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2023.11.06

「裸一貫」とはどんな意味の言葉?読み方・語源・例文・類義語などを解説

 

裸一貫とは「自分の体以外には何も持っていない」という意味の言葉です。ビジネスの世界では、自分の力だけで成功した人を「裸一貫から」と形容することがあります。裸一貫の意味・読み方・由来・例文・類語、さらに「裸」という漢字を使ったことわざを解説します。

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「裸一貫」とは?

裸一貫とは、財産も身分もコネも何もないところから、自分の力だけでのしあがって成功をつかんだ人に対して、使われることの多い言葉です。この語句の意味は、デジタル大辞泉では、以下のように記述されています。

空の財布 イラスト

【裸一貫】
自分のからだ以外、資本となるものを何も持たないこと。「―から財を築く」

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

そもそもなぜ「一貫」という表現を使うのか、疑問に感じる人もいるでしょう。裸一貫の意味や読み方、由来などを解説します。

■「裸一貫」の意味と読み方

裸一貫とは、自分の体以外には資本も何も持っていないという意味の言葉です。「腕一本」「ふんどし一貫」といった表現と共通するニュアンスがあります。読み方は「はだかいっかん」です。

裸一貫という言葉は、ビジネスの世界や政治の世界でのサクセスストーリーなどにも登場するため、目にすることもあるでしょう。「自分の体さえあれば、なんとでもなる」という、ポジティブなニュアンスのある言葉といえます。

■「裸一貫」の由来

「裸」という漢字と「貫」という戦国時代に使われていた貨幣の単位をつなげて、「裸一貫」という言葉が生まれました。

「一貫」とは、戦国時代の一文銭1,000枚のことです。なお、江戸時代には一文銭960枚が1貫とされ、さらに明治時代には10銭が1貫とされました。いずれにせよ、それほど大金ではありません。

「一貫」は、ほとんど何も持っていない状態を表しているといえるでしょう。

「裸一貫」の例文

裸一貫という言葉は、基本的にはポジティブな意味で使われることの多い言葉です。何もない状態から挑戦することは、強い気持ちや覚悟を持っていることの表れともいえるでしょう。ビジネスシーンはもちろんのこと、日常会話の中で登場することもあります。

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