人を印象づけるパーツって？
突然ですが、みなさんは人を印象づけるパーツはどこだと思いますか？ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社が目もとや口もとの部分の形状変化が進むと、他人から見たその人物の内面の印象にどのような影響を与えるのかを調べる研究を行なっていました。その結果、目は「その人物の意志の強さ、知性、自信」などに関する印象を、口は「親近感」の印象を左右することが明らかになったんだそう。そう言われてみれば確かにそう感じられるかもしれません。というわけで、早速調査内容とその結果を見てみましょう！
人物のCG画像で印象評価を行なった結果…
「目は口ほどに物を言う」という諺がありますが、目や口は果たして何を語るのか？複数の女性の顔を合成した画像を用意し、目もとまたは口もとに対し加齢により生じる形状変化を再現した画像を作成。これらの画像を20～50代女性に見せ、画像の人物の印象を評価してもらい比較しました。
画像加工
基準顔
目もと変更
口もと変更
目もと＆口もと変更
目まわりの加工： 上まぶたのくぼみ、たるみ、くすみ、下まぶたのふくらみ、目の下のシワを付与。
口まわりの加工： 唇に縦ジワと乾燥感、扁平、くすみ、輪郭のぼやけを付与。
評価項目は以下の６つ！
1：この女性は、強い意志、信念を持っている
2：この女性は、イキイキ、ハツラツとしている
3：この女性は、知性と気品がある
4：この女性は、自信に満ちていて、頼りたくなる
5：この女性は、幸せそう
6：この女性と親しくなりたい
※各画像が何歳に見えるかについても評価。
目もとの見た目から意志の強さなどを感じ取っている
目もとに形状変化を施した顔は、基準顔や口に加工を施した顔よりも「強い意志、信念を持っている」「イキイキ、ハツラツとしている」「知性と気品がある」「自信に満ちていて、頼りたくなる」の印象が有意に下がりました（写真上）。形状変化が進むと目尻が下がりやわらかい表情に見えたり、ちりめんじわが増えて目の印象がぼやけたりするため、意志の強さ等を感じにくくなるのではないかと考えられます。つまり目もとは意志の強さを語るパーツといえます。
口もとの見た目からはその人と親しくなりたいか、幸せそうかを判断
「親しくなりたい」「幸せそう」の項目については、口もとに形状変化加工を施した顔のほうが基準顔や目に形状変化加工をした顔よりも有意に下がりました（写真上）。形状変化が進むと、たるみにより口角が下がるため、不機嫌であるかのような印象を与えてしまうためだと考えられます。つまり、口もとは親近感や幸福度を語るパーツといえます。
このように目と口は別々の印象に影響しているということがわかりました。ということは、自分をうまく表現し周囲とコミュニケーションをとるためにも、パーツごとのケアが重要なのではないでしょうか。相手からの印象が悪いよりいいに越したことはないですよね。パーツケア、しっかりと始めてみませんか。この秋発売されるポーラの商品をはじめ、ポーラ・オルビスグループの商品にこの知見を活用したアイテムが登場するようなので、ぜひチェックを！
●評価方法
Web アンケートにて20～50代女性400名（各年代100名）が評価。
1～6について、全くそう思わない～非常にそう思うの10段階で評価。
●期間
2018年4月13日(金)～16日(月)
●各画像の見た目年齢
基準顔：35歳
目もとにのみ老化加工した顔： 基準顔＋11.5 歳（46.5歳）
口もとにのみ老化加工した顔： 基準顔＋3.5 歳（38.5歳）
目もとと口もとに老化加工した顔：基準顔＋14.8 歳（49.8歳）
