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BEAUTY UVケア

2024.05.29

本格的な紫外線の季節に「内側からのケア」を野菜飲料で手軽に!【UVケア勉強会レポート】

 

いよいよ本格的な紫外線の季節! 肌が紫外線を浴び続けると、シミ・シワの原因に…。体の内側まで抜かりなくUV対策するために、野菜のパワーを毎日に取り入れるのもおすすめ。カゴメの勉強会で教えてもらいました!

紫外線対策はインナーケアも重要! そのポイントを教えてもらいました

気温が上がり、ファッションも薄着になるにつれ、やってきた紫外線の季節。日焼け止めや日傘で対策するのはもちろんのこと、「内側からのケア」も重要です。でも、具体的になにをしたらいいの?を学ぶべく、カゴメあざやか生活研究所の『「内側からきれいに」UVケア勉強会』にお邪魔してきました!

にんじんブーケ▲会場には、にんじんでできたブーケが!

カゴメあざやか生活研究所は、「彩り野菜のチカラで、みなさまの生活をよりあざやかにすること」を目指す情報サイトです。今回の勉強会では野菜の持つ美容効果にフォーカス。美容皮膚科医の小林智子先生と、カゴメの研究員の方から、その最新事情を教えてもらいました。

美容皮膚科医の小林智子先生▲美容皮膚科医の小林先生

ここ30年で日本の紫外線量は増えている!

実はここ30年のあいだで、日本の紫外線量は右肩上がりに増え続けているそう。また1年のなかでとくに紫外線量が多いのが4〜9月ごろ。夏本番だけでなく、今からしっかりと対策が必要です。

紫外線を浴びた肌には「活性酸素」が発生し、細胞に「酸化ストレス」を与えます。蓄積したダメージはやがてシミ予備軍である隠れジミの原因に…! 対策のためには日焼け止めや日傘のような物理的なUVカットも重要ですが、もうひとつ取り組んでおきたいのが「抗酸化ケア」。スキンケアやインナーケアに抗酸化成分を取り入れることで、紫外線の季節も健やかな肌を育みます。

抗酸化ケアの効果を高める3つのポイント

  1. 毎日継続的にケアする
  2. 紫外線を浴びる前の摂取が効果的。朝に取り入れる
  3. スキンケア・インナーケアともにおこなう

注目のインナーケア成分「カロテノイド」

抗酸化成分にはさまざまな種類がありますが、紫外線対策でよく耳にするのは「ビタミンC」ではないでしょうか。抗酸化成分の王様とも呼ばれているビタミンCですが、加熱に弱く半減期が短いという注意点も。食材から摂取するためには生で食べないといけないうえ、人体が一度に取り込めるビタミンCは100mg程度とのこと。こまめな摂取が必須です。美肌のためには1日1000mgが目標とよく言われますが、手軽に摂取できるサプリでも、1日に何度も飲まなきゃいけないと思うとちょっとめんどうに感じるもの。

そこで注目したい抗酸化成分が「カロテノイド」。にんじんに含まれるβ-カロテン、トマトに豊富なリコピンなど、赤い野菜に多く含まれる成分なのだそう。

トマトとにんじん(C)Adobe Stock

カロテノイドは加熱に強く半減期も長いため、ビタミンCの弱点をカバーできる抗酸化成分なんです。さらに、紫外線の影響で発生しやすい活性酸素である「一重項酸素」に効率的にアプローチできることもわかっています。

体内で作り出すことができないカロテノイドですが、継続して摂取することで体に蓄積させることが可能。まさにこれからの季節、積極的に摂りたい成分と言えそうです!

カロテノイドを効率よく摂取するためには?

カロテノイドが多く含まれるのは、野菜の「細胞壁」という頑丈な部分の中。この細胞壁を壊したほうが吸収率がよくなると考えられます。生のままよりも、ジュースやスープなどに加工して飲むのがおすすめだそう。加工すると、β-カロテンは1.5倍、リコピンは3.8倍も吸収率が上がるというデータも。

ミキサーで細胞壁を壊すことでカロテノイドを効率よく摂取する、にんじんスムージーのレシピも教えてもらいました。

にんじんスムージー

【にんじんスムージーの作り方】

材料(300ml)

にんじん 小1本(正味110g)
赤パプリカ 1/4個(正味40g)
ミニトマト 6個(正味60g)
レモン汁 小さじ1/3
はちみつ(お好みで) 小さじ2〜3
ヨーグルト(無糖) 120g
オリーブオイル 少々

ミキサーにヨーグルト、ひと口大に切ったにんじん、パプリカ(お好みで湯むきしてもOK)、ヘタをとったミニトマト、レモン汁、はちみつを加え、形がなくなるまで撹拌する。仕上にオリーブ油を加えて完成!

※はちみつを使用しているので、満1歳未満の乳児には食べさせないでください

 

もちろん手作りスムージーでなくても、市販のジュースでもOK! にんじんを主とした野菜・果実ミックスジュースの継続摂取で隠れジミ改善が期待できると、カゴメで行われた研究でもわかっているそうです。また、トマトのリコピン摂取が紫外線を浴びた後の肌の赤みを軽減させると海外でも報告されています。

皮膚に蓄積されたカロテノイドを測定! 「ベジチェック®」を体験しました

さて、摂取したカロテノイドは体内に蓄積されるというお話でしたが、その特徴を活用したこんな体験も! 皮膚のカロテノイド量を測定することで、野菜摂取量を推定できる「ベジチェック®」。編集部スタッフもさっそくやってみたところ…。

ベジチェック▲手をかざして数秒待つだけで、推定野菜摂取量を見える化できます

ベジチェックの結果

残念ながら12点中3.8点という結果となり、1日の摂取目標である350gにまったく足りていないことがわかりました…。このままでは皮膚が紫外線に負けてしまいますね(涙)。まずは毎朝野菜飲料を飲んで、手軽に抗酸化ケアを始めていきたいと思います!

このベジチェック®、全国のスーパーなどで体験できるそうです。気になる方はこちらから常設スポットをチェックしてみてくださいね。

カゴメ「あざやか生活研究所」

構成/徳永留依子

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