［買うべきジャケット］ YLÈVE（イレーヴ）のトラッド柄レトロジャケット
ハンガーにかかっているのを見ると、トラディショナルな雰囲気で、いわゆる「おじっぽさ」が強い印象を受けるけれど、そでを通してみると、そのギャップに必ず驚くはず。肩やバスト周りにはゆとりがあるけれど、ヒップ周りはジャストサイズでつくられているから、すっきりとしたＩラインで着られるんです。ほかにも、小さめにつくられた襟とか、流行のダブルではなく、あえてシングルボタンのところとか、フェミニンさを失わせないディテールひとつひとつに、大人の女性への気づかいを感じます。
イギリスの老舗メーカー、MOON社製の生地はカシミア混でやわらかな風合い。縫製後にワンウォッシュすることでさらに肌なじみよく。￥62,000（アングローバル〈イレーヴ〉）
［買うべきジャケットここもすごい!］
1. メンズ仕様の打ち合わせに感じるこだわり
2. 〝ラペルホール〟のある襟がトラッドな印象
3. 茶色がかった千鳥格子がやわらかい印象
推薦者はスタイリスト
望月律子さん
本誌をはじめ、女性誌などで活躍する人気スタイリスト。大人のきれいめアイテムを軽やかにこなれさせる、丁寧なスタイリングに定評がある。自他ともに認めるジャケット好き。
Domani2018年11月号『と、いうわけで、今買うべきジャケットはどこにある!?』より
本誌撮影時スタッフ：撮影／小林美菜子 スタイリスト／望月律子（KIND）構成／福本絵里香（本誌）
