知らされた上に、婚約者の失踪を知り不幸が立て続けに襲う。そして、父の書斎で1冊のノートを見つけ、「ユリゴコロ」と書かれたそのノートには、人の死でしか自身の生を実感できない女性の衝撃的な告白が書き記されていた。その内容が事実か創作か、そして自分の家族とどんな関係があるのか──亮介はその内容に惹きつけられていく。謎に包まれた殺人者・美紗子役を吉高、彼女と運命的な出会いをする洋介役を松山ケンイチ、ノートを発見しその秘密に迫る亮介役を松坂桃李がそれぞれ演じる。
【『ユリゴコロ』の基本情報】
・初公開:2017年9月23日
・監督:熊澤 尚人
「『ユリゴコロ』。ゾクゾクと怖くなる」(40代・山梨県)
【9】哀愁しんでれら
■見どころ・あらすじ
立て続けの不幸に見舞われ、一晩ですべてを失ってしまった女性が、開業医の男性と運命的な出会いを果たす。相手の男性はシングルファーザーだったが、一生懸命子育てをしている姿に魅力を感じ、更には子どもにも懐かれ2人は結婚することに。人生のどん底から一転し幸せを手にした彼女だったが、その先には予測不能の展開が待っていた。“幸せ? 不幸せ? 価値観が乱高下する禁断の裏、おとぎ話サスペンス”がテーマの本作。
【『哀愁しんでれら』の基本情報】
・初公開:2021年2月5日
・監督:渡部亮平
「『哀愁しんでれら』。最後はいい感じにまとまっている(30代・大阪府)
【10】去年の冬、きみと別れ
■見どころ・あらすじ
芥川賞作家・中村文則のサスペンス小説を、岩田剛典主演で実写映画化。婚約者との結婚を間近に控えた新進気鋭のルポライター耶雲恭介は、盲目の美女が巻き込まれた不可解な焼死事件と、容疑者の天才写真家・木原坂雄大について自ら本人に近づき、その真相を密かに調べはじめる。しかし、男の魔の手は、いつしか耶雲の婚約者に及ぼうとしていた。
【『去年の冬君と別れ』の基本情報】
・初公開:2018年3月10日
・監督:瀧本智行
「最後のどんでん返しがいい」(40代・石川県)
【11】告白
■見どころ・あらすじ
湊かなえのミステリー小説を映画化。ある中学校の1年B組の担任を務める女性教師の森口(松たか子)は、愛娘を学校のプールで殺害される。学年末の終業式、女性教師は37人の生徒を前に衝撃的な告白を始める。それは、このクラスの生徒が娘を殺したのだというのだった。
【『告白』の基本情報】
・初公開:2010年6月5日
・監督:中島 哲也
『『告白』。話題作なので観た」(30代・愛知県)
【12】容疑者Xの献身(「ガリレオ」シリーズ)
■見どころ・あらすじ
男性の惨殺死体が発見され、身元は無職の富樫慎二と判明。そこで貝塚北署の新人女性刑事・内海は捜査に乗り出し、被害者の元妻・花岡靖子へ聞き込みに当たる。そんな中、靖子の隣人である高校数学教師・石神哲哉が「ガリレオ」こと湯川と同じ帝都大出身だと知った内海は、さっそく湯川へ相談を持ちかける。内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが…。
【『容疑者Xの献身』の基本情報】
・初公開:2008年10月4日
・監督:西谷 弘
「『容疑者Xの献身』。ガリレオのドラマが大好きだったので」(30代・愛知県)
【13】真夏の方程式(「ガリレオ」シリーズ)
■見どころ・あらすじ
ガリレオシリーズの劇場版第2作。美しい海辺の町での海底資源開発計画の説明会に招かれた物理学者・湯川。子ども嫌いで有名な湯川が、10歳の少年・恭平と海辺の町で夏を過ごすことになるが、旅館の近くで男性の変死体が発見される。遺体の身元が「緑岩荘」に宿泊していた元捜査一課の刑事・塚原だということが分かり、地元警察は塚原の死を転落死として処理しようとするが、現地入りした捜査一課の岸谷美砂は、塚原の死に不可解な点があることに気づき、湯川に事件解決への協力を依頼する。
【『真夏の方程式』の基本情報】
・初公開:2013年6月23日
・監督:西谷 弘
「『真夏の方程式』。海辺の映像がきれい」(40代・京都府)
【14】クリーピー 偽りの隣人
■見どころ・あらすじ
大学で犯罪心理学を教える元刑事の男が、刑事時代の同僚である野上から、6年前に起きた一家失踪事件の分析を依頼され、唯一の生き残りである長女の記憶を探るが真相にたどり着けずにいた。一方で、妻と暮らす彼は、ある日隣人・西野の娘から、実は西野が父親ではなく全くの他人であるという驚くべき事実を打ち明けられる。深い闇が、彼ら夫婦もろとも飲み込もうとしていた。
【『クリーピー 偽りの隣人』の基本情報】
・初公開:2016年6月18日
・監督:黒沢 清
「『クリーピー』。ゾクゾクさせられる」(40代・石川県)
【洋画】おすすめのミステリー映画は?
