オニワッサンは、おにぎりとクロワッサンを掛け合わせた造語
流行に敏感なソウルっ子の間でも話題の新感覚デザートブランド「NUDAKE(ヌデイク)」。今回登場したのはNUDAKEの持つファンタジーの世界観をクロワッサンで再解釈した新しいベーカリー「NUDAKE SINSA THE CROISSANT」。
ベーカリーメニューは全てクロワッサン。野菜たっぷりなものからデザート系まで種類豊富。中でも大注目なのは、シグネチャーメニューの 「オニワッサン」 (おにぎりとクロワッサンを掛け合わせた造語)!
オニワッサンは、丸・三角・四角3つの図形と6つのスペシャルな味で構成。
キムチのピリ辛さにベーコンの塩味の効いた風味でパンチが加わったコク旨な「キムチ」や、香ばしいバジルクリームと爽やかなレモンの調和が魅力な「レモンバジル」、「明太子」など、クロワッサンの生地の甘味と食材本来の旨味を生かした美味しさが口の中いっぱいに広がる。甘じょっぱさが絶妙で、また食べたくなる美味しさ。
ドリンクはシグネチャーメニューの中から「NU LATTE」(8,500ウォン)、「CROI CHOCO LATTE」(9,500ウォン)と「MICRO SHAKE」(9,500ウォン)の2つをオーダー。
ちょこんと乗ったミニクロワッサンが可愛すぎる「MICRO SHAKE」は、甘くて軽やかなピーナッツバターシェイク。ちなみに、クロワッサンライトはわざわざ作られた特注アイテム。
CROI CHOCO LATTEはチョコラテにクロワッサンをひたしながらいただきます。
遊び心、無限大。1日1組だけ予約可能な巨大オニワッサン(完全予約制)。
おやつに食べたいサクサク「CROISTICK」(5,000ウォン)。
(ハムスター愛おしすぎる…)
“クロワッサンを噛んだ時の幸せな気分”がお店全体のデザインのテーマ。まるでミュージアムのようなカフェの中心に構えるオブジェは、見る人々が優しい気持ちになるようにという想いを込め、優雅な曲線を描いているのだそう。
奥のスペシャルルームは先着順。幻想的な空間で過ごす時間は、きっととびきり贅沢。コウルショット(鏡ショット)しても可愛いですよ。
窓から差し込む光にまでこだわり、自然光に見えるようにと人工光を使い演出。そしてよーーく見ると、ソファの裏側にもマイクロクロワッサン。待機用ソファの脚にも。店内の至る所にクロワッサンが潜んでいるので、チェックしてみて。
最近、資本の入った大規模なカフェが増えているけれど、この、真似することのできないアートディレクションと随所に散りばめられた遊び心、NUDAKEはやっぱり別格。アートディレクションが素晴らしいからパッケージも売っていただきたいくらい可愛いんですよ。
ウェイティングの際、キオスク(電話番号を登録しウェイティングできる機械)はないため、並んで待つスタイル。間違いなくウェイティング必須店なので、平日にオープンダッシュすることをおすすめします。
コロナ以降、すっかり人気が落ち込んでしまったカロスキルエリア。ソウルは爆発的な人気店が1軒出来ると、そのエリア自体が人気になる傾向が高いので、NUDAKEがカロスキル人気復活の起爆剤になるかも。
【NUDAKE SINSA THE CROISSANT】
ソウル特別市 江南区 江南大路162 43
(서울특별시 강남구 강남대로162길43)
営業時間:11:00−21:00
Instagram▶︎@nu_dake
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韓国コーディネーター・ライター
東山サリー
ソウル在住/都内出版社で広報として勤務した後、韓国が好きすぎるあまりフリーランスに転身。 ソウルへ移住し現地の最新情報を日々収集している。韓国カフェ通としてテレビ番組『にじいろジーン』にも出演。
著書に『韓国カフェ巡り in ソウル』(ワニブックス)、『本当は秘密にしたいソウルのおいしいもの巡り』(産業編集センター )などがある。
Instagram:@saliy83
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