【1】9人の翻訳家 囚われたベストセラー
■見どころ・あらすじ
世界的ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』をはじめとするダン・ブラウンの小説の出版秘話から着想を得たミステリー映画。フランスの人里離れた村にある洋館に、ミステリー小説完結編の各国同時発売に向けて、9人の翻訳家が集められた。翻訳家たちは外部との接触を一切禁止され、原稿を翻訳していく。しかしある夜、出版社社長のもとに「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば全ページを流出させる」という脅迫メールが届く。
【『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』の基本情報】
・初公開:2020年1月24日
・監督:レジス・ロワンサル
「『9人の翻訳家』。物語が二転三転するのが面白かった」(30代・広島県)
【2】ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
■見どころ・あらすじ
世界的ミステリー作家にして富豪のハーラン・スロンビーが85歳の誕生日を迎え、家族が集う中、ニューヨーク郊外にある彼の豪邸でパーティが開かれる。ところが翌朝、ハーランは遺体で発見される。そこに現れる探偵ブノワ・ブラン。匿名の依頼を受けて刑事と一緒に屋敷に出向くが、殺人ではないかと考え、騒然とする家族を尻目に捜査を始める…。
【『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 』の基本情報】
・初公開:2020年1月31日
・監督:ライアン・ジョンソン
「『ナイブズアウト』。笑える要素もあり、ある意味楽しく観られる」(40代・栃木県)
【3】ミスト
■見どころ・あらすじ
のどかな田舎町で妻子と暮らす男性。激しい嵐の翌日、彼は湖の向こう岸に発生した異様に深い霧に懸念を抱きながらも息子と共に買い出しに出かける。すると、その不気味な霧は間もなく混み合うスーパーマーケットに迫り、ついには町全体を飲み込むように覆い、住民たちは身動きが取れなくなってしまう。やがて霧の中に潜んだ正体不明の生物が彼らを襲いはじめ…。原作とは異なる衝撃のラストが全米公開時に大きな話題を呼んだ。
【『ミスト』の基本情報】
・初公開:2008年5月10日
・監督:フランク・ダラボン
「恐怖に直面した時の人間関係が怖い。『ミスト』」 (40代・栃木県)
【4】ボーン・コレクター
■見どころ・あらすじ
科学捜査官のライムは、4 年前に傷を負い手足の自由を奪われ寝たきりの身体となっていた。そんなある日、パトロール警官のアメリアが無残な変死体を発見。現場に残された意味不明な証拠を素早くカメラに収めた。アメリアの的確な判断に感心したライムは彼女を助手に任命。以後彼女はベッドから無線で指示を送るライムの手足となり、事件の捜査にあたる。
【『ボーン・コレクター』の基本情報】
・初公開:2000年4月15日
・監督:フィリップ・ノイス
「『ボーン・コレクター』。デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーがいい」(30代・三重県)
【5】オリエント急行殺人事件
■見どころ・あらすじ
アガサ・クリスティの名作ミステリーをケネス・ブラナー、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルスら豪華キャストの共演で新たに映画化。雪崩で脱線し立ち往生してしまった寝台列車オリエント急行で、富豪ラチェットが刺殺された。教授、執事、伯爵、秘書、家庭教師、宣教師、医者など、目的地以外は共通点のない乗客たちと車掌をあわせた13人が、殺人事件の容疑者となってしまう。そして、この列車に乗り合わせていた探偵ポアロは、列車内という動く密室で起こった事件の解決に挑むが、乗客全員に完璧なアリバイがあった。
【『オリエント急行殺人事件』の基本情報】
・初公開:2017年12月8日
・監督:ケネス・ブラナー
「『オリエント急行殺人事件』。色褪せない名作」(40代・長崎県)
【6】ジョーカー
■見どころ・あらすじ
大都会の片隅で、体の弱い母と2人でつつましく暮らしている心優しいアーサー・フレック。「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、彼はコメディアンとしての成功を夢みながらも、大道芸人として生きる。しかし、社会から見捨てられた彼は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。
【『ジョーカー』の基本情報】
・初公開:2019年10月4日
・監督:トッド・フィリップス
「『ジョーカー』。じわじわと怖くなる」(40代・神奈川県)
ミステリー映画で非日常にどっぷり浸かる!
ミステリー映画は往々にして、自分の周りでは起こり得ない物語が描かれます。ゾクゾクと怖いシーンも多いけれど、実は現実逃避したいときにもおすすめのジャンルです。時間があるときにぜひ、ミステリーの世界に没入してみて下さい。
